抗インフルエンザ薬は安全?それとも危険?副作用は大丈夫なの?

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インフルエンザになると、最近では
抗インフルエンザ薬が処方されることがほとんどですよね

私が小さい頃はそんな薬は無かったので
普通の解熱剤などを処方されて、
そのまま安静にして、数日間苦しみながら
インフルエンザを治す、というカタチでした。

ですが、今やインフルエンザにも特効薬が出来て、
タミフルだとかリレンザだとか、聞いたことのある方、
実際に使ったことのある方も居ると思います。

が、一時「副作用」についても騒がれてましたよね。
急に異常行動に出て、それが原因で命を落とす、なんて
事故もあったようです。

今回は抗インフルエンザ薬は安全なのかどうか、
について書いていきます。

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インフルエンザ薬は安全?それとも危険?

インフルエンザになると、とてもつらいものですし、
時には命の危険にさらされることもあります。
ですから、正しい治療方法で治療することが望ましいのは事実です。
そして、現代においてインフルエンザの治療に用いられることが
多いのがタミフルやリレンザなどのインフルエンザ特効薬になります。

実際に私は使ったことはないのですが
(出回ってからインフルエンザになったことがありません。
 まぁ…ならない方助かりますけれど…)
身内がインフルエンザになったときにリレンザを処方
されていましたが、その人の場合は凄まじい効き目でした。

翌日にはもう平熱付近まで戻ってましたからね。

このように、治療には非常に有効的なものであることは
間違え有りません。

しかしながら、副作用の話などもあるので、
危険なのか安全なのか…と思ってしまいますよね。

ポイントをそれぞれ説明していきます。

基本的に安全

色々言われてはいますが、基本的には安全な薬です。
危険であれば、こんな風に一般的に処方されたりは絶対にしません。
確かに、そういう事例があったのは事実ではありますが、
どの薬にも、わずかな確率ではあるものの「副作用」の危険はあります。
相性の問題もありますから、頻繁にそういう事態が起きているのであれば
話は別ですが、
現状だと抗インフルエンザ薬との因果関係もはっきりとはしておらず、
毎年かなりの数の人が処方されていますが、
そういうケースはほとんど聞かないのも事実です。

そのため、100パーセント安全ではないけれども、
安全ではある、というのが現実的なところです。

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100%は存在しない

薬に100%安全なものなんて存在しない。
まずはそれを理解しなくてはなりません。
どんな薬でも、大中小は薬によって差がありますが、
副作用があります。

もちろんタミフル以外にも命にかかわるような事柄も
起きています。

100%安全な薬なんてないのです。
999人が平気でも、一人は相性が合わずに何か
症状が出てしまう可能性もあります。

医者の方が言っていたのですが
市販の風邪薬でも何か起きてしまう人は起きてしまうから、
あまり気にしすぎない方が良い、と仰っていました。

確かに、気にすぎるのも良くない、というのは
事実だと思います。

どれでも同じ…

異常行動はよく騒がれていたタミフルだけではなく
他のリレンザなどでも事例があることです。
ですから、どの薬だったら危険、だとかそういうことは
ありませんし、どれも危険なものではなく、
通常、安心して服用できるものです。

実際に身の回りでは、服用した経験のある人は
何人も居ますが、異常行動を起こしたことのある人はいません。

確かに、そういう症例はあることは事実ですが、
怖がり過ぎるのは良くないことです。
あまり気にしすぎない方が良い、というのは事実だと思います。

そもそこ高熱なので…

そもそも、インフルエンザの時は、非常に高い熱が出ることも
多いので、タミフルだとか、そういうことに関係なく、
脳症を起因とした異常行動などを起こす可能性もあります。

そのため、結局のところ、インフルエンザ薬によるものなのか、
インフルエンザの熱によるものなのか、全てのケースで
それぞれ判断することはできませんし、
インフルエンザの薬を飲んでいなくても、インフルエンザの
高熱によって異常行動を起こすことは十分にあり得る話です。

なので、飲む、飲まないの問題ではなく、
抗インフルエンザ薬が処方された場合でも、
されなかった場合でも、インフルエンザに感染して
症状が出ていること自体が「異常行動」に繋がる可能性がある、
ということです。

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使わないと治らないの?

タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬を使わないと
インフルエンザは治らないのかどうか?
・・・これは、Noです。

タミフルやリレンザを使わずとも、インフルエンザを
治療することはできます。
そもそも、昔は抗インフルエンザ薬などなかったのですから、
もしも抗インフルエンザ薬が無ければインフルエンザを
治せないのであれば今頃人類は全滅しているでしょう^^

ちゃんと、解熱剤などでも、
インフルエンザが治るまで時間がかかってはしまいますが
インフルエンザを治すことは可能です。

危険ではありますが、自然治癒することもありますから、
抗インフルエンザ薬が無くても、
インフルエンザを治すことは十分に可能ですし、
治らないということはありません。

ですが、実際のところ、素直に抗インフルエンザ薬を
服用した方が「より安全」であるのは確かです。

インフルエンザは本当に辛いものですし、
高熱が続ければ続くほど、それだけ異常行動などにも
繋がる可能性がありますから、よほどの理由が無い限りは
医者から処方されたら、ちゃんと服用することをおすすめします。

服用後の注意点

もちろん、過去にそういう事例があったのも事実ですから、
インフルエンザ薬を服用した後は、一緒に暮らしている家族が
居る場合、本人のことを、念のため、注意して見守ってあげることは
大切だと思います。

ずっと見てろ!とかそういうわけではなくて
いつもよりは注意しておいてあげる、ということです。

近くに誰かが居ればもしも異常行動に出たとしても
それを止めることが出来ますし、
そのまま大事に至ることはないはずです。

なので、可能であれば家族が、目の届く範囲に
居てあげることは、大事かもしれません。

タミフルとか関係なく、インフルエンザの熱で異常行動が
起きる可能性もあるわけですからね…。

一人暮らしの場合は難しいですが…
大抵の場合は何事も起こりませんから、恐れすぎないこと、
そして気をしっかりと持つことでしょうか。

流石に友人に「インフルになったから看病来て!」なんて
言っても嫌がられるだけでしょうから…。

過去にそういう経験があるなら…

もしも過去にインフルエンザ薬を利用して、
その際に、異常行動だとか、異常行動までは行かないけれども
何らかの副作用が出たことがある!という場合は、
隠さずに病院での診察時に伝えましょう。
病院の先生が総合的に判断してくれるはずです。

もしもそれでも処方された場合は、家族の方に
しっかりと見守ってもらうことでしょうか。

ただ、病院の先生から何らかの指示はあると思いますから
それに従うのが一番だと思います

まとめ

結論から言えば、安全であることは間違えありません。
危険なものが堂々と処方されることは無いです。

ただ、100%安全な薬はない。
これだけは覚えておきましょう。

タミフルに限らず、市販の風邪薬だってそうですし、
他の薬だってそうです。

飲んだ人との相性もありますし、その他色々な要素
(飲んだ状況とか他の薬との兼ね合いとか)もあるのが事実です。

なので、何も抗インフルエンザ薬だけを恐れる必要は無い、
ということです。
いずれも何事もなく効力を発揮する場合がほとんどです。

過去にそういう経験があるなら別ですが
そうでないのなら、必要以上におびえる必要はありません。

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