口座維持手数料ってなに?いつ始まるの?お金取られるの?

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店員Kです!

「口座維持手数料導入検討」というニュースが流れていますね。
これは、どういうことなの?という人も居ると思います。

その名の通り、銀行口座を維持する手数料…ということで
具体的な取り決めはまだですし、本当に導入されるかも
決まっていない状況(あくまで検討)ですが、
導入されれば、銀行口座を持っているだけで少額とはいえ、
お金が減って行く、というシステムになっています。

今回は、この口座維持手数料というものに
ついていつごろ導入予定なのか、いくらぐらいとられるのか、
導入銀行はどこなのか、についてまとめていきます。

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口座維持手数料とは?

銀行口座を維持するための手数料を預金者から徴収する…というものですね。
口座を維持するための手数料を預金から引き落とす、というカタチに
なると思われます。

要するに、銀行口座を持っているだけで、手数料がかかるようになる…
かもしれない、ということです。
もう少し、詳しく見ていきましょう。

いつ導入されるの?

あくまでも「検討」なので、導入されると決まったわけではありません。
銀行が色々と検討した結果、導入されない可能性もあります。

当初、2018年に話題になった際には、
一応、時期としては平成30年中に結論を出す、とされていて、
2018年中には、この口座維持手数料が導入されるか、
それとも導入されないのかが決まる、ということになっていましたが
現在も特に結論は出ていないようです

仮に導入されるとしてもすぐに、というのはなかなか難しいと思いますから、
運用開始は2020年以降になるのではないでしょうか。
(急に結論が出る可能性も0ではないですけれど…)

少なくとも、今の時点では「いつからスタート」だとか、そういう
具体的な話ではなく、
あくまでも「検討」段階ということになります。

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どこの銀行が導入するの?

現在、検討を始めている銀行は
三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3銀行です。
この3銀行が、他の銀行の動向なども考慮しながら
導入するかどうか決める、ということのようです。

なので、検討結果によってはこの中の一部だけが導入したり
する可能性もありますし、3銀行全てが導入する可能性もあれば
3銀行全てが導入を見送る可能性もあります。

ただ、現実的には1銀行が導入すれば、他の銀行も
追随するでしょうし、
現在検討しているとして名前が挙がっていない他の銀行も、
どこかが始めれば、口座維持手数料を導入する銀行が
次々と増えていくものと思われます。

口座維持手数料はいくら?

口座維持手数料はいくらになるのか。
まだ具体的な検討も行われていないので具体的な金額は不明です。
もし導入されるとすれば、年間数百円~数千円になる、という
予測が出ているようです。

1年間で、そのぐらいなら小さい金額…と思うかもしれませんが、
銀行口座をたくさん持っている人からすれば、
積み重なれば相当な金額になると思いますから、
大変なことかとは思います。

なぜ導入を検討しているの?

なぜ、こんなものの導入を検討しているのか。

詳細は省きますが、日銀のマイナス金利政策というもので
銀行が利益を出しにくくなったことが要因になっていると
言われています。

各銀行などでリストラを行う計画もあるようですが
マイナス金利政策が続く場合、それでも本来の銀行業務で
収益を出すことができなくなってしまうため、
この口座維持手数料を導入しよう…ということのようです。

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現在の状況と海外では?

日本では、本格的に導入している銀行は今現在ありません。
ですが、1社でも口座維持手数料を導入すれば、
恐らく、他の銀行もそれに続き、あっという間に口座維持手数料が
全ての銀行に広がることは安易に予想できます。

ちなみに、海外ではほとんどの銀行がこの口座維持手数料というものを
導入しているようで、日本は逆に珍しい国、ということに
なっているようです。

導入された場合の対策

もしも口座維持手数料が導入されてしまったらどうすれば良いのか。

まぁ、金額にもよりますが、年間数百円~数千円なら払っても良い!
という方は払っても良いかと思います。

ですが、それはちょっと…という場合は銀行の利用を止めるのも
1つの方法です。

もちろん、防犯上は気をつけなくてはいけませんし、
給料振込み用の口座(手渡しできる場合は除く)は必要だと思いますが、
それ以外の口座は使わず、自宅に現金を保管しておく、
そういうのも一つの方法だと思います。

また、結構「使っていない口座」を持っている人も多いと思います。
もしも口座維持手数料が導入されれば、ただお金を取られていくだけの
無駄な口座になってしまいますから、早めに解約した方が良いです。

必要以上に口座をたくさん持っている方も、見直しが必要ですね。
「必要なさそう」な口座は全て解約してしまった方が良いです。
「使う口座」はあっても良いと思いますが「使わない口座」は
全て解約した方が良いです。

導入後、口座維持手数料の存在する銀行とそうでない銀行が
出てくるとは思いますが、
移動はあまり意味ないと思います。
何故なら、どこかが口座維持手数料を導入したのならば、
恐らく、いずれ全ての銀行がそれを導入するでしょうから…。

まとめ

意見は人それぞれだと思います。
「そのぐらい全然問題ない」と言う人も居れば
「もう預けたくない!」と言う人も居るでしょう。
判断は人それぞれで良いと思います。

ただ、どういう意見だったとしても
口座維持手数料が導入された際には
「使っていない口座」は全て解約してしまった方が良いです。
それだけは、完全に無駄になりますからね…。

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