もしも店長が倒れたらどうすればいいの?緊急時の行動!

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店員Kです!

アルバイト先の店長。
休みもほとんどなく、いつも働いているような店長も
多いのではないでしょうか。

しかし、店長も機械ではなく人間です。
無理を続けていれば、いつかは倒れてしまう可能性も。

実際に私が働いていたところでは、
店長が仕事中に倒れた、という事案がありました。

仕事中に店長が突然倒れたら驚きますよね?

そんな、いざという時に慌てないために店長が
倒れたときのための対処法について書いておきます。

こういう緊急事態のときは
迅速な行動が必要ですから、よく覚えておきましょう!

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店長が倒れた!

バイト中にバイト先の店長が倒れる可能性。
これは0ではありません。
と、いうよりもバイトだろうと何だろうと、人間が倒れる
可能性は常にあります。
案外、倒れるときなんていきなりなことが多いものです。

特に店長は日々、休みもなしに
サービス残業などを繰り返していることも多く、
他の人よりも”倒れやすい”環境に居るのもまた事実。

もしものときのための対応を覚えておきましょう。

まずは状況の確認

まず、店長が倒れてしまったら、店長の状態をすぐに
確認してください。
ただ倒れただけなのか。意識を失っているのか。
呼吸があるのかどうか。
それらをただちに把握しましょう。

もしも店長の意識がある場合は、店長に大丈夫かどうかの
確認を行い、店長から話を聞きだしてください。

ここで、複数のスタッフが居る場合は、
店長への応急処置と救急車を呼ぶ担当に分かれて行動しましょう。

一人の場合は、応急処置を行う前に、救急車を呼んでください。

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とにかく救急車を呼ぶ

店長に意識があり、確実に大丈夫な場合を除き、
最初にするべきことは「救急車を呼ぶこと」です。
先に応急処置をしたところで、救急車は呼ばなければ来ません。
複数スタッフが居る場合は、店長の応急処置を行う係と
連絡する係にわかれて行動してください。

一人の場合は、手伝ってくれそうなお客さんが居れば
協力を要請しましょう。
居ない場合は救急車⇒応急処置の順番です。

人命優先で

救急車を呼んだら、ケースによりますが、応急処置を行ってください。
心肺も停止しているようであれば心臓マッサージ及び人工呼吸も
行ったほうが良いです。
やり方がわからなければスマホなどで予め予習しておくか、
救命救急講習などを受講しておくのも良いと思います。

ただ、応急処置は救急車を呼んだ後に行ってください。
呼ばずに応急処置をしていても、救急車は到着しません。

そして、接客についてですが、これは人命を優先してください。
スタッフの人数が十分に足りていて、接客に割ける人員が
あるのであれば、接客を続けても良いですが
無理だと判断した場合は、店内に居るお客さんに事情を
説明して待ってもらうなどして下さい。

また、店内にお客さんが居ない状況であれば
スタッフ急病のため一時営業中止 のような貼紙を貼り、
営業を中断するのも一つの方法です。

このあたりは、今ここで、これ以上説明はできません。
人数・店長の容態・お客さんの数などを考慮して
現場で判断できる人物が判断してください。

本社があるようなお店の場合でも、本社の許可はあとでよいです。
まずは、救急車・応急処置、そしてその上でお客さんを
どうするか考えてください。

本社への報告はその後です。

本社・上司への連絡

バイト先が個人経営のお店などの場合は、この項目は気にしないでOKです。

会社が運営しているお店の場合は、
応急処置・救急車などのめどがついたら、
本社に連絡しましょう。
スタッフが複数居る場合は、手が空いているスタッフが本社に
連絡するのも手です。

連絡先は会社によって違うと思いますから、
一番話を分かってくれそうな上司、もしくは本部に連絡して
店長が倒れたことを伝え、指示を仰ぎましょう。

本社側で、スタッフを派遣してくれたり、
お店がどうするべきかの対応をしてくれると思います。

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救急車到着後は…?

救急車が必要ないようなケースであればここは気にしないで良いですが
倒れた場合は基本的に、救急車を呼ぶ事態になると思います。

救急車到着後は店長が倒れたときの状況をなるべく正確に
伝えます。
あとは、救急隊員の方にお任せしましょう。

その後のお店の営業はどうする?

応急処置を終え、救急隊員にお任せしたあとのお店の
営業をどうするかどうかは、基本的に、本部や本社に
連絡して、指示を仰ぎましょう。
また、店長以外に社員が居る場合は、その方の指示を
仰ぎます。

店長以外の社員が休みの日の場合は
連絡して、店長が倒れたことを伝え、必要とあらば
お店に出てきてもらう必要があります。

社員が店長一人の場合は、バイトのリーダークラスの人に
念のため連絡しておいたほうが良いかもしれません。

店の営業を休止する場合は、戸締りをしっかりとして、
(店長が店に居た、ということは鍵はどこかしらにあるはずです)
そのとき、お店に居るスタッフの中で、一番経験豊富で信頼感の
ある方が鍵を管理すればよいと思います。

また、今後の対応を話し合うために、社員が店長以外に居ない場合は
スタッフの中から一人、本社や上司と連絡を取れる人を
用意しておくことをおすすめします
(いつから営業再開、など確認が取れなくなります)

ちなみに、バイト先が自営業の場合は、本社などがないので
倒れた店長のご家族に連絡が取れればとったほうが良いです。
誰とも連絡がつかない場合は、やむを得ないですが、誰かが
お店の鍵をしめて、戸締りし、店長の回復を待つしかありません。

店長が回復するまで

店長が回復するまでの間、
バイト先が自営業の場合は、営業中止になると思います。
店長の意識があるなら、相談しつつ話を進めていきましょう。
(回復できない、もしくは時間がかかる場合は
バイトをやめる必要が出てくるかもしれません)

会社経営のお店の店長の場合は、
店長が回復するまで、代わりの店長が送られてくるはずです。
その方の指示に従いましょう。
もしくは、店長以外にお店に社員が居る場合は、
その方が、店長回復まで責任者となる可能性があります。

アルバイトスタッフさんにとっても色々と面倒だとは思いますが
そこのバイト先でバイトを続けるのであれば、しばらく
辛抱するしかありません。。

倒れたのが嫌な店長でも…

アルバイト先の店長が良い店長とは限りません。
中には嫌な店長のもと、働いている人も居るでしょう。
あまりにも酷い店長の場合、
目の前で倒れられても「・・・」となってしまう方も
いるかもしれませんが、
ちゃんとするべきことはしておきましょう。

目の前で倒れられて、そのまま亡くなってしまったりでも
したら後味が悪いですし、
もしも対応できるのに対応しなかった、となると
あなたの行動も問われる可能性があります。

ですから、相手がどんな店長であれ、
救急車を呼んだり、応急処置をしたりなどは
するようにしましょう。

文句を言うなら助かったあとです。
「いつも横暴な態度をしてるからバチがあたったんだ!」
ぐらいに心の中であざ笑うなりして、気持ちに整理をつけましょう。

まとめ

アルバイト先で突然店長が倒れた場合は、
まずは人命優先です。
その後のことは、一通りのことをしてから、
どうするべきか、考えていきましょう。

ちなみに、私の勤務先であった事例に関しては
その店長は無事に助かっています。
その後からは、ちゃんと休むようにするなど、
無理しすぎない対策をお店で講じたようです。

もしもあなたのお店の店長が倒れた場合は、
だいぶ無理をしていたのかもしれませんから、
その後の店長の働き方は、改善させたほうが
良いかもしれませんね。

疲労などが原因の場合は、改善させないと
何度でも繰り返しますから。

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