落ちたFFブランド!ファイナルファンタジーはどうして低迷したのか。

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店員Kです!

人気RPGゲームシリーズの
「ファイナルファンタジー」。

今も、昔も大人気であることは事実です。

しかしながら、最近では
この「ファイナルファンタジー」のブランドに
陰りが見え始めているのもまた事実です。

日本におけるRPGゲームといえば
「ドラゴンクエスト」「ポケットモンスター」「ファイナルファンタジー」が
トップ3と言ってイイでしょう。

そして、前者2つは、変わらぬ勢いで、
発売されれば(シリーズ本編は)必ず最初の週で100万本以上の売上、
ミリオンセラーを達成するシリーズです。
外伝作品も、一部を除き、両社とも数十万本の売上を記録するなど、
現在でも業界を引っ張る存在です。

が、ファイナルファンタジーは、最近、この2つに差をつけられつつあります。
例えば、最新作であった「15」はシリーズ本編にも関わらず、
初週ミリオンセラーは達成できませんでした。
これは、異例のことです。

どうして、FFブランドは堕ちてしまったのか。
元ゲーム店店長の経験を元に書いていきたいと思います。

勢いを失ったファンタジー

まず、初めにお断りしておきますが、今でも、ファイナルファンタジーは
爆発的な売上を誇っているのは事実ですし、
人気シリーズであることも事実です。
しかし、過去のような勢いがなくなっている、というのもまた事実です。

例えば、上でも書きましたが
最新作のファイナルファンタジー15の売上は
歴代のシリーズに比べるとかなり低くなってしまっていました。

もちろん、ゲーム全体でみると、それでも恐るべきヒット数なのですが
今や、ドラゴンクエスト、ポケットモンスターと言った作品と
肩を並べる存在ではなくなってしまい、
ワンランク落ちた存在になってしまった感じはぬぐえません。

また、外伝作品に関しても不調で、
ドラゴンクエストが「ビルダーズ」「ヒーローズ」「ジョーカー」などの
作品で安定した売り上げを記録しているほか、
ポケモンに関しても「Go」や「ポッ拳」「不思議のダンジョン」などで
一定の売上を記録しています。

ですが、FFに関しては「零式」のように成功した例もありますが
「ワールドオブFF」や「クリスタルべアラー」など、低い売上のものも
目立ち始めています。

どうして、こうなってしまったのでしょうか。

さらには、FF15に関しては制作中であった
追加コンテンツの開発が中止になったり、特別損失が計上されたりと
とても「成功」と言えるような状態ではなくなっているのも事実です。

FFのブランドが落ちつつある理由は、
何なのでしょうか。

開発費や開発時間がかかりすぎ

まず、これでしょう。
発表から完成までの時間がかかりすぎです。
あそこまで膨大な時間と費用をかけてしまい、
しかもその結果、ユーザーが求めているものとは違う方向を向いている、
というのは厳しいところでしょう。

FF15に至っては元々別のタイトルで発表されていたもので
開発期間は相当な期間です。
ゲーム制作として考えると”異常”です。

延期やタイトル変更を繰り返し、ようやく発売された作品は
結果的に、いつものナンバリングタイトルのような売上を記録できず、
コンテンツの開発も中止になる、という結果に終わりました。

同社の「キングダムハーツⅢ」もそうですし、
「ファイナルファンタジー7リメイク」もそうですが、
流石に時間をかけ過ぎです。

他社のドラクエ、ポケモンといったRPGや、
他の大作と比べても、そんなに時間がかかるゲームは早々ありません。

で、ボリュームがスゴイか、と言われればこれも
そんなに変わらない。むしろクリアだけなら他のRPGの方が
長く遊べるものもあるぐらいです。
映像は、最高レベルですが、目指す方向が商業的に考えると
間違っているのではないでしょうか。

FF7リメイクに関しても、既に発表から相当時間が
経過しています。

ドラクエ、ポケモンと明暗を分けている点は
「開発期間と費用の使い過ぎ」であると考えます。

目指す方向の違い?

近年のファイナルファンタジーは、映像美やストーリーなどに
力を入れている印象です。
もちろん、ゲームもしっかりと作られてはいるのですが、
他のRPGとは異なる方向に力を入れている印象。

クオリティとして考えれば、確かに最高レベルなのですが、
やはり、目指す方向にずれが生じているのは否めないでしょう。

その証拠が、売上の減少。
ドラクエ、ポケモンも時代と共に売上は減少傾向にはありますが、
それでも200万だとか、そういう単位を平気で出すソフトです。
かつては、FFもそうでした

しかし、今は違う。

これは、やはり、好きなユーザーも多いことは事実ですが、
離れているユーザーも多いことは事実なのでしょう。

「13」はイベントシーンが非常に多く
賛否両論でした。
「15」も、賛否両論の作品になっています。

いつの間にか「好き・嫌い」が他のRPGよりも
浮き彫りになりやすい作品になってしまっている、
ということはあるのかもしれません。

迷走が目立つ?

開発方面の迷走が目立つのも、衰退の理由の一つでしょう。
例えば「15」は発売までに色々な延期や変更を繰り返しました。
そもそも最初は13の一部として発売される予定のタイトル
だったのですが、今では全くの別物です。

その上で、追加コンテンツの制作、やっぱりやめます、
みたいなことは、あまり宜しくはないでしょう。

前作にあたる「14」も最初に大失敗して、
作り直しのようなことを行っています。

発売日延期も非常に多く目立ちますし、
こういった部分も、マイナスイメージを与える要因に
なっているのではないかと思います。

今後立て直すには?

今後、ファイナルファンタジーが立ち直るためには
どうしたら良いのでしょうか?

今更、リアル路線から引くのも難しいでしょうし、そしたら
ファイナルファンタジーではなくなってしまう、という人も
居ると思いますから、
今の路線を継承するとしても
やはり、もう少しコンパクトに「ゲームである」ということを
思い返しながら、原点に立ち返ることも
重要なのではないかと思います。

このまま開発費が膨らんだり、開発期間が膨らめば
会社自体にも影響を与えかねないシリーズとなり、
いずれ、シリーズ終了の判断を下されてしまう恐れがあります。
リメイクに関してもそうです。
やはり、開発期間をかけ過ぎている印象ですし、
リメイクが初週でミリオン達成できるのか、と言われれば
難しいのではないか、と言うのが答えです。

もう、初週ミリオンは厳しいシリーズになってしまった、
というのが現実であると思います。

が、まだ巻き返すことのできるシリーズでもあると思います。
FF7リメイクはおそらく、15や13と同じような路線で
厳しいとは思いますから、16以降で、心機一転するのが
良いのではないか、と個人的には思います。

シリーズ自体にはファンの方も非常に多いですし、
まだまだ十分にやっていけるシリーズであると私は思います。
が、今の路線を貫くのであれば、いずれ、会社側からNoを
突きつけられることになるのではないでしょうか。

まとめ

ファイナルファンタジーシリーズは、
今ではドラゴンクエストやポケットモンスターとは、
少し差をつけられてしまった存在ではあると思います。
海外を含めるとまた違ってきますが、少なくとも、日本国内では
数字がそれを物語っていますし、客観的に見れば
そう言わざるを得ません。

ですが、まだ巻き返すことのできるポテンシャルを
秘めた作品ではあると思います。
今後、どのようになっていくのかはワカリマセンが、
歴史も長く、ファンも多いシリーズですから、
良い方向に向かうことを元ゲーム店店長としては願うばかりです。

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