メダルをかじったり、噛んだりする理由は何?いつ始まったの?

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スポーツ選手が大会などで優勝した際に
自分のメダルをかじるパフォーマンスを
カメラに向かってする選手もいます。

ですが、衛生上、あまりよろしくないことで
あるのは事実ですし、
正直「どうして食べ物でもないメダルをかじるの?」と思う人も
いるかもしれません。

確かに、あまり何の意味があるのか分からないですよね。

では、この目的は何なのかどうか。
それをしなければいけないのかどうか。
この点について、解説していきます。

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メダルを噛む行為に何か意味はあるの?

現実的な目線で言ってしまえば
「何も意味はありません」
と、いうのが答えになってしまいますね。

単なるパフォーマンスです。

喜びの表現だったり、
カメラの写真写りの都合だったり、
色々な話はありますが、
迷信的な意味合いや、縁起的な意味合いは特にはなく、
メダルをかじっている選手の中にも
「なぜかじるのかはよく分かっていない」人も
いるのが事実でしょう。

近年では、カメラマンからのリクエストなどが
行われる場合もあるようですが、
「なぜ」なのかは、あまりハッキリしておらず、
最初にかじるパフォーマンスを見せた選手は
単純に「喜びの感情をあふれさせた」ということだと
思いますが、それ以降、何故「定番」のように
続いているのかは、はっきりしていません。

必ず噛まないといけないの?

そういったことはありません。
メダルを獲得したらかじらないといけないなどという
法律はどこの国にもないと思いますし、
どんな大会にも、そんなルールはないでしょう。

メダルをかじるか、かじらないかは、個人の自由です。

しかしながら、カメラマンや報道関係者などから
リクエストとして行われることもあるようで、
それがある意味「やれという圧力」のように
なってしまっている、という一面があるのも、また
事実と言えます。

ただし、必ず噛まないといけない、ということではなく、
中には「メダルは噛みませんでした」というメダリストの方もおり、
(リクエストされたものの、拒否した、という感じですね)
絶対に噛まないといけないというルールは存在しません。

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衛生的に問題はないの?

衛生的に問題はないのかどうか。

…と、言われれば「ある」というのが答えになるでしょう。

メダルは食べ物ではありませんし、
ずっと首からぶら下げたり、持ったりしていれば、
当然、メダル自体に除菌効果があるわけではありませんから、
雑菌だとかウイルスだとか、そういったものが
付着したり、汚れが付着したりする可能性はあります。

もちろん、人間、メダルをかじったぐらいで
体調を崩すほどヤワではない人がほとんどだとは思いますが
衛生的にリスクがあるか、ないか、と言われれば
「ある」というのが答えになりますね。

「本人の意思」が重要

噛む、噛まない論争は色々なところで
起きているようですが、
最終的に大事なのは「本人の意思」ですね。

メダルを獲得した選手本人がメダルを噛んで
喜びを表現したいのであれば、
それはそれで個人の自由ですし、
他の第3者がメダルを噛むなんて、とか、
そういう口を挟むべきことではありません。
別にメダルを噛むこと自体が犯罪なわけでもありませんから、
本人が噛みたいなら、噛めばよいことです。

ですが、逆に、本人が「噛みたくない」のであれば、
それは周囲が強要するべきことではありません。

「噛むのは自由」
しかし「噛まないのも自由」です。
どちらも法律に反する行動ではありませんからね。

そのため、本人の意思を尊重することが大事です。

外野が「噛むのはやめたほうがいい!」とか
「噛んで!」とか、そういうことを言うべきではありません。

喜びをどのように表現するのかは、
本人が決めることですからね。

第3者が気を付けるべき点

メダルを噛む・噛まないは本人の自由です。
第3者として、下記のようなことには
気をつけましょう。

・噛むことを強要しない
報道関係もそうですし、本人の知り合いや友人もそうですが
本人に「噛むこと」を強要することは控えましょう。
先程から書いている通り「噛む・噛まない」は個人の自由であり、
「噛まないといけない」なんてルールはどこにも存在しません。
本人が「噛みたくない」なら、それまでの話です。

・本人が噛みたいなら、本人の好きにさせる
逆もそうです。
「噛むこと」も自由ですから、
本人がメダルを噛みたいなら、本人の好きなように
させてあげることが大事ですし、
これも、第3者が口を挟むことではありません。

・他人のメダルを勝手に噛む
これも、やってはいけない行為ですね。
他人のメダルを勝手に噛む、と言う行為は
例え友達であっても「NG」な行為です。
他人の私物を勝手に噛むのと同じことです。
当然、いきなり私物をかじられたら、唖然としますし、
人によってはイヤな気分になりますよね。
メダルを獲得した相手がどんなに親しい相手であったとしても、
そのメダルを噛みたいなら「同意を得てから」です。
何も言わずに急に人のメダルを噛むのはやめましょう。

まとめ

メダルを「噛む・噛まない」は個人の自由です。
最終的に、メダルを獲得した選手本人が、
どうしたいか、が一番大事なコトであり、
どちらにしても、周囲が強要することではありません。

メダルを噛む行為自体は、1990年代あたりから
見受けられるようになったようですが、
ある意味「謎の風習」の一つでもあり、
なんとなくそれが続いている、というのが現実です。

特別深い意味はなく、
「喜びを表現している」だったり
「なんとなくやっている」だったり、
そういう感じの意味合いのものになります。

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