新しいことをお店で始めようとしたらバイトに反対された場合どうすれば?

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お店で店長や社員の立場にいる人間が
何か”新しいこと”を始めようとした際に
アルバイトスタッフから反対されたらどうすれば良いのか。

この点について解説していきます。

アルバイトスタッフからの意見も
店長や社員にとってはとても大切なことです。

ちゃんとした理由か、
ただ単に”面倒臭いから”みたいな理由なのか、
それは本人と話をしてみないと分からないことですが、
”新しいことを始めようとした際に、バイトから反対された場合”は
しっかりと総合的に判断していくことが大切になります。

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反対意見も聞く耳を持つことは大事

まず、新しいことを始めようとした際に
アルバイトスタッフから反対された場合、
それを”口答えするな!”と拒むのではなく、
しっかりと意見に耳を傾けることが大切です。

反対意見を何も聞かない!という状況になってしまうと、
お店でも会社でもそうですが、
その先に待っているのは”破滅”だけです。

店長や社員の中には
アルバイトスタッフを内心で見下しているような人、
軽く見ているような人も残念ながら存在していますが、
お店とはバイトスタッフあってこそのもので、
バイト無しではなかなか回らないものなので、
しっかりと耳を傾けていきましょう。

”都合の良い意見だけしか聞こえない”
そんな人間になってはなりません。

まずは話をしっかりと聞くこと

まずは、始めようとしていることに対して
反対意見があった場合、
最低限、聞く耳は持つようにしてください。

そのアルバイトスタッフが”何”に反対しているのか
そして反対している理由は何なのか、
その上で”改善点や代替案があるのであればそれを聞く”
ということを店長・社員としてやっていく必要があります。

こういったことが出来ずに
ただ”うるさい”では、バイトのモチベーションも
上がりませんし”自分の考えだけ”のお店が
出来上がってしまいます。

店長や社員は立場上、細かい部分や現場のことが
案外、自分でも気づかないようになってしまっていたり、
疎かになってしまうことがあります。

特に店長にもなると、
ただの店員だった時にはやらなくてもよかったような
業務が増えますから
その分”目が届かなくなる部分”は確実にあります。

店長になったら目が3つに増えるわけじゃありませんからね。

そのため、バイトから反対意見があった場合、
まずはその話を聞くことが重要になります。

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必ずしも意見を鵜呑みにする必要はない

バイトから反対意見があった場合も、
当然のことながら
”どんな時でも必ずアルバイトの意見に従わないといけない”
と、言うことではありません。

これは店長の意見でも同じことが言えますが、
バイトも、店長も人間である以上は、
間違った意見を言うこともありますし、
正解がないような選択を強いられることもあります。

例えば「バイトから言われた反対意見にも一理ある」けれど、
元々やろうとしていたことにも一理ある場合、
”どっちを選んでも正解・不正解はない”というような
状況に陥ることもありますし、
意見してきたアルバイトが”明らかに間違ったことを
言っている場合”もあります。

当然、店長や社員である自分の方が間違っていて
バイトの意見の方が正しい、というような場合も
あるでしょう。

そのため、必ずしもアルバイトの意見を
100パーセント全て受け入れなさい、ということではなく
まず”聞く耳”を持って
その上でどうしていくべきかどうかを考える、
ということが大事になります。

当然、バイトが間違っていると
”客観的に”判断できる場合は、
バイトの意見を受け入れずに却下するのも
選択肢の一つではあります。

柔軟に意見を取り入れる

逆に、自分自身(店長や社員)が、
間違っていると感じた場合や、
バイトスタッフの意見が全て正しくない場合でも
”この意見は取り入れたい”という部分があれば
惜しみなく取り入れて下さい。

ここで大事なことは、
変なプライドは捨てて、
立場に関係なく、バイトの意見を受け入れる、
ということです。

”自分は偉いんだ!”みたいな態度を取っていて、
バイトの意見を何も聞かない、
バイトが店長に意見するなんてありえない!みたいな
態度だと、必ずいつか、失敗します。

私も店長でしたが、
正直に言ってしまえば、店長など
なろうと思えば誰でもなることができてしまう
立場です。

そこまで誇るような立場ではありません。
そんな店長が、一人で全部物事を決めて行こうとすれば
必ず失敗するわけです。

ですので、店長でも、社員でも
おかしなプライドは捨てて、
アルバイトスタッフからの反対意見も
惜しみなく、拾っていくことが大事になるのです。

特に、新しいことを始めようとしている場合は、
自分だけの考えでやると必ず失敗することになりますので、
注意するようにしてください。

意見を採用できない場合はしっかり説明する

バイトスタッフからの反対意見の中にも
”これは、自分の方が正しい”ということもあると思いますし
”その意見はちょっと聞き入れることができない”ということは
必ずあると思います。

もちろん、店長が全て間違っていて
バイトが全て正しい、ということではありませんから、
その場合に関しては意見を却下することも
一つの選択肢です。

ここで、勘違いをしてはいけないのは
”聞く耳を持たず却下する”ではなく、
バイトからの反対意見を聞いた上で
却下するのであれば
”どうして”なのかを丁寧に説明した上で
100パーセントではなくても、ある程度納得してもらう、
ということが大切になります。

強引に推し進めれば、
そのアルバイトスタッフさんのモチベーションにも
関わってくる部分になりますので、
必ず、バイトの反対意見を却下する際には
「何故却下なのか」ということを考えていく必要があります。

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不当な扱いをしないこと

反対意見を口にしたアルバイトスタッフに対して
不当な扱いを始めるようなことは、
絶対に控えて下さい。

これをやってしまうと、もはや”独裁”になってしまいますし、
周囲から何の意見も生まれなくなってしまいます。

”意見を口にすれば、不当な扱いを受けるようになる”
これほど、アルバイトがやる気をなくす環境は
ないでしょう。

仮に、あなたからしてみれば不快な意見で
あったとしても、
”意見を口にしないアルバイト”より、そういう人は
貴重な存在です。

むしろ、大事にしていくべき存在なので、
間違っても不当な扱いはしないよう、注意してください。

本社指示の場合は意見を伝える

”新しく始めようとしていること”が
店長や社員ではなく、本社(本部)からの指示である場合
バイトから反対意見を貰い、
その意見が”確かにその通りだ”と思うのであれば
本部と(話せるような本部なら、ですが)話し合いを
してみることも重要です。

店長もそうであるように、お店をまとめる本部も
やはり人間の集団ですから間違ったことも企画するでしょう。

そんな時にバイトと本部の中継役となるのが
お店にいる店長や社員の皆さんです。

本部がどうしようもない本部の場合は、
自分たちで上手く折り合いをつけていくしかありませんが
”話ができる”本部なのであれば
話し合ってみる、ということも大切になります。

まとめ

新しいことを始めようとした際に
アルバイトスタッフから反対意見を言われても
カッとしたりせずに、
しっかりとその意見に、まずは耳を傾けるように
して下さい。

耳も傾けずにただ闇雲に否定するだけでは
アルバイトのモチベーションを下げるのはもちろん、
自分自身もどんどん悪い方向に向かってしまうだけです。

この点、しっかりと意識して、注意するようにしましょう。

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