何が面白いのか分からないCMが存在するのは何故?理由を解説!

この記事は約5分で読めます。

テレビなどのCMを見ていると
”何が面白いのか分からない”と
思ってしまうようなCMを見て、
自分の中で空気が凍り付いたりするようなことも、
人によってはあると思います。

面白いCMもありますが、
「なにこれ?」と思ってしまうような、
そんなCMもありますよね。

では、どうしてそのようなCMが存在するのか、
考えられる点について、解説していきます。

スポンサーリンク

「面白くないCM」は何故存在する?

もちろん、最初から笑いを取ろうとしているのではない
CMは例外ですし、
そういうCMはたくさんありますので、
”真面目なCM”は、それはそれで良いのですが、
中には”明らかにウケ狙い”に見えるのに、
特に面白くもなんともない、
滑っているように感じるようなCMも
場合によっては見かけると思います。

真面目な感じではなく、
笑いを取ろうとしているのに笑えない…
確かに、これは致命的ですよね。

では、そういったCMは何故存在するのでしょうか。

たまたま自分には合わない可能性

「なんだこのCM?」と思ったような場合でも、
それは、”たまたま自分には合わなかっただけ”で、
世間的には”面白い!”と言われている可能性も
0ではありません。

と、言うのも、人間の感覚は
笑いの感覚も含めて”人それぞれ”になりますので、
そもそもの話、”見た人全員が笑うようなCM”を
作ることは、現実的には不可能です。

ですので、”たまたま”あなたには
特に面白いと感じなかっただけで、
他の人には面白いと感じている可能性は十分にありますし、
もちろん、逆のパターンも考えられます。

ただ、この点は特に気にしたりする必要はなく、
自分にとって面白い内容でなければ
周囲が面白い!と言っていても、
無理に笑う必要はありませんし、
無理に面白いと思い込む必要はありません。

人間が何に面白いと感じるのかは
人それぞれなので、
”周りが面白がっているのに、自分だけ何も感じない…”とか
そんなことは気にする必要はありません。

このように”単に自分には合わなかった”という
だけの可能性は十分に考えられることです。

スポンサーリンク

製作者は面白いと思っている

一方で、数あるCMの中には
本当に”製作者は笑いを取ろうとしたけど、
全然面白くなかった”というケースも
あるにはあります。

これは、作り手側のセンスでは
面白いと思っていたけれど、
実際に世の中に出してみたら
あまり反響がなかった…というパターンですね。

CMに限らず、何か”作品”を作る人にとって
これは誰もがぶつかる壁とも言える部分で、
CMではなく、映画にせよ、漫画にせよ、ゲームにせよ、
製作者側は”面白い”と思って世に送り出したけれど、
実際には”自分が面白いと思っているだけだった”と、
そういうパターンですね。

もちろん、事前にCMを作る側がそれに気づくケースも
あるとは思いますが、
それに気づかず、そのまま世に放たれてしまう、ということも
当然あるわけです。

完全に”滑ってしまった”ということになりますが
数多く存在するCMの中に、時々そういうものが
出てきてしまうのは、仕方のないことです。

分かる人には分かるパターン

何らかの元ネタなどがあって
”分かる人には分かる”CMになっている
可能性もあります。

どういうことかと言うと、
元ネタなどを知っていて
そのCMの意味が分かれば面白いけれど、
逆に意味が分からない人には
全く”何が面白いのか分からない”という
パターンですね。

こういったCMの場合は
ネットなどで検索すると
元ネタについて書かれていたりすると思うので、
ツイッターなどのSNSで、CM(企業名や製品名)について
検索してみると”何が面白いのか”が、
分かって来るかもしれません。

わざとやっている

笑いを狙っているように見せつつ、
”わざと”面白くもないのに、面白がらせようとしている風の
CMを作っている可能性もあります。

CMとは、ドラマや映画などとは異なり、
一番の目的は「CM自体を楽しんでもらうこと」ではなく、
「その商品を買ってもらうこと」、
あるいは商品のCMでないのであれば
「覚えてもらうこと」です。

ですので”あのCM、何が面白かったんだろう?”とか
”このCM、つまらないな~”とか、そういう形であっても
もしも、印象に残ったのであれば、
それはCM制作側の”勝ち”ですし、
目論み通りになっている、ということです。

”適当に流されるCMよりも”
少なくとも印象に残っている、ということですからね…。

そのため、”何が面白いんだろう…”と
思ってしまうようなCMでも、
あなたの好みにたまたま合わなかったわけでも、
滑っているわけでもなく、
”あえて”そういう感想・印象を持たれるような
CMを作っている、
ということです。

CMはとにかく見た人の印象にどのようにして残るか、
ということが大事な部分になりますので、
こういった形で”わざと”
ウケを狙って滑っている風を装うCMも
存在するわけです。

まとめ

”全然面白くないけど、このCM何なんだろう?”と
思うような場合に、
考えられるパターンをお話しました。

大きく分けると
”製作側は面白いと思っていたけれど、実際にはつまらなかった”
”たまたまあなたの趣味には合わなかった”
”「分かる人には分かる」系のCMで、分からない人には面白いと感じない”
”わざと、笑いを取ろうとして失敗しているCMを作っている”
などの理由が考えられます。

あまり深く考える必要自体、
そもそもない部分ではあると思いますが、
CMにも色々とある、ということですね。

タイトルとURLをコピーしました