バイトのミスを少しでも減らすために店長ができることは?

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店長として
”アルバイトのミス”を少しでも減らすために
何かできることはないのかどうか。

人間は、誰でもミスをするものです。
完璧な人間など、存在しません。
しかしながら、店長は”アルバイトのミス”も時として
背負わなければいけない立場ですから、
店長としては”できる限りミスが少ない方が”
ありがたいことは事実ですよね。

では”アルバイトスタッフのミス”を少しでも減らすために
店長としてはどのようなことを心がけ、行動していけば良いのでしょうか。

この点について詳しく解説していきます。

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バイトのミスは、店長の工夫で減らすこともできる

当然、”自分以外の人間”のミスは
アルバイトスタッフに限らず、他の社員や上司が相手であっても、
あなたに100%どうこうできる問題ではありません。

しかしながら、店長とそのお店で働いているアルバイトは
”仕事上の繋がりが深い”状態なので、
100%どうこうすることはできなくても、
店長の日頃の指導や、振る舞い次第では
アルバイトスタッフのミスを減らすこともできます。

また、逆に”悪い方向”
(アルバイトのミスが、店長の行動が原因で増えてしまう)に
傾いてしまうこともあるので、
この点は、店長の日頃の振る舞いや指導が大事になってくる部分です。

アルバイトのミスが減る=店長にとっても、余計な仕事が減る、
ということになるので、
アルバイトスタッフさん本人のみならず、
自分自身にとってもプラスとなるのです。

私の店長経験・アルバイト経験も元に
”店長としてアルバイトスタッフのミスを減らす”ポイントを
解説していきたいと思います。

しっかりと教えるべきことは教える

店長の中にはアルバイトスタッフにちゃんと教えるべきことを
教えずに放置してしまい、
その結果、アルバイトのミスを招く…などという人も
実際にいます。

これは絶対にやってはいけないことで、
アルバイトには必ず”必要なことは教えるように”しましょう。

”教えなくても分かるだろう”だとか、
大事なことを教えずに放置しておいたりだとか
そういったことは絶対にしてはいけませんし、
バイトのミスを招く結果になります。

”店長がちゃんと教えなかったことによるミス”は、
バイトがやらかしたことであっても、
”店長の責任”です。

ちゃんと教えなかったわけですからね。

”教えるべきことを教えていない”というのは
店長の職務放棄です。
しっかりと、アルバイトスタッフに
教えるべきことは面倒臭がらずに、
一通り教えるようにしてください。

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間違っている部分は指摘する

日頃から、バイトがミスしていることに
気付いた場合、店長として、ちゃんと指摘をしてあげてください。

”面倒くさいからいいや”みたいなことをしていると、
当然のことながら、そのアルバイトスタッフさんは
いつまで経っても、”正しいやり方”を覚えることが出来ませんし、
ミスを続けることになります。

ただし、指摘する際の注意点として
”きつく言いすぎないこと”も重要になります。

これは、後述するポイントにも関わって来る部分ですが、
バイトに”怖い”と思わせてしまうと、
余計なミスを誘発することになってしまうので、
その点は注意してください。

質問されたらちゃんと答える

店長も、色々忙しいとは思います。
忙しい時にアルバイトスタッフから質問されると、
人によっては、ついつい対応が雑になってしまうことも
あるでしょう。

しかし、こうした対応をしていると、
バイトは”分からないことをそのままに仕事をする”ことになってしまい、
ミスのリスクも格段と上がってしまいます。

忙しくて、その場では対応できない場合でも
必ず後で時間を確保して、
バイトの疑問には答えてあげるよう、心がけて下さい。

”質問しても答えてもらえない”
これは、アルバイト側の立場からすれば非常にやりにくい状況ですし、
以降、”分からないことがあっても誤魔化そう”とする癖が
バイト自身にもついてしまい、更なるミスを誘発する可能性が
あるので、必ず質問には答えるようにしてください。

”聞ける”雰囲気を作るのは店長の仕事

アルバイトスタッフが”分からないことがあるけど
店長に聞くことができない”という感情を
持つようになってしまってはおしまいです。

そのような雰囲気になってしまわないように
”分からないことがあったら聞ける”雰囲気を
作ることは、店長の重要な役割の一つです。

どうしても忙しいのであれば、
決まった手順のある作業などに関しては
マニュアルを作っておく、などの対応も検討してください。

アルバイトが”聞きたいけど、聞けない”という状況に
なってしまわないように
”分からないことがあったら何でも聞いて”という
スタンスを周囲に示すことも、店長として
大事な仕事の一つです。

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バイトを委縮させないこと

これが、先ほど”ミスを指摘する際にきつく言いすぎないこと”と
書いた部分に関連するポイントですが
”バイトを恐怖で支配しない”ということも、
現代においては非常に大事なポイントです。

と、いうのもバイトが”店長に怯えながら”仕事を
するようになってしまうと、
”恐怖”からミスを起こすようになってしまったりする
リスクも考えられます。

実際に、店長にビクビクしながら仕事をしている
ような人は、それなりにミスを犯したりしますし、
それが人間という生き物ですので、
くれぐれも”バイトを怖がらせるような振る舞い”は
しないようにしてください。

例えそれが、”バイトの成長を願って”のことであったとしても
バイト本人が怖がってしまうようになった場合、
”恐怖から生じるミス”を招く可能性がありますので、
注意しましょう。

適材適所を見定める

バイトスタッフも人間ですので、当然、一人一人に
”得意・不得意”というものは確実に存在しています。

そういったところを見極め”適材適所”で
仕事をお願いしていくことも、店長の仕事です。

もちろん、苦手でもやらなければいけない作業はあると思いますし
”全体に支障が出るようなレベル”で配慮するのはやりすぎですが、
”全体的に考えて、ほとんど支障がない状態”で、
適材適所の人員配置を考えていくことは、とても大事なことに
なりますので、この点もよく覚えておきましょう。

場合によっては”これはこのバイトスタッフにはやらせないようにしよう”
など、店長が判断を下すことも大事になります。

指示はちゃんと”統一”すること。曖昧な指示は厳禁

店長として、バイトに指示をしたり、
物事を教える場合に下記のようなことは
絶対にしないようにしてください。

・その日の気分で言ってることを変える
・曖昧な教え方をする
・自信なさそうに教える
・店長とそれ以外の社員で言うことが食い違っている

このような部分に当てはまる場合、
バイトを混乱させる結果となり、
結果的にミスを誘発する原因となります。

私がバイトの時代にも、実際に
”気分屋で日によって言うことが変わる”店長が
いましたが、本当に困ったものですし、
どうしていいのか、判断がつかなくなります。
当然、上で書いた委縮にも繋がるので
そういうことがないように、注意するようにしてください。

まとめ

アルバイトスタッフのミスは、
店長の指導・振る舞い次第で
”その数を減らす”こともできます。

もちろん、最終的には本人次第な部分もありますが
店長自身がそのリスクを減らすこともできますので、
紹介したような部分に注意しつつ、
日頃からバイトに接していくことが大事になります。

採用の段階で”ミスをするか・しないか”と見極めるのは
現実的には困難なので、
採用後にちゃんと指導してあげる、ということが大事です。

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