エアコンも無く水分補給も許されなかった小学生時代!

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最近の小学校では、
教室にエアコンがついていたり、
水筒の持参が許されていたりすることは当たり前だと思います。

ですが、それは最近のことです。

私の小学生時代は教室にエアコンなどついていませんでしたし、
扇風機もありませんでした。
そもそも、水筒の持ち込みも禁止だったので、
本当に水道水を飲むか、給食の牛乳を飲むかぐらいしか
水分補給の手段も無かったのです。

真夏の3時間目だとか4時間目の授業になると
本当に地獄だったものです。

今回はそんな苦しい小学生時代を語ります。

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今とは違う小学生生活

今の小学校にはエアコンが入っているところもあると思いますし、
扇風機が天井についているところもあるでしょう。
また、水筒などを持参して、自由に水分補給をすることも
可能になっているかと思います。

私は平成生まれではあるのですが、
私の小学生時代には、教室にエアコンも扇風機も無ければ、
水筒の持参も最初は許されていない、という
そんな状態でした。

もちろん、今よりも真夏の気温は少しはマシ
だったかもしれませんが、
それでもやはり真夏は暑かったですし、
大変だったものです。

今はそういう意味では良い時代に
なったのかな~と思います。

エアコンは無かった!

私の小学校時代には、エアコンは、教室についていませんでした。
今も、ついていない学校はあると思いますが、
ついている学校もあるみたいですからね。
エアコンがついている教室と言うのは本当に
限られていました。

小学生の途中(5年生ぐらいのときだったと思います)に
新しくできたパソコン室ぐらいでしょうか。
音楽室にもあったような気はしますが…

とにかく、本当に一部の教室でしか、エアコンは
ついていませんでしたし、それぞれの教室にエアコンなんて
当然、ついていませんでした。

冬場のためのストーブはありましたけどね…

当時はパソコン室での授業があるたびに、
あまりの涼しさに感動したものです。
エアコンで冷えている部屋なんて、ほとんどなかったものですから…

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扇風機も無かった!

教室に扇風機が置かれているところは
多いかと思いますが、扇風機も、
私の小学生時代には、教室にもついていませんでしたし、
他の教室にもありませんでした。

中学生の途中から、教室の天井に
扇風機が2つつきましたが、
当時はそれだけでも感動したものです。
夏場は、今ほどではないとはいえ、
本当に暑い環境でしたらね…。

扇風機が自分の方面に
回って来るだけでも快適だったものです。

ただ、扇風機も授業中限定(?)みたいな
謎ルールがあって、
時代が今とは違ったのだな、と感じますね。
平成も10年以上経った時代でも、
まだそんな感じの考えでした。

エアコンに頼るのは根性が足りない!
だとか、扇風機は必要な時だけ!とか
そんな感じですね。
結果的にこれは、間違った考えだったと私は思いますが…。

特に、今の時代では、
私が子供だった時代よりもさらに暑くなっていますから
もはや根性がだとか、そんな時代錯誤なことを
言っている場合じゃないと思いますし、
そういうことを言っている人が居るのだとしたら
問題であると思います。

色々な理由で導入が進んでいない学校は
仕方がないですが、
根性論的な部分で導入していなかったり、
使わせなかったりするのは、もはやおかしな
考えと言っても良いかもしれません

水筒の持参も禁止だった

今でこそ、学校に水筒を持っていくことは
許されている学校も多いと思いますが、
当時は、それも少ない時代でした。
小学校5年生ぐらいのときに、水筒持参が
認められるようになったときは、
本当にうれしかったものです。

特に、真夏は辛かったので、
当時は本当に喜びました。

それまでの真夏の水分補給と言えば、
水道水か、給食の牛乳だけでした。
他に、水分の補給手段はありません。
今考えてみると、おかしな話ですが、
当時の時代では、それがふつうでした。

真夏は本当に、3時間目、4時間目あたりに
なると水分が欲しくて飢えていましたし、
牛乳なんて200ミリリットルしか入ってませんでしたから
あっという間に無くなってしまいました。
しかも、給食の準備にクラス全体で手間取っていると
やっとの思いで辿り着いた牛乳が
既にぬるくなっていたり…。
色々な意味で壮絶でしたね…

たまに、給食の飲み物が牛乳ではなく
ヨーグルトだけのときもあり、
普段はヨーグルトは好きでしたが、
夏場に喉が渇いている時は、
本当に、ヨーグルトで絶望したものです。

どうしても我慢できない時は水道水を
飲みましたが、学校の水道の蛇口って
よくよく考えるととても汚いですよね。
絵具洗う時に筆を蛇口の中に突っ込んで洗う子も
居ましたし、衛生状態的に今考えると
結構きついような気がします。

当時は、何も考えずに、
とにかく水~って感じでしたけどね…

ちなみに、水分補給に関しては
体育の授業中もNGでした。
やっぱり当時は、根性論みたいな悪しき
風習があったのかもしれません。
夏場の外の体育なんて、水分補給は
積極的にしなくてはいけませんし、
まだ熱中症の危険とか、そういう正しい認識が
学校には浸透していなかった、
ということなのでしょう。

体調を崩したことは…?

体調を崩したことはあったかどうか。
私は2回ほどありました。
1回は、全校朝礼の際。
真夏の朝の朝礼で、校庭に立っていた際に、
日陰もなく、ずっと日なただったので、
朝礼が終わったころに気持ち悪くなってしまい、
そのまま保健室に連行されたことがあります。

当時は、ただの体調不良で片づけられましたが
今思うと、たぶん、熱中所だったのだと思います。
保健室で1時間目のあいだだけ、寝ていたところ
無事に回復したので、2時間目からは
授業に戻った記憶があります。

また、水分補給の方面でも
大量を崩したことがあります。
あまりにも喉が渇いたので、
水道水を大量に飲んだことがあるのですが、
飲んだ次の授業の開始時に気持ち悪くなってしまい、
ほんの少し吐いてしまったことがありました。

この時は大丈夫だと言い張って保健室に
行くことはなかったでうが、
水筒が持参できていれば、あんな風な飲み方は
しなかったと思うので、
水分が足りないことによるトラブルだったのかなぁ、
という印象です。

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今は良い時代?

水筒の持参も、エアコンも、扇風機も、
大分多くの学校で導入されていると思います。
昔に比べると
(昔と言ってもさきほどから書いている通り、
平成十何年のことですけど…)
とても良い時代になったと思います。

費用など、色々な問題はあるのだと思いますし
難しい部分もあるとは思いますが、
今の真夏の気温は本当に命に関わる気温だと
私も思いますし、絶対に無理をさせるべきではありません。

根性論なんて要らないと思います。
もちろん、根性が必要なところもあるかといは思いますが、
少なくとも、根性が必要な部分は暑さを我慢するところでは
ありませんし、夏の対策については
今後も学校としても進めるべき課題であると思います。

水筒にせよ、扇風機にせよ、エアコンにせよ、
こういう動きが広がっているのは、
とても良い事だとは思います。

まとめ

私の小学生時代は、本当にエアコンもなければ
扇風機もない、水筒も持ってきてはいけない、と
まるで熱中症を推奨しているかのような
環境でした。
体育の時間の水分補給も許されませんでしたし…笑

今でも、エアコンだとか水分補給だとか
そういうことに否定的な学校関係者も居ますが、
そういう古い考えの持ち主も、次第に引退
していくと思いますし、
熱中症対策などに関して、
学校でも進んでいくのはとても良い事であると
私は思います。

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