最近では、配信者や
ネットなどで活動している人に対して
”投げ銭”で応援することができるシステムも
色々なサイトで導入されています。
実際に応援している人に対して
投げ銭をしたことがある!という人も
いるのではないでしょうか。
ただし、この”投げ銭”は、場合によっては注意が
必要になる部分もあります。
余計なトラブルを招いてしまったり、
自分の生活を破綻させてしまったり
しまわないようにするためにも、
しっかりと”投げ銭”をする際には注意点を
理解しておくようにしましょう!
投げ銭をする前によく考える
まず、投げ銭をする前に
”よく考える”ことが重要になります。
応援している配信者などに対して
勢いで投げ銭してしまうのは非常に危険な行為ですから、
色々なことをよく考えた上で、対応していく必要があります。
”投げ銭しよう”と思ったら
その場の感情任せではなく、まず、10分でも20分でも
少し時間を置いて、冷静になった上で
そこから、それでも”投げ銭しよう”という考えが消えていないかどうか、を
考えてみてからでも遅くはありません。
よく、勢いで高額の投げ銭をしてしまい、
後悔するような人もいますが、
そのようなことになってしまわないように、
まず”投げ銭をしたい”と思った場合には
”本当に投げ銭をしても良いのかどうか”
総合的に判断して下さい。
相手が応援する価値のある人間なのかどうか、
後で後悔しないかどうか、
自分の金銭事情的に問題はないかどうか、
自分自身が変なリターンを期待してしまっていないかどうか、
そういったことをそれぞれ、冷静になって考えてみましょう。
どれか一つの項目でも、”引っかかる部分”がある場合に関しては
その投げ銭は冷静に考えて、見送るなどの決断も必要です。
くれぐれも、引っかかる部分があるのに無理に
投げ銭をしないようにしましょう。
投げ銭自体は悪いことではない
↑のようなことを書くと、勘違いしてしまう人も
いるかもしれませんが、”投げ銭自体が悪い”と言っているわけではありません。
投げ銭自体は、自分自身が本当に無理なく
応援したいと思える相手を応援するのであれば良いことですし
相手にとっても助かることでしょう。
ただ、いけないのは自分の生活が破綻するぐらいに
投げ銭をしてしまったり、
あるいは過剰なリターンを求め始めてトラブルを起こしてしまったり、
そういった行為です。
また、投げ銭を受ける側も悪意を持って投げ銭をさせようとしたり、
そういったことは控えなくてはいけません。
これらのことがお互いに守れていて、
投げ銭する側が”納得した上で”投げ銭をしているのであれば、
それは、特に問題のないことです。
自分の投げ銭が”悪い投げ銭”になってしまわないようにさえしていれば
好きにして頂いて大丈夫ですから、
下記の”悪い例”になってしまわないように、ということだけ
気を付けていきましょう。
「お金を捨てる」余裕はあるのか
まず、投げ銭をする前に、
極端な表現ですが、これを考えてみて下さい。
投げ銭とは、
自分自身には基本的に大きなリターンはなく、
”自己満足”だったり、その場のお礼の言葉だったり
リターンとしてはその程度です。
それ以上を望んではいけません。
つまり、極端な表現をすれば
”お金をドブに捨てる”のと、ほとんど同じようなものですから
自分自身にそういった余裕、”お金を捨てる余裕があるのかどうか”
ということを考えてみて下さい。
良い言い方をするなら”募金をする余裕はあるのか”でも構いません。
募金をしたり、お金を捨てたりする余裕が「ある」と
断言できる人は応援している人相手の投げ銭をしても構いませんが、
そういうことを思い浮かべてみて”その余裕はない”と感じる場合には、
投げ銭をすることを躊躇した方が良いです。
”自分自身に戻って来るもの”を、自己満足だとか
相手が喜んでくれるだとか感情論抜きで”自分視点”で考えれば
投げ銭とは、お金をドブに捨てたり、あるいは募金をしたりするのと同じです。
好きな配信者相手だったりすると”盲目”になってしまいがちですから
募金だったり、お金を捨てる行為だったり、
そういった”自分が得られるもの”としては(感情や相手の恩恵を抜きにすれば)
同等のものでイメージしてみて、
”そう言うお金の余裕があるのかどうか”ということは
しっかりと自問自答し、無理のない投げ銭を心がけるようにしてください。
もちろん、1円たりともお金を捨てたり、募金する余裕がない、と
思う場合は投げ銭もしないことです。
自分の日常生活に何か1ミリでも影響が出ていると感じる場合は
投げ銭をしてはいけません。
投げ銭はあくまでも”余裕がある時に”するべきものです。
もちろん、借金をして投げ銭をするような行為は
絶対に慎むべきことです。
過剰なリターンは求めないこと
投げ銭をする際には基本的に”リターン”は求めないことです。
投げ銭をして、あなたが得られるものは
”自己満足”と、”相手からのお礼の言葉”(※ない場合もある)
ぐらいです。
それ以外に得られるものは基本的にはありませんので、
そこはよく理解することです。
”特別扱いしてもらいたい”だとか、
”個人的に親しくなりたい”だとか、
”何かお礼の品を求めている”だとか、
そういった過剰なリターンを少しでも心の中で求めているのであれば、
投げ銭はやめておきましょう。
投げ銭で得られるものは基本”自己満足”だけです。
お礼の言葉「〇〇さんありがとう!」とか、そのぐらいは
あるかもしれませんが(これも人によります)それ以上のものは
基本的にありませんので、そこのところは絶対に勘違いしないようにし、
過剰なリターンを求めてしまったりしないようにしてください。
そう言う気持ちが自分の中で少しでも沸くのであればやめておきましょう。
相手の態度が気に入らない場合は?
投げ銭をした後に、相手の態度が気に入らない…なんてことも
人によってはあるかもしれません。
(※そう思ってしまう人はそもそも最初から投げ銭するべきではないですが)
ただ、もしもそう思ってしまった場合でも、
絶対に”何か行動を起こす”ようなことはしないでください。
本人に会いに行ったり、脅すようなことを言ったり、
誹謗中傷をしたりは”論外”です。
相手の態度が気に入らない場合にできることは
”今後一切の投げ銭を控えて、その人の活動も見ない”ということだけです。
それ以上はしてはいけません。
勿論、相手に法律的に引っかかる部分があるなら
警察に相談するなどはしても良いですが
それ以上のことは絶対にしてはいけないので、
相手の対応が気に入らない場合は”絶縁する”、という対応以外は
しないようにしてください。
過度な金額になりすぎないように注意する
相手次第ですが、相手によっては
あまりに過度な金額を投げ銭していると、
申し訳ないと思ってしまったり、怖がってしまったり、
そのようなことになる可能性もあります。
あまり過度な金額の投げ銭をしすぎることは
自分の金銭事情に余裕がある場合でも、
相手を混乱させてしまいますから、
”ほどほど”にしておくようにしましょう。
特に相手側が「これ以上は…」みたいな反応を
している場合は、意地を張って投げ銭の金額を
増やしたりしないようにしてください。
まとめ
投げ銭は正しくマナーを理解して
行う分には個人の自由ですし、
応援したい相手を無理なく応援できるのは
悪いことではありません。
ただ、金銭的に無茶をしたり、
相手に過剰なリターンを求め始めてはいけないので、
その点は理解しておくようにしてください。