お店でエアコンの過度な節約は厳禁!しっかりとエアコンを活用する!

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お店の店長や、社員の中には
”店のエアコン代の節約”を考えるような人も
いるかもしれません。

もちろん、”意味のないエアコン”は切った方が良いのは
確かですが、
(例えば、閉店後に店員も含め、全員が帰ったあとに
 エアコンをつけっぱなし、とかはただの無駄ですよね)
営業中にまでセコイ考えでエアコンを消していたりすれば
お客さんからの評判にも関わることになります。

節電も確かに大事ですが、
”節電するべきところ”と”節電するべきではないところ”
ここの区別はしっかりとつけなくてはいけませんし、
それができないと、お店としてマイナスになる可能性も
ありますので、しっかりとエアコンを活用していきましょう。

お店のエアコンは過度に節約してはいけません。
元店長・アルバイトの経験を元に、下記にポイントを
解説していきますので参考にしてみて下さい。

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暑いときは必ずエアコンを使うこと

お店として大事なことは
特別な事情がない限り
”暑いときは必ずエアコンを使用する”と、
いうことが何よりも大事なポイントの一つになります。

と、言うのも無理にエアコンを節約していると
お客さんからすれば「暑い」ですし、
暑い中、お店にやってきたのにお店の中も暑い、となると
正直なところ、それだけで客足にも影響が及ぶ可能性は
十分にあるのです。

この先で説明していきますが、
それ以外にも色々なマイナスがありますので、
しっかりと夏場はエアコンを利用していくことが
大切になります。

客足が遠のいたり、評判が悪くなる可能性

“真夏なのに店内が暑いお店”。
あなたは利用したいと思いますか?

多くの場合、
全然エアコンが効いていないお店と、
エアコンがちゃんと効いているお店があって、
その2店舗で同じものが売られているのだとすれば、
後者の”エアコンがちゃんと効いているお店”のほうを
選ぶ、という人がほとんどだと思います。

電気代の節約!と、エアコンをつけることを
渋っていると、結局のところ、お客さんの足を
遠ざける結果になってしまい、
電気代の節約をして、お店の利益を上げようとしたのが
裏目に出て”電気代を下げることには成功したものの、
お客さんが減って売上が落ちてしまった”という本末転倒な
事態になりかねません。

特に、飲食店など、滞在時間が長いお店の場合は
より注意が必要ですが、
飲食店ではない場合に関しても、
やはり、店内が真夏なのに暑いまま、という状況は
客足を遠ざけることになるリスクが非常に高いので、
お店をやっていく上で、しっかりと注意を
しなければいけない部分の一つになります。

なお、真夏なのにエアコンが効いていないと、
ネット上のレビューなどでも悪評がつき、
評判も落ちる可能性があります。
そういった面まで、しっかりと考えて対応していくようにしましょう。

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従業員にとってもマイナスになる

エアコンを使わずに、
暑い環境のまま無理をしていると、
お客さんだけではなく、
従業員にとってもマイナスになります。

店長や社員など、その現場の責任者が
暑さに強く、大丈夫であったとしても、
”夏は暑い”のです。
自分がどうであったとしても、
周囲は暑い…。このことを忘れてはいけません。

暑い環境の中、無理にエアコンを使わない状態が続くと、
当然、自分以外のアルバイトスタッフや社員にとっては
苦しい環境下での仕事を強いられることになります。

最悪の場合、スタッフが熱中症などを起こして
問題になる可能性もありますし、
万が一重症化してしまうようなことがあれば
”店長・社員”など、
本来適切な温度管理を行うべき人間が
エアコンをつけることを拒んでいたとして
重大な問題になる可能性も否定はできません。

そのようなことになってしまわないためにも
仮に”自分は大丈夫”であったとしても、
必ず暑さに応じて、エアコンをつけるようにしてください。

また、無理に我慢していると、
・従業員のモチベーション低下(最悪、別のバイトに転職する可能性も)
・従業員の作業速度や効率の低下
・汗による異臭などが発生し、店舗内の環境の悪化
などが懸念されます。

こういったデメリットもたくさんあるので、
店舗においては”無理なエアコンの節約”は絶対にしてはいけません。

備品や商品に影響を及ぼす可能性

まず、食料品などを取り扱っているお店・飲食店の場合は
”暑い状態のまま”ということは絶対にしてはいけないことで、
商品の質の劣化を招いたり、最悪は腐ったり、溶けたりする可能性が
あります。

そのようなことになってしまうと、当然大問題になりますので、
食料品などを取り扱っているお店の場合は、
どのような形であっても、しっかりと、室温を涼しい気温に
維持するようにしてください。

また、精密機器なども熱に弱いため、
お店でパソコンなどを使っている場合、
壊れるリスクが高まります。

商品や備品に大きな影響を与えることになる可能性は
十分にありますので、この点も注意するようにしましょう。

従業員だけは我慢、もNG

お客さんが暑がってしまうのであれば、
お客さんのいるスペースだけエアコンを使って
自分たち(例えば事務所など)は、我慢をすれば
良いのではないか?と思うような店長も
いるかもしれませんが、
先程書いたように、従業員も人間ですので、
場合によっては倒れたり、暑すぎて作業効率が落ちたりする
こともあります。

そのため、”自分たちだけ我慢すればいいや”という考え方は
禁物ですし、仮に”自分は大丈夫”であったとしても、
それが他の従業員も”同じ”とは限らないので、
自分の勝手な考えを押し付けないようにする、ということも
大事な部分の一つです

私がアルバイトをしている時代に、夏でもエアコンをつけない
店長がいましたが、やはりバイト間の中では評判は
悪かったですし、作業効率も落ちていましたし、
お客さんの中にも「暑い」と口にしている人は
それなりにいました。

ですので”自分さえ良ければいい”ということに
なってしまわないようにする、ということも大切な
ポイントの一つです。

また、自分自身も”大丈夫”だと思っていても
油断していると熱中症になってしまいますから
決して、油断しないようにしましょう。

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故障した場合は早めに修理

お店のエアコンも、長年使っていれば
当然、いつかは”故障”することもあります。

もしも故障してしまった場合に関しては
”なるべく早く”修理なり、買い替えなり、
対応を行うようにして
”エアコンが効かないまま放置”してしまわないように
注意してください。

買い替えや修理に本部の許可が必要な場合
(費用がかかるので)言いにくい…ではなく、
迅速に許可を取るように動くのは、店長の仕事です。

これができないと店長としての資質も
疑われてくることになりますので
しっかりと本部と交渉するようにしましょう。

また、家庭用のエアコンでもそうですが、
夏のシーズンに突入する前に一度、
”壊れていないかどうか”試運転を行うようにすることも
大事な予防策の一つになります。

真夏の暑いシーズンに突入してから壊れてしまうと、
修理にも(業者が混雑している為)時間が
かかってしまいますからね。

まとめ

お店では、
エアコンの過度の節約は
絶対にしてはいけないことなので、
それをしてしまわないように、注意しましょう。

”自分は暑さに強いから大丈夫”という人や
暑さを感じることができない人は、
周囲に意見を聞いたり、
温度計を設置して”何度以上でつけるようにする”など、
上手く自分なりに工夫をしながら
夏場の店舗運営を行う様にしましょう。

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