免許証を落としたり、なくしたりした場合はどうすれば?対処法を解説!

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運転免許証を紛失してしまった…!

できれば、そのようなことは避けたいところですが
人間、ついついうっかりしてしまうものですし、
実際に免許証を落としたり、なくしたりしてしまう人は
たくさんいます。

もしも自分が免許証をなくしてしまった時には
どうすれば良いのか、
その点について詳しく解説していきます。

免許証をなくしてしまった場合については、
のんびりしていると、悪用されるなどして
重大なトラブルに発展する可能性がありますので、
なるべく素早く、対応していくことが大事になります。

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どのような手順で行動すれば?

運転免許証を紛失してしまった場合は
どのように行動すれば良いのかを、
まずは簡単にまとめておきます。
人によって色々事情は異なってくるとは思いますが、
必要に応じて、臨機応変に順番を変えるなどしながら
対応してみて下さい。

①心当たりのある場所を全て探す
②最寄りの警察署・交番などで遺失物届を出す。
③信用情報機関などへの連絡
④試験場等で、再交付手続きを行う
⑤再交付後、必要な手続きがあれば行う

このような形になります。
それぞれの点については後ほど詳しく解説していきます

なお、①②③については順番はそれぞれの事情に
応じて、順番を変えてよいですが、
どれも、なるべく早く済ませておくことが重要になります。

紛失するとどんなリスクがあるの?

免許証を紛失してしまうと、
どのようなリスクがあるのでしょうか。

良い人が拾ってくれたり、
そのまま他の人が絶対に拾えないような場所
(例えば海に沈んだなど)になれば
良いのですが、悪い人が拾って
悪用されてしまう可能性も否定できません。

考えられるリスクとしては、

・個人情報を他人に知られてしまう
・成り済まされて悪用される(口座開設や携帯契約なども場合によってはできる)
・借金などに利用されてしまう

などなど、色々なリスクが考えられます。

そのため、免許証を紛失した場合は
例え、ペーパードライバー
(※免許を持ってるけど運転しない)の人であったとしても
しっかりと対応を行っておく必要があります。

知らない間に悪用されていた!なんてことになれば
大変ですからね。

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心当たりのある場所を探す

紛失した!と思った場合は
焦らずにまず、心当たりのある場所を
探してみてください。

例えば、警察に届を出したりしてから、
「実は鞄の底にありました」なんてなると
面倒ですから、基本的な部分の確認もそうですし、
免許をなくした日に訪れた場所なども
しっかりと確認してみてください。

お店などを訪れた場合は、
そのお店に連絡して、免許証の落とし物が
届いていないかどうかを確認し、
(可能であれば)もしも届いた場合は
連絡を貰えるようにしておくと安心です。

また、職場や学校に置いてきたり、
忘れたりしていないかどうか、
確認することも忘れずに行っておきましょう。

遺失物届を出す

免許証を本当になくしてしまった場合に関しては
それを悪用されることを防ぐ意味でも
遺失物届というものを
出しておく必要があります。

最寄りの警察署や交番で、この手続きを
行う事ができますので、
なるべく早く、済ませておくことをおすすめします。
(自治体によって電子申請できるところもありますが
対応していなかったり、よく分からない場合、
面倒な場合は、足を運んだほうが早いです)

その際に、落とした場所や状況、いつ落としたのか・失くしたのか
などを聞かれる(ことが多い)ので、
自分の分かる範囲内で構いませんから、
情報をしっかりとまとめておきましょう。

信用情報機関に連絡する

これも出来る限りしておいた方が良いです。

運転免許証紛失を伝えておくと、
万が一、悪用された際のリスクを
より軽減させることができます。

一般財団法人全国銀行協会や、
クレジットの審査を行う信用機関、
各所に運転免許証の紛失などを
申し出ておくと、リスク軽減に繋がります。

これは絶対に…!とまでは言いませんが、
(警察への遺失物の方は絶対にやった方がいいです)
これもやっておくと、よりリスクを減らせるので
特別な事情がない限りはチェックしておくことを
おすすめします。

また、必要であれば
「免許をなくしたことで影響の出る場所」
(これは個人によって違うと思います)には
免許を紛失したことを素早く伝えておきましょう。

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再交付手続きを行うためには?

↑の手続き各種を無事に済ませたら、
免許証の再交付手続きを行う必要があります。

再交付手続きを行うことのできる場所は、
・運転免許試験場
・運転免許センター
・警察署
となります。
お住まいの地域を管轄する場所で行ってください。

その際に、
・申請用写真1枚(条件は自治体により異なる可能性あり 要確認)
・身分証明書(住所・氏名・生年月日必須)
・再交付手数料(3500円)
・印鑑(※必要な場合と必要のない場合があるので念のため持参)
が必要になります。

手続きを行い、警察署以外の場合は
その場で再交付が行われますが
警察署の場合は、数週間程度再交付までには
時間が掛かります。

ここまでの手順は、迅速に行っておくことが
望ましいです。
なるべく時間を掛けずに、全ての手順を
素早く、終わらせるようにして下さい。

再交付されるまでに注意すること

免許証の再交付までの間に
注意するべきこととしては
「運転をしてはならない」ということです。

”免許を持ってます”と言っても
手元に免許がない場合は法律違反となってしまいますので
この点は勘違いしないようにして下さい。

免許証を取得したことがあっても
”免許が手元にない状態で運転したらアウト”
なので、その点は勘違いしないようにして下さい。

どうしても早く運転したい!という場合は
とにかく免許の再交付の手続きを急ぐことです。

「短距離ならばれないと思うからいいや」みたいなことも
絶対にしないようにして下さい。

再交付されたあとはどうすれば?

免許証の再発行が行われた時点で
前の免許証は効力を失います。
また、再交付されたあとは、
普通に今まで通り運転することも可能です。

警察などへの連絡は不要で、
特に遺失物届などを取り下げたりする必要は
ありません。

新しいものを発行したとは言え、
前の免許証をなくした、という
事実が消えるわけではありませんから
悪用されるリスクは残っているのです。

一方で、なくしたと思っていた免許証が
見つかることも、稀にあると思います。
その場合に関しては
「古い免許証」の方は、再交付を受けた時点で
「もう使えない」ものになっているため、
間違って「古い免許証」のほうで車を
運転したりしてしまわないように、
注意してください。

古い免許証に関しては
試験場・免許センター・警察署のいずれかで
返納することが可能になっています。
有効期限が既に切れている段階で発見された場合は
ともかく、まだ有効期限内のものに関しては
万が一また失くしたりすると、悪用のリスクがあります。
(期限内であれば、再交付されて無効になっていたり
したとしてもお店や銀行窓口などでは
なかなか分からないことですからね)

そのため、もしも失くしたと思っていた免許証が
発見された場合に関しては
返納をしておくことをおすすめします

まとめ

本当は「免許証をなくさないこと」が一番で
あることは事実です。
免許証をなくしてしまうと、上のように、
色々と面倒なことがありますから
”時間”も”お金”も”労力”も
無駄をしてしまうことになります。

出来る限りは、なくしたりしてしまわないように、
しっかりと免許証の管理方法については
考えておくことをおすすめします。

ただ、人間は完璧な生き物ではないので
それでもなくしてしまった!という場合は
↑のような点に気を付けつつ、対応していきましょう。

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