「マイナ免許証」の開始以降、
免許証の持ち方は個人がそれぞれ選べることになっており、
”通常の免許のみ持つ”
”マイナ免許証のみ持つ”
”両方持つ”のいずれかから選択することが可能になっています。
マイナ免許証スタート後も
従来の免許証がなくなる、ということではなく、
保険証とは違い、
「従来の免許証」と「マイナ免許証」の2つが
同時に展開されていくことになります。
(保険証は、従来の保険証は資格確認書に名称変更された上で
マイナ保険証と同時展開されているので免許とは少し状況が異なります)
が、この免許証とマイナ免許証は上でも少し書いたように、
希望者は”2枚”同時に持つことが可能になっており、
希望すれば「通常の免許証」と「マイナ免許証」の2枚持ちを
することができるようになっています。
そのようなことをする意味はあるのか、
そしてメリットやデメリットはどのような点になるのか、
この点を詳しく解説していきます。
両方の免許を持つことは可能
現時点では、従来の運転免許証と、
マイナ免許証の両方を持つことが可能になっており、
希望すれば免許証とマイナ免許証の2枚持ちを
することができるようになっています。
新規作成時にも、更新時にも、
試験場などの予約時(予約しない場合は要確認)に、
希望する選択を選ぶことができるので、
自分が何らかの理由で2枚持ちたいのであれば
2枚持つこと自体はできます。
決して裏技的なことではなく、
しっかりルール上で認められていることなので、
2枚持ちたい場合は、遠慮せずに利用していきましょう。
2枚持ちをする意味は?
免許証とマイナ免許証の2枚持ちをする意味は何か。
人によっては「何で2枚も持つの?」と、
疑問に思ってしまう人もいるかもしれません。
確かに、ほとんどの人にとっては
2枚持ちをする必要はなく、
免許証か、マイナ免許証、そのどちらかを持っていれば、
何も問題はなく、不便に感じるようなことが出て来ることもないでしょう。
ただ、それでも2枚作る人に関しては
主に「仕事上の都合」などが考えられ、
マイナ免許証に変えてみたいけれど、運転免許証が仕事上で必要になる…
というような立場にいる人も実際にそれなりにいます。
その場合、自分自身も”運転免許証がいい”と思ってるなら
それで済みますが
”マイナ免許証を持ちたい”という場合に関しては
マイナ免許証だけを作ることにしてしまうと、
仕事上で必要な”運転免許証”がなくなってしまいます。
そのため、”自分が欲しいマイナ免許証”と、
もう1枚、”仕事上で必要な運転免許証”の2枚持ちをする…という形で
仕事などの止むを得ない都合が、2枚持ちの理由としては
多いかと思います。
その他に、”念のため2枚持っておきたい”場合や
”マイナ免許証を作りたいけど、もしかしたら従来の免許証が必要になるかもしれない”と、
不安になる場合など、”海外で必要になるかもしれない場合”そういった理由も考えられます。
主に”マイナ免許証に変えたいけど、従来の免許証もどこかで必要になるかもしれない”
というような人が、2枚持ちの選択をするということになりますね。
ただ、上でも書いた通り多くの人にとっては
どちらか1枚持っていれば十分ですので、
基本的には2枚作る必要はなく、
従来の免許証か、あるいはマイナ免許証、好きなほうを選んで
持っておいてもらえれば大丈夫です。
また”マイナ免許証では対応できないことがあるかもしれない”と不安な場合は
”従来の免許証”を選んでおけば特に心配はないので、
”マイナ免許証で対応できないことがなくなる”までは、
従来の免許証で更新して、当面の間様子を見る、というのも有効的です。
2枚持ちをするメリットは?
免許証とマイナ免許証を2枚持ちするメリットとは何か。
メリットとしては下記のような理由に
なるかと思います。

・マイナ免許証が使えないケースに遭遇しても安心
従来の免許証の方を持つ人にはあまり関係ありませんが
マイナ免許証を持とうとしている人は、全体的に見れば少ない場面では
ありますが、”まだ”マイナ免許証に対応しきれていない場面に
遭遇する可能性も0ではありません。
仕事や海外など、そういった場面で使えないケースに遭遇しても、
2枚持ちをしていれば、安心して対応することができます。
・身分証が1枚増える
運転免許証としても利用できる身分証明証が手元に1枚
増えることになります。
その分、紛失などのリスクも高まりますので一概に良いとは言えませんが
使える免許証が1枚増えること自体は
人によってはある程度のメリットにはなるでしょう。
・紛失をした際の対応
免許証かマイナ免許証、どちらか1枚しか持っていない場合、
それを紛失したら再発行の手続きなどを行うまで、
車の運転は行うことができなくなってしまいます。
(紛失した状態のまま運転をすれば無免許運転となります)
ただ、2枚持っている場合は、紛失した方の免許証の再発行などの
手続きは当然必要ですし、紛失すれば悪用リスクもあるので、
手間はかかりますが、”もう1枚”持っているため、
失くしたほうを再発行するまでの間でも、
車を運転すること自体は可能です。
そういった意味では2枚所持していることによって、
1枚を紛失した際に”運転できない期間”を生じさせないという
メリットは存在します。
2枚持ちをするメリットとしてはこのようなところでしょうか。
ただ、現実的には
”マイナ免許証を作りたい人”が、2枚持つことによって
”もしマイナ免許証が使えない場面でも対応できる”というところが
中心で、積極的に”2枚作った方がいい!”という感じではありません。
2枚持ちをするデメリットは?
続けて免許証とマイナ免許証の2枚を持つデメリットを
解説していきます。
・費用の負担が増える
免許証とマイナ免許証の2枚を所有すると、
更新時や、新規取得時の費用が高くなります。
流石に2倍にはなりませんが、
それなりの差はつくので、
”どうしても2枚必要”な理由がなければ
無理に2枚作ることはお勧めできません。
・更新時の手間が増える
2枚作るとなると、当然のことながら
更新時の手間も増えることになります。
また、免許更新の際の予約では
(今後解消される場合は時期・地域にもよりますが)
マイナ免許証が含まれると予約がいっぱいになっているケースが多いため、
(運転免許証だけの場合は予約が取りやすい)そういった意味でも、
今度は予約時の手間がかかることになってきます。
・リスクが高まる
免許証とマイナ免許証を持つと
マイナンバーカードにより多くの情報が含まれることになりますので、
紛失時や、万が一悪用されてしまった際のリスクは
高まることになります。
ただ、紛失しないようにしっかりと気を付ければいいことですし、
紛失した場合もすぐに対応すれば良いので、
”管理に自信がない人”などでなければ、
あまり気にしなくても大丈夫な点ではあります。
デメリットとしては、このあたりの部分になるでしょうか。
特に費用面に関しては、更新時・取得時のみではありますが
負担が増えてしまうので
”2枚持ちする意味がない”人は、どちらか1枚だけに
しておいた方が良いでしょう。
まとめ
運転免許証とマイナ免許証は
多くの人は2枚持ちする必要はありませんが
”マイナ免許証を持ちたい人”の中で、
”運転免許証がないと困るかも”という場面が浮かんだり、
不安に思う人が2枚持ちを選択する…という形になります。
基本的にはどちらか1枚で、
使えない場所があるかどうか不安な方は、
しばらくは従来の免許証で、という形にしておけば
特に心配する必要はありません。
⇒車・免許関連トップに戻る
車の運転や免許に関する情報は↑からご覧ください。

