救急車が足りずに逼迫している際に個人でできること。ポイントを解説!

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感染症の拡大や、何らかの自然災害、事故などで
救急車が足りずに逼迫してしまうようなことも
実際に世の中には存在しています。

救急車の台数にも、運転する人間にも当然限りがあります。

救急車を必要とする人が爆増しても
救急車は”無限に存在するわけではない”ということは
救急車を利用する側としても、しっかりと理解しておく必要がある、
ということですね。

では、救急車が逼迫している際には、
それを避けるためには
個人としてどのようなことが出来るのでしょうか。

この点を見ていきましょう。

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本当に必要な時は躊躇なく呼ぶ

まず、救急車のひっ迫を防ぐために…みたいなお話をすると
逆に極端すぎる考え方をしてしまい、
”本当に救急車が必要な場面でも我慢してしまう”ような人も
出て来るかも知れませんので、
それを防ぐために補足しておきますが

”本当に救急車が必要な場合は躊躇なく、すぐに呼ぶ”ということは
忘れないようにして下さい。

実際に足りているかどうかはさておき、
本当に必要な場面でも我慢してしまうようになったらおしまいです。

あくまでも”そうでないときの対応を考えましょう”というだけの
お話で、本当に必要な時は”すぐに”呼ぶ、ということは
忘れないようにしてください。

本来の用途以外で呼ばない

救急車は急病人や、事故など、そういった緊急時の人を
救助するために呼ぶものです。

一方で、世の中には残念ながら
救急車を”ゴキブリが出た”だとか”家電が壊れた”だとか
”このままでは遅刻してしまう”だとか
そういうどうしようもない理由で呼ぶ人もいる、
というのが事実です。

そういったことをすればするほど、
救急車の台数は減っていきますし、
救急車が本当に必要な人の元に駆け付けることが
できなくなってしまう可能性もあります。

そのようなことになってしまうことを避ける意味でも
”間違った救急車の利用の仕方”はしないようにしてください。

普通、説明されなくても分かることだと思いますが
本気で”虫が出た!”などの理由で救急車を呼ぶのがダメな
理由が分からない場合は、自分で”救急車とは何か”を
最初から学び直した方が良いです。
あまりにも、常識からかけ離れてしまってますから、
今からでも遅くはありません。

”救急車とは何か”を学びましょう。

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迷った場合には…

救急車を呼ぶべきかどうか”迷う”ケースもあると思います。

↑のような”明らかに的外れ”なケースではなく
例えば激しい腹痛や嘔吐など、
”救急車を呼んだほうが良いのか”
”それとも自分で病院に行ったり、安静にした方が良いのか”など、
迷うような場合もあるでしょう。

上でも書いた通り、本当に必要であれば、
当然のことながら”すぐにでも”救急車を呼ぶべきですが
判断に迷う場合に関しては
”救急安心センター”(#7119)※地域による異なる場合も。
を、利用するようにしてください。

ここに連絡し、症状などを話すことで、
救急車を呼ぶべきか、あるいは別の対応をするべきかを
判断してくれます。
指示があれば躊躇なく救急車を呼ぶことができると思いますし、
逆に、救急車の必要がないことが分かれば
”無駄に救急車の負担”を増やさずに済みます。

そのため、迷った場合に関しては
救急安心センターの利用なども検討しましょう。

なお、繰り返しになりますが
”明らかに救急車が必要な場合”は、連絡すべき場所は
「119」であり、救急安心センターではありません。

”本当に緊急の際”には、救急安心センターに
連絡などしていると、
その分の時間が命取りになってしまう可能性も
ありますので、絶対にこの点は
間違えないようにしてください。

あくまでも”迷った場合”の話です。

健康や怪我に注意する

救急車の使用率などが逼迫するようなことが
多い時期には
自分自身が健康状況に注意したり、
怪我に注意したりすることが、
何よりの”逼迫を防ぐための協力”になります。

もちろん、病気にせよ、事故にせよ、
”自分ではどうすることもできないケース”もありますから
そういった場合は仕方のないことですが、
例えばわざと風邪を引きそうな行動を繰り返したり、
自分で注意すれば防げるようなことを、何もせずに
倒れてしまったり、
無謀な運転をして事故を引き起こしたり、
そういったことは”しないようにする”と、いうことです。

救急車の状況が逼迫している際には、
そういった行動が
”自分自身を守る”ことにも繋がりますし、
救急車の状況の逼迫を防ぐ手助けにもなります。

例えば、自分が無謀な運転で事故を起こしたりしても、
救急車の出動量が多く、すぐに現場に駆け付けることが
できない…なんてことになってしまった場合、
自分自身の命に関わる問題にもなってきますので、
救急車が逼迫しないため…ということと同時に
”自分自身を守るため”にも繋がるわけです。

しっかりとこの辺りは覚えておき
救急車の出動率が上がっているようなタイミングでは
健康にいつも以上に気を配ること、
そして怪我に繋がるような無謀なことはしないことを
意識しておきましょう。

まとめ

繰り返しになりますが
”本当に必要なとき”は当然のことながら
どんどん遠慮なく救急車を呼んでもらって大丈夫です。

あくまでも”不必要なとき”や、
自分から”救急車を呼ぶ原因を作り出す”というようなことは
避けましょうね、というお話です。

人間どんなに気を付けていても病気や事故に巻き込まれることは
ありますので、
本当に必要な時は罪悪感を感じるような必要はありません。

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