個人店の臨時休業の理由でよくあるものは?対処法はあるの?

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個人経営のお店は
チェーン店などに比べると
比較的”臨時休業”などが行われる可能性は
全体的に見れば多いです。

もちろん、チェーン店でも臨時休業などが
行われることはありますが、
個人経営のお店はそれ以上に、臨時休業などが
行われる可能性がある、ということですね。

では、個人経営のお店が臨時休業を行う理由としては
どのような理由が考えられるのでしょうか。
この点について、解説していきます。

なお、誤解を招かないように書いておきますが
”個人経営のお店全て”が臨時休業をする、ということではなく
営業を始めてから今までに一度も臨時で休んだことのないお店も
当然たくさんあるでしょうから、
その点は勘違いしないように注意してください。

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臨時休業になるケースはチェーン店より多い

企業が経営するチェーン店も、
例えばお店で事故が起きたり、不正が判明したり、
そういった理由で臨時休業になったりすることは
当然ありますが、
個人経営のお店の場合は、それに加えて
色々な”チェーン店ではあまり起こらない理由による休業”も
あり得るので、チェーン店と比べると
全体的に”臨時休業”などが発生する可能性は
高いと言えます。

では、臨時休業になるケースとしては
どのようなものが考えられるのか、
実際に私も個人経営のお店を経営してましたので、
その経験なども元に解説していきます。

店主の体調不良によるもの

まず、個人経営のお店は
人員的に”あまり余裕がない”ケースが非常に多いです。

私もそうでしたが
”店主一人”のお店もたくさんありますし、
そうでなかったとしても、チェーン店のように
スタッフに余力のあるような状態の人数で
やっているところは、かなり少ない、というのが現実です。

しかし、個人店の店主も、当然ロボットではなく
人間ですので、”体調不良”になってしまうことは
どうしても出てきます。

そうなってくると、例えば店主しかいないお店の場合
店主が高熱を出したりすれば、もう”休む”しかないですし、
店主が病気になってしまったり、
疲労などで倒れてしまったりしても、お店を代わりにやる人間は
いないわけですから、店主がいくら”そうしたくない”と
思っていても、そのまま臨時休業するしかなくなります。

私自身は、そういう(臨時休業)体調不良は
お店をやっている間はありませんでしたが、
それでも体調の悪い日はありましたし、
仮に私が当時、動けないぐらいに体調不良になっていれば
臨時休業するしかなかったのも事実ですから、
そういう理由で臨時休業となってしまう個人店は
たくさんあるかと思います。

体調不良から1日で回復できれば翌日には元通り
営業再開となると思いますが
必ずしもそうなるとは限らないので、
この点はお店に案内などが出ている場合は
よく確認するようにして下さい、

例えばインフルエンザの高熱などでもそうですが
1日では回復できないような体調不良になったりする
可能性も、当然あるわけですからね。

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店主の怪我によるもの

店主の体調不良と似ている理由ですが、
店主が怪我などをしてしまうことによっても
営業が出来なくなってしまう可能性があります。

チェーン店であれば
店長が怪我をしてしまっても
アルバイトスタッフや他の社員にお願いして
カバーしてもらうようなことも場合によってはできますし、
他のお店や本部から応援を送ってもらって
なんとかその日はやり過ごすようなことも、
決して不可能なことではありません。

しかし、チェーン店ではない場合は、
なかなかそう簡単にはいかず、
店主が怪我をしてしまった場合は”どうにもならない”
状況になってしまうことはあることです。

もちろん、個人店の経営者はそういう部分
(自分が怪我をすれば収入にも直結する)は
理解してますので、気を付けはしますが
どんなに気を付けていても、例えば交通事故に巻き込まれたとか
そういうことになってしまうと、どうすることも
できないですからね…

怪我による臨時休業の場合も、
どのぐらいの日数がかかるのかは
その時によって異なります。

設備の故障などによるもの

設備の故障によって
臨時休業となるケースもあります。

これは、チェーン店の場合でもあり得る理由には
なりますが、チェーン店以上に、
例えば”予備の設備”などを用意するのは難しいですし、
他店や本部のバックアップを得て、
何かが壊れてしまった場合にそれをカバーするようなことも、
なかなか個人店だと難しいことです。

チェーン店だと一人の社員が故障の方面に対応しつつ、
営業…なんてことも壊れたもの次第では対応可能ですが
個人店で一人の場合だと故障の方面への対応だけで
自分の手が埋まってしまうので、
設備の故障による臨時休業などは当然あり得ることですし、
チェーン店の場合よりもそのリスクは高いと言えます。

プライベートな事情による臨時休業

個人店の経営者にも、当然プライベートは
ありますから、プライベートな事情による
臨時休業が行われる可能性もあります。

どういうことかと言うと、
例えば身内に不幸があったりだとか、
逆に身内の結婚式だとか、
そういうことが合ったりした場合、
”お店”よりも”プライベート”を優先するようなことは
当然あることですし、
そういった優先順位の設定ができるのは、
個人経営のお店の(店主にとって)良いところでもあります。

まぁ、結婚式などの場合は、
事前に日程も分かっていると思いますから
”臨時”休業になることはあまりないとは思いますが、
身内に不幸があったりだとか、
そういう”急に起きる出来事”が起きてしまった場合は
臨時休業となる可能性があります。

ブラック企業であればいざ知らず、
流石に自分の経営しているお店で身内に不幸があったのに
耐えて…なんてことまでする必要はないですからね。

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店主の個人的な気分でも…

お店にもよりますが、
店主の性格・考え方によっては
”今日はやる気が出ないので休みます”みたいなことも
できるわけです。

時々、とんでもない理由で
休みになっている個人店もあったりして、
そういうところは個人店の面白いところでもありますね。
(利用しようとしていた人にとっては困ることもあるとは思いますが…)

チェーン店と同じような理由での臨時休業も

チェーン店でも普通に起こりえるような理由でも
個人店も臨時休業になる場合があります。

例えば「事故」「事件」「何らかの不正発覚」など、
そういったケースもあれば
「業者トラブルで商品が入荷せず営業できない(飲食店)」など
そういう可能性もあります。

このあたりは、チェーン店でも同じになるとは思いますが
当然、個人店でも起こりえることです。

利用客側が注意すべき点は?

個人経営のお店の”臨時休業”を確実に
回避するのは正直、難しいところです。

ただ、お店によっては公式サイトや
SNSなどがある場合もあると思いますので、
そういったところが”ちゃんと更新”されているお店であれば
臨時休業の際にもお知らせが掲載されると思うので
チェックしてからお店を利用するといいのではないでしょうか。

また、ある程度顔見知りだったりするのであれば、
事前に”今日はやってますか?”と電話などで確認するのも
アリだとは思います。

まとめ

個人店の場合は、チェーン店と比べると
臨時休業に”せざるを得ない”ことが起きやすいために、
臨時休業を目の当たりにする機会も
チェーン店と比べると可能性としては高いと思います。

ただ、もちろんそれはあくまでも”時々”のことなので、
運悪くその時々に当たってしまった場合は
”仕方ないな…”ぐらいに思っておきましょう。

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