店員Kです!
お店をやっていると、
お客さんの出入りがありますから、
必ず、虫の出入りなんかもあるかと思います。
出入りが頻繁なお店だったり、
常に入り口をオープンにしているようなお店の場合は
尚更ですね。
特に、ハチとか、蚊とかが入ってきた場合、
放置していれば、店のスタッフにとっても、嫌なものだと思いますし、
コバエなどの虫でも、数が増えてくれば、お客様にとっても、
不快な気分になるのは確かなことでしょう。
当然、退治することになるかと思います。
しかしながら、お店の中で害虫を退治する場合には、
いくつか気をつけなくてはいけないこともあります。
今回の記事では、店内での害虫退治の際に、
注意するべきことをまとめておきます。
店内での害虫退治時の注意点!
お店の中に侵入した害虫は、当然、退治するか、
もしくは外に逃がすことになると思います。
そのまま放置しておけば、蚊などの直接的な被害の
考えられる虫の場合は、店員にとっても、お客さんにとっても
嫌なものだと思いますし、
コバエなどの虫であっても、増えれば不快な気分になるでしょう。
なので、お店として、害虫駆除も環境維持のために、
大事な要素の一つではあります。
では、害虫退治の際に注意するべき点を見ていきましょう!
①あまり酷い退治の仕方はしない
誰も見ていない場所ならまだしも、お客さんが見ている場所では
なるべく、度を超した退治はしないようにしましょう。
既に潰れている昆虫に対して、執拗に踏みつぶしたりだとか、
そういう行為はお客さん側から見れば、恐怖以外の何物でお
ありません。
周囲が見ているかもしれない、ということを常に念頭に入れて置き、
行き過ぎた退治方法を使わないようにしましょう。
あくまでも、節度を保って退治することが大切です。
時々、憎しみでも募っているかのように、すごい
退治の仕方をする人もますが、
一人の時はともかく、外ではあまりやらない方が良いかと思います。
②薬品の使用に注意する
アースジェットだとか、キンチョールだとか、薬剤を使って
昆虫を退治するのは良いのですが、
退治する際に、使う分量には注意しましょう。
あまり使いすぎると、店内がとても臭くなってしまいますし、
使いすぎて、喉が痛くなってしまった…なんてことになると
大変です。
実際に、私が雇われ店長をしている時代に、やたらと大量に
薬剤を散布するアルバイトスタッフさんが居ました。
その時は、幸いお客さんは居なかったのですが、
私が喉の痛みと目の痛みに苦しむぐらいに散布されてしまったので
大変でした^^
ニオイも臭かったですし、お客さんがいるところで、あまり
薬剤を散布しすぎると、面倒なことになりかねません。
また、飲食系のお店の場合は、お客さんの目の前で薬品を
散布するわけにもいかないでしょうから、注意しましょう。
③人を叩かないように注意する
害虫を、叩き落して退治しようとしている場合は、
勢いあまって、人にぶつかったりだとか、そういうことをしないように
注意して下さい。人にぶつかってしまうと、トラブルの原因にも
なります。
もしも虫を直接叩いて退治などをする場合は
周囲に注意しながら、退治するようにしましょう。
まぁ、普通に考えれば「そのぐらい大丈夫だよ!」と思うかも
しれませんが、実際に、私が害虫(蚊)を退治しようとしている際に
店長をダンボールで叩いてしまったことがあるので
(振り向きざまに店長がたまたま居た 汗)、経験談として
書いておきます。
④集中しすぎないようにする
一応、お店の営業時間中は、害虫駆除に気をとられすぎないように
することも大切な要素の一つです。
ハチなど、危険な害虫の場合は、接客を一時期止めてでも
駆除したほうが良い場合もあるかとは思いますが、
害虫駆除に集中しすぎることなく、状況に応じて
接客と害虫駆除の順序を決めていきましょう。
蚊などの害虫であれば、接客を優先したほうが良いですし、
ハチなどの危険度の高い害虫であれば、やむを得ず接客を
中断して処理するなど、ケースバイケースで判断することが
大切になります。
また、スタッフが複数人居る場合は
役割分担して害虫駆除するのが良いですね。
一人はレジなどでの接客を続けて、もう一人は
店内に侵入した害虫の駆除などを行うと良いかと思います。
⑤放置するのも良くない
ハチや蚊、ハエ、ゴキブリなどの害虫は
店員にとっても不愉快なものだと思いますし、
蚊やハチなどに関しては人間に対して、実害が
及ぶ可能性もある危険な存在です。
そのため、優先すべきことがある場合は、
そちらを優先しても良いですが、放置だけはしないように
しましょう。
害虫を放置することによって、お客様にとっても
不愉快な環境を作り出すことになってしまいますから、
注意しましょう。
手が空いているタイミングを見て、
駆除するべき害虫はしっかりと駆除するようにしましょう。
⑥増えるようならば対策する
害虫が増えるようであれば、何か対策を講じなくてはなりません。
例えば、ハチがたまたま入ってきた、ということであれば、
それを退治するなり、逃がすなりすれば良いのですが、
ハチが巣を作っていたり、明らかにコバエの量が増えてきたりだとか、
虫に巣をつくられていたり、繁殖していたりする可能性が考えられる場合に
関しては、しっかりと対策することが大切です。
私の前の勤務先でも、チョウバエと呼ばれるハート形のコバエが
大量に増えてしまった年がありました。
チョウバエそのものは、蚊などとは違い、人間に直接的な被害を出すものでは
ないのですが、やはり、数が増えすぎてしまえば、お客様にとっても
不愉快だろう、と言うことで、素早く対策して、対処しました。
ハチにせよ、ゴキブリにせよ、蚊にせよ、
今は昆虫対策グッズがたくさんお店に売られていますから、
自分のお店に増えてしまっている害虫対策グッズを
手に入れて、早めに対策することをおすすめします。
また、ハチの巣をつくられてしまった場合などの
”素人の手には負えない案件”の場合は、
迂闊に手出ししたりすることなく、
行政に依頼するなり、業者に依頼するなりして、適切に処理して
貰うようにしましょう。
経費削減!なんて言ってる場合じゃないですからね?
⑦飲食店の場合は特に注意する
飲食店の場合は、昆虫の侵入に特に注意して下さい。
害虫でなくても、注意する必要があります。
万一、料理などに昆虫が混入したまま料理を出してしまえば、
クレームに発展する可能性がとても高いですから、
なるべく昆虫の居ない環境を作り出すことが、飲食店においては、
とても大切になってきます。
今の時代だと、クレームだけでは済まずに、
昆虫の混入してしまった様子をSNSに投稿されたり
してしまい、お店のイメージダウンにつながる可能性も
非常に高い時代ですから、
昆虫のあまり入って来ない、居ない店内を作ることも
大切ですし、昆虫が混入していないかどうか、
料理を確認することも、また、大切になってくるので、
覚えておきましょう。
まとめ
お店というものは、必ず人の出入りがあるものですから、
ある程度の昆虫が入ってきてしまうのは仕方のないことです。
対策グッズなども幸い、たくさんありますが、
お店に設置する際には、ニオイや設置場所にも気をつけないと
いけないので、なかなか難しい問題ではあります。
特に、飲食系や食料品が絡むお店の場合は、
神経質になるぐらいには、気をつけないといけません。
また、害虫退治の際にも、やりすぎてしまって、
お客様に嫌なイメージを与えたりだとか、そういうことをしてしまわないように
気を付けましょう!