景気が良くなっているというのは妄想!あまり変わっていないのが現実

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最近は少しずつではあるものの、
景気が良くなってきている、なんてお話も聞きます。

実際に、数値などを見ると、確かに少しずつ
景気は良くなっている、ということのようです。

が…!

あくまで数値上の問題であり、
実際の生活が良くなったか、と言われれば
全然そんなことはないでしょう。

景気が良くなっている、というのは妄想であると思います。

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景気は良くなっていない!

景気が良くなっている、というのはほんのごく一部の話であり、
全体的に見ればとてもじゃありませんが、
景気が良くなっている、とは言えないでしょう。

政治がどうこうではなく、今の世の中の流れでは、
どんな政治であろうと、結局同じことであると思います。
誰が、どこが、何をしようと結局は変わらない。

ブラック企業だとか、そういうことが蔓延している世の中では、
”実感できる景気の改善”は望めないでしょう。

景気が良くなっている、というのはあくまでも数値上だけであり
現実的にはほぼ変わっていない、というのが
事実ではないでしょうか。

現在の景気と、これからについて、個人的な考えでは
ありますが、綴って行こうと思います。

数値しか見ないから現実が分からない

まず、庶民の生活を知らない方々は、
数値でしか物事を見ることができません。

私はブラック企業に勤務していましたが、
そこの会社の上層部が見ていたのは「数字」だけでした。
そのため、現場レベルで今現在どうなっているのか、
ということを理解することができないのです。

景気に対してもそうです。
数字しか見ることができないからこそ、
現場レベル(つまり、一般市民)がどう感じているかを
理解することができませんし、
数字が少しずつ上がっているからこそ
「景気が回復している」と錯覚してしまうわけです。

いつから景気が回復していると錯覚していた?と
いうことですね。

数値上改善されても、ほとんど意味はありません。
庶民の生活は何も変わっていないわけですし、
むしろ苦しくなっている人も居るのではないでしょうか。

数値しか見ていないから分からないのか、
それとも、数値しか見ないようにしているのか。
どちらかは分かりませんが、
いずれにせよ”体感的”なお話をするのであれば、
景気の回復など、していません。

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今後は景気が悪くなる

そして、今後のお話をすれば、
景気は悪くなる一方でしょう。

なぜか、それは、消費税増税が
控えているためです。
消費税が8パーセントから10パーセントに上がれば、
当たり前のことですが、消費は落ち込みます。

余分なものを買おうとはしませんからね。
特に、給料などが特別増えているわけでもない人が
ほとんどでしょうから、
経済は回らなくなり、数字上は知りませんが
体感上、景気はさらに悪くなっていくことになるかと思います。

これは避けられないことでしょうし、
取られる分だけ増えれば、消費が落ち込み、
景気が悪くなるのも仕方のないことでしょう。

景気対策は的外れ

増税に対する景気対策もいろいろと検討されているようですが
ザンネンながら、これらは全て的外れであるとしか
言いようがありません。
少し前に言われていたプレミアム付き商品券もそうですが、
一般社会の現状を全く理解できていない人が考えたかのような
アイデアばかりで、全くお話になりません。

対案を出せ、と言われても、ぱっと浮かばないぐらいには
増税した際の景気対策は難しいのも事実ですし、
増税する以上、もはや景気対策は意味をなさないでしょうし、
少なくとも、今、アイデアとして上がっているものでは
それ以前の問題である、というのが事実であると思います。

五輪が終わればさらに景気は悪くなる?

2020年には東京のオリンピックがありますが、
それが終われば、さらに景気は悪くなるでしょう。
増税の2019年、オリンピックが終わる2020年。
個人の消費はさらに落ち込み、
景気は冷えていくのです。

これを避ける方法は現状ではないと思いますし、
数値上でしか物事を見れないのでは、
誰がやっても同じでしょう。

景気はますます悪くなっていくものと思います。

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誰がやっても結局同じ

景気が良くならないのは、誰が悪いのか。
これは、誰でもないと思います。
止めることのできない時代の流れ。
たとえ、物事を決める人間が誰に鳴ろうと、
どのみち庶民の生活を知らない人が決めるのでしょうから、
ほとんど意味がありませんし、
期待している人も少ないのではないでしょうか。

少なくとも、今のままでは
数値上の景気上昇という、
ある意味での妄想、これが限界であると思います。
一般社会では景気なんて全然良くなっていませんし、
むしろ、これからの増税でさらに落ち込んでいくでしょう。
もう、これは避けることのできないことだと思います。

増税を迎えて…

(追記)

この記事を書いたのち、消費税が10パーセントになりました。
閉店を迎えるお店も増えましたし、
やはり景気はどんどん悪くなっていますね。
データ上ではなく、実生活では、
確実に景気は悪くなりつつある…

データの数字は、人間が作っている以上、
いくらでもいじることもできてしまいますし
裕福な人のデータも加わって”平均的な部分”が
なかなか見えてきませんから
あまり意味はないでしょう。

庶民の体感できる景気は確実に悪くなっていると思います。

まとめ

景気が良くなっている。
本当にそう思っている人が果たして何人いるのかどうか。
オフィス街などでアンケートすれば、当然、大企業なども多いわけですから
ある程度景気が良くなった、と答える人が多くなるでしょうし、
あまりアンケートなどもアテにはなりません。

少なくとも、現時点では景気は数字上しか良くなってませんし、
本当に心から「世の中の景気が良くなっている」と
思っている人がいるのだとすれば、それは、妄想と言わざるを得ないでしょう。

数字では上がっているんだ!というかもしれません。
ですが、現実に体感できるように上がっているかと言われればNoです。
つまり、景気が良くなったと言えるような世の中にはなっていない、
今の景気上昇は「幻」であると言えるのではないでしょうか。

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