お店の常連客になっても勘違いをしてはいけないこと!要注意点は?

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同じお店をよく利用していて、
店員からも覚えて貰えて
”常連客”と言えるような状態になった…

と、いう経験がある人は多いと思います。

しかし、実際に店員側としてアルバイトをしたり、
店長をやったり、色々な経験をしていると、
”勘違いしている常連客”も目につくことがあります。

常連さんになってくれることは、お店にとって
ありがたいことであるのは事実ですし、
お客さん側からしても「そういうお店」ができるのは、
メリットもあるかと思います。

ですが”常連客”だから、と
色々勘違いした振る舞いをし始めてしまってはいけません。

これをしてしまうと、お店側にとっても迷惑になってしまいますし、
トラブルに発展する可能性もあります。

自分が、”常連客として迷惑行為”を働いていないかどうか、
よく振り返ってみることも大事なことです。

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「勘違い常連客」は、ただの迷惑でしかない

お店にとって、常連さんはとても
ありがたい存在です。
しかしながら、その一方で、
”勘違い常連客”は、迷惑な存在ですし、
他のお客さんから見ても迷惑です。

この点を勘違いしてはいけません。

皆さんも自分が”常連客”として通っている、
よく利用しているようなお店がある場合
下記のようなことに当てはまってしまっていないかどうか、と
いうことは、よく考えてみてください。

もしも、思い当たる部分がある場合は
すぐにでも改善するべきです。

お店側も、常連さんに対しては
なかなか正直に苦言を言ってこない場合もあります。

これから紹介するような行為を無意識・わざと問わず
している場合、表面上は店員さんたちもニコニコしていても
裏では「迷惑なやつだな」と噂になっていたり、
ブラックリスト入り状態になっている可能性も十分にありますので、
注意するようにしましょう。

では”勘違い常連”になってしまわないよう、
下記のようなポイントを見ていきましょう。

自分が優先だと勘違いしてはいけない

お店にとって「常連さん」も「初めて来た人」も
同じお客さんです。

そのため、
”常連である自分が、他のお客さんより優先して貰えて当たり前”
みたいな態度を取ってしまってはいけませんし、
「優先してくれよ」みたいなことを言ってしまってもいけません。

例えば、何か商品を予約する際にも、
お店側から”いつも来てくれているので優先しますよ”と
言ってくれたのであれば、それはお店側が自分たちの意思で
無理のない範囲でサービスしてくれているので、
お言葉に甘えて、ということは全然良いのですが、
自分から「いつも来てるから、優先してくださいよ」みたいのは
NG、ということです。

お店にも”優先できること”と、”優先できないこと”が
それぞれ存在しています。
相手が常連さんだからと言って
”できないことはできない”ですし、
色々な都合もお店側にはあります。

”常連だから何でも自分が優先”と勘違いしないようにし、
”常連だけど、自分はあくまでも客の一人である”と、
いうことは忘れないようにしてください。

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値引きなどを要求する

値引きなどを”自分から”要求することは
あってはいけないことです。
時折、勘違いした常連さんにそういったことを
言われたことや、しつこく値引きを迫られた経験も
ありますが、これは絶対にやってはいけないことです。

確かに”お店側から”サービスすることは
お店によってはありますし、
お店側から「値引きしますよ」と言われた場合は、
それは親切として、素直に喜んでいただければ、と思いますが
”客の立場から、常連だから値引きしてほしい!”みたいな
お願いをされてしまうと、お店は困ってしまいます。

理由をいくつか挙げておくと、

・値引きしたら赤字になる商品は値引きできない
・アルバイトスタッフさんなどの場合、独断で値引きは決められない場合もある
・タイミングが悪い(他のお客さんが見ているなど)

など、お店側にも色々と事情があるわけです。

お店側が常連さんに値引きをするような際には
”お店側のルール上問題のない範囲内”かつ”タイミングを見計らって”
行っています。

そのため、常連さんから”値引きを要求”されると困ってしまいますし、
値引きできない、と告げた際に不満そうにされると
お店はもっと困ってしまいます。
それを繰り返せば一気に”常連さん”から”迷惑な常連”に、
早変わりしてしまいます。

値引きは、自分から要求したりはしないようにしましょう。

距離感を間違えてはいけない

常連さんの存在はお店からしてみても、
とてもありがたいものですが、
一方で”距離感”を間違えてしまう方も時々見かけます。

どんなにお店を利用している”常連”であっても、
立場としては”お店の店員”と”お店の客”でしかありません。
それ以上でも、それ以下でもありませんので、
ここを間違えないようにしたいところですし、
間違えると、表面上ニコニコしていても、
店員内で”あいつには気をつけろ”となっていることがあります。

以下のような点に、注意することを推奨します。

・長話をしすぎない(店員は一応、仕事中です!あまりにも長いと…笑)
・他のお客さん眼中なし状態でレジの前に居座らない
・店員の個人情報を聞こうとする
・あまりにも馴れ馴れしくしすぎる

このあたりでしょうか。

こういった部分には、ぜひ、注意してください。
確実に”裏側”では嫌われるので、
あくまでも”店員”と”客”、これを忘れてはいけないのです。

店員になったつもりにならないように

常連さんの中には”まるで自分も店員になったかのような”
態度を取り始めるような人もいます。

お店に対する意見や感想などは、歓迎です。

しかしながら、”それ以上”は絶対にNGであり、
関与しすぎです。
そうならないように、注意は必要ですし、
店員になったつもりにならないようにしましょう。

お客さんからの意見は貴重ですが、
あくまでもそれは「意見」であり、
最終的にそれをどうするか、ということを決めるのは
お店自身です。
そのことを忘れないようにしてください。

稀に”何で自分の言う通りにしないんだ?”みたいな
態度を取り始める常連さんもいますが、
あなたは”店の関係者ではない”というこの
基本中の基本だけは、どんなに常連さんになったとしても
忘れてはいけません。

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「いつも買ってるんだぞ」「いくら使ったと思ってるんだ」はダメ

悪質な常連がよく使う言葉として

「いつも買っているんだから」だとか
「この店でいくら使ったと思ってるんだ!」みたいなことを
言い出す人もいます。

が、いくら使ってもらおうと、ルールはルールです。
お店のルールを守れないのであれば、
あなたは常連客ではありませんし、客ですらない、ということです。

”常連になれば、マイルールを押し付けてもいい”

そんな振る舞いの人を店員時代に何人か見ています。

これは、明らかに間違いであり、
迷惑行為です。

そういった行為を続ければ
場合によってはお店側から「迷惑だ」と言われてしまう
可能性も十分にありますので、
そのようなことになってしまわないためにも、
”常連客になれば、何をしてもいい”みたいに
思ってしまっている場合は、
その考えを、すぐにでも改めるようにしてください。

まとめ

常連のお客さんがつくことは、
お店にとって嬉しいことです。

そして、多くの常連客の方が↑のような基本的な
部分は、ちゃんと理解して、振る舞って下さっていますが、
稀にこういう”迷惑な常連”が出てくるのも事実です。

自分がお店からそのように思われてしまわないように
するためにも、
しっかりと自分の振る舞いを思い起こしてみて、
”もしも思い当たる部分がある”のであれば、
それをちゃんと”修正”するようにしてください。

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