缶詰は常温で保存することはできるの?保存方法は?

この記事は約5分で読めます。

食品の缶詰を、日々の食卓や
料理などに利用する人も多いと思います。

また、非常食として保管しておくことができるのも
缶詰の魅力の一つですよね。

では、そんな缶詰は”常温”で保存することは
できるのかどうか、
この点について解説していきます。

スポンサーリンク

基本的に「常温」で長期保存可能

缶詰は、基本的には
常温での長期保存が可能になっており、
冷蔵庫に入れたりする必要はなく、
そのまま保存しておくことができます。

缶詰は容器自体がしっかりと保存に適した
基準を守って作られているため、
そのままの温度(常温)で保存しても、
腐ったり、劣化したり、そういったことが
ないように作られています。

そのため、冷蔵庫などに入れたりする必要は基本的にはなく、
そのまま常温で保存することが可能になっているのです。

ただし…
”必ずしも”「どんな保存方法で保存しても良い」ということでは
ありませんので、この点には注意をしておく必要があります。

また、世の中には色々な缶詰があります。
万が一、商品パッケージに”冷蔵保存”するように書かれているものがあれば
必ずその指示に従うようにしてください。
何も書かれていなければ”常温”で保存可能だと考えて大丈夫です。

では、この先では注意点を解説していきます。

あくまでも「未開封」の話

缶詰を常温で保存しておくことができるのは
あくまでも”未開封”の状態でのお話になります。

一度でも開封した場合に関しては
常温での長期保存はできなくなりますので、
この点を勘違いしないようにしてください。

開封後は冷蔵庫などに入れて
なるべく早めに食べる必要が出てくるので、
常温での保存・長期保存は”未開封の時のみ”ということを
しっかりと覚えておきましょう。

開封後に残す場合は、缶詰自体に保存方法が
記載されている場合はその通りに、
記載されていない場合は他のお皿などに移し替えて
冷蔵庫などで保管し、なるべく早めに食べるようにする、
ということを心がけましょう。

間違っても”開封後の缶詰を常温で保存”はしないようにしてください。
”少しでも開けた場合”はNGなので、
”完全に開封していないから大丈夫”だとか、
そう言った勘違いもしないように注意しましょう!

”ほんの少しでも”開けた時点で
その缶詰は開封済みなので、
もう常温保存も、長期保存もできません。

この点は注意です。

スポンサーリンク

避けた方が良い場所に注意する

常温保存が可能な缶詰と言えども
”保管に適していない場所”もあります。
そういった環境に置いておくと、
賞味期限内でも、味に影響が出たり
劣化してしまう可能性もないわけではないので、
下記のような点には注意して保管するようにしてください。

・高温の場所
基本的に”人間が生活できる範囲内”であれば
問題はないと思いますし、
実際に私も長期保管しているものがありますが、
あまりにも高温の場所に置いておけば、
影響が出る可能性があります。
できれば”人間が熱中症にならないぐらいの温度”の場所に
保存しておく、ということが目安として、分かりやすいかと思います。

・多湿の場所
よく、高温・多湿を避けて保存、のような文言を
見かけると思いますが
缶詰の場合も、多湿の場所は避けるようにしましょう。
容器の劣化などを招き、中身は大丈夫でも、食べる際に
イヤなイメージを抱くことになるような場合も考えられます。

・直射日光の当たる場所
これも、念のため避けておくのが無難です。
直射日光に当たる場所に置き続けることで、
商品の劣化などを招く可能性があるので、
わざわざそのような場所には置かずに、
ちゃんとした場所で保管するようにしましょう

・極端に温度の低い場所
涼しい場所や、ある程度寒い場所であれば
問題はありませんし、
暑いよりかはマシですが、
凍ってしまうような極端に温度の低い場所には
保存しないようにしてください。
凍ることで、中身が変質したり、
缶詰の容器自体にも問題が生じる場合があります。
”凍るようなところ”は当然、常温とは言いませんので、
そのような場所は避けるようにしてください。

・ニオイの強い場所
ニオイの強いものの側に置いておくと、
当然、容器にそのニオイが移ることになります。
食べる際に、容器を使ってそのまま食べるような場合、
味には影響がなくても、ニオイが気になるようなことも
あるかもしれませんので、その点は注意するようにしてください。

缶詰は常温保存が可能ですが、
上記のような部分には注意しつつ、保存していくようにしましょう!

賞味期限前に食べた方が良いの?

できれば、賞味期限内に食べるのがベストですね。

”賞味”期限の場合は
”美味しく食べられる期限”のため、
”消費”期限とは異なり、
実際のところ食べられる場合が多いですが、
賞味期限も含め、期限切れのものを食べる場合は自己責任となるので、
メーカー、お店など他の人は一切責任を取ってくれません。

その点は理解した上で、利用していきましょう。

まとめ

缶詰自体は、常温保存が可能です。

ただし、
・商品自体に保存方法の指示がある場合
・開封してしまった場合
・高温多湿、直射日光の当たる場所などは避ける

この3点に関しては
しっかりと頭の中に入れておき、
覚えておくことをおすすめします。

それさえ守っていれば
基本的には常温で長期保存できますので、
何かに使うのも良いですし、
そのまま食べるのも良いですし、
何かの時の非常食として備えておくのも良いと思います。
自分なりに上手な缶詰の使い方を
見つけていきましょう!

タイトルとURLをコピーしました