合格祈願って意味はあるの?その現実的な答えとは?

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「合格祈願」は受験や就職試験などの前に
合格を祈り、お参りをしたりする行為のことを言います。

よく、受験シーズンになると
本番前に合格祈願をしに行く受験生の姿を見かけたり
話を聞いたりしたりする人も多いと思います。

ですが、実際にこの「合格祈願」に
効果はあるのでしょうか。

理想論ではなく、現実をお話していきたいと思います。

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合格祈願は必ずしないといけないの?

これは、Noです。

合格祈願は絶対にしないといけない、
というものではありません。
合格祈願をしなくても、合格するときは合格しますし、
不合格になるときは不合格になります。
ただ、それだけのことです。

合格祈願をするかどうかは
完全に”個人の自由”であり、
絶対にしないといけないものではありません。

必要だと自分が感じるのであればすれば良いと思いますし、
特にそう感じないのであれば無理をする必要はありません。

祈願したら必ず受かるわけではない

これも当たり前のことにはなりますが
”合格祈願をしたら必ず合格するのかどうか”
と、言われれば答えはNoです。

合格祈願をしただけで必ず合格できるようなら、
みんな合格祈願をしに行くでしょうし、
受験で失敗して辛い思いをするような人は
いなくなるでしょう。

合格祈願をしたところで、
神様があなたを合格させてくれる、などということは
冷たいようですが、ありません。

受験をして、点数が足りなければ落ちますし
点数が足りていれば受かる…
それだけのことです。

ただ、合格祈願が「全く意味のないものなのか」と
言われれば、そうとも言えません。
人によっては一定の効果も期待は
出来るのではないでしょうか。

その点は後述します。

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評価や点数に影響はあるの?

合格祈願をしたら受験や就職試験などの
点数に影響はあるのかどうか。

これは”ありません”
というのが答えになります。

学科試験は、当然問題に
正解しているか、間違っているか、
これだけで判断されます。
合格祈願をしていようと、していなかろうと
それが変わることはありません。

そのため、合格祈願をしても
学科試験の点数が上がることは、ないのです。

面接試験に関しても、
あなたが合格祈願をしたことなど
面接官からしてみれば分からないことですから、
基本的に影響する可能性は、”ほぼ”ありません。

”ほぼ”と書いたのは
面接官が「合格祈願とかは行きましたか?」と
質問してくる可能性が0ではないためですね。
基本的にそういう質問はあまりありませんが
「合格祈願の質問をしてはいけない」という
ルールはありませんから、してくる可能性もあります。

そういった場合のみ、実際に合格祈願に
行っていたのならスムーズに答えられるのではないかと
思います。

ただ、この点も、もし聞かれても作り話をすれば
良いわけですし、
「その分勉強に時間を充てました」などなど
上手く、行ってないことを素直に話す分には
減点にはならないでしょう。

とは言え
「合格祈願なんて、意味ないので」
とか、人によってはひねくれたように聞こえる可能性のある
受け答えはやめておいた方がいいですね。

合格祈願でメンタル面はプラスになる可能性も

上でも書いた通り
合格祈願をしたからと言って
合格できるわけではありませんし、
合格祈願をしたからと言って
点数がUPするようなことも、現実的にはありません。

しかしながら、「メンタル面」では
プラスになる可能性もあります。

「合格祈願をした」という事実が、
自分の気持ち的なリラックスに繋がったり
心の支えになったりするのであれば
それはそれで、わずかとは言え、
プラスにはなるかと思います。

そのため、人によって、になりますが
合格祈願をしたことによって
力を貰えるような気分になったり、
それを信じたりできるような人にとっては
合格祈願も、少しはプラスになると思いますし
無駄にはならないのではないでしょうか。

逆に「意味ないよなぁ…」と感じていたり、
特に興味がない場合に関しては
プラスの効果もほとんどないと思いますので
無理して合格祈願をする必要は、ないかと思います。

この点は、人それぞれですね。

合格祈願をすることで
「何かいいことがあるかもしれない」と思えるような人は
しておくことで、
受験本番の心の支えになったり、
前向きな考え方ができるようになったりと
メンタル面でのプラスは、期待できます。

人間、精神的な部分はとても大事なコトで、
例えば、病気などに関しても、
精神的に前向きだと、時に回復が早くなるなどの
ことが起きることもありますし、
逆に、精神的なストレスを強く抱えると
病気じゃなくても体調を崩してしまうようなことも
ある生き物です。

そのため、合格祈願によって気持ちが明るくなる!
という人はしておくことで、
受験当日をより良い精神状態で迎えることが
出来る可能性はあります
(精神状態が良いと、ひらめきなどもしやすくなる可能性は
 十分にありますからね)

まとめ

合格祈願をしても合格できるとは限らず、
必ずしも必要なものではありません。
合格祈願をしても落ちる時は落ちますし、
そうでないときもあります。

あくまでも「気持ち」の問題です。

無駄、と思う人はわざわざ合格祈願に
時間を使う必要はありませんし、
その考え方は、現実目線で見れば「正しい」でしょう。
合格祈願に行く時間を勉強に充てたほが
プラスになります。

が、「気持ちの問題」でも
人によっては当日の精神的なコンディションの
プラスなどに影響する可能性もありますから、
意味がある、と思うであれば
合格祈願をしてみても良いかとは思います。

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