ガソリンスタンドの価格表示を
見ていると「高すぎ！」と思うようなことも
あるかと思います。
特に車などを利用する機会が少なかったり、
仕事上でもガソリンを使うようなことが
ない人であれば、あまり関係のないことですが、
日常的に車などを使う人からすると、
ガソリンの価格が高騰してしまうことは
とても大変なことですし、
生活にも直結してくる部分です。
では、ガソリンの価格が高騰してしまった場合、
個人で出来る対処方法はあるのでしょうか。
この点について解説していきます。
個人で根本的な部分を解決するのは難しい
残念ながら、ガソリンの価格が高騰している場合、
”高騰したガソリン価格を個人でどうこうする”ということは
非常に難しく、現実的に困難です。
一般人一人が何かをしたら
ガソリンの価格が下がりました！
…なんてことは、起きないでしょうから
価格自体は、社会的な動きを注視しつつ、
見守るしかない、というのが現実です。
ガソリン価格が高騰するのを、予め”備える”ということは
個人にはできませんし、
高騰した場合に市場の価格を下げることも、
これまた個人ではどうすることもできないことです。
ですので、下記のような対策をすることしかできない…
というのが現実です。
利用するお店を選ぶ
世の中には、色々なガソリンスタンドが存在しており、
店舗により価格も、サービス内容も異なります。
当然、世の中全体でガソリンの価格自体が高騰してしまっているような
時には、どこのガソリンスタンドを利用したとしても
全体的に”高い”ことは変わりませんが、
それでも、利用するお店を選ぶことである程度の節約にはなります。
会員割引のあるお店やサービスのあるお店など、
自分にとって一番お得になるガソリンスタンドを選ぶことで、
微々たるものではありますが、ある程度の節約はできます。
家からの距離や、職場への通り道かどうかなど、
”ある場所”も考慮しながら、自分にとって
最適なガソリンスタンドを選ぶと良いでしょう。
支払い方法を考える
クレジットカードなどでの支払いを行うと、
ポイントやキャッシュバックがあったり、
会員カードを利用して、特定の条件を満たすと割引があったり、と
各ガソリンスタンドで色々なサービスが用意されています。
こういったものも、自分に可能な範囲内で
出来る限り安くなる方法を用いると、
これも僅かではありますが、ガソリンにかかる費用を
削ることができます。
いちいち考えるのは面倒臭い！と思う人もいると思いますが
一度「ここのガソリンスタンドで、こう支払おう」というのを
頭の中で確立さえさせておけば、以降はそこを利用するだけで
良いので、自分にとって最適な場所・方法を考えておくことは
大切になります。
車に乗る量を減らす
ガソリン価格が高騰しているタイミングでは
”車に乗る量を減らす”というのも一つの対策になります。
もちろん通勤だとか”絶対に必要なタイミング”まで
削る必要はありませんが、
例えば”自転車でも移動できるな…”という場合は
自転車を利用するだとか、
”絶対に必要ではないタイミングで車に乗ること”を
削っていくことができれば、結果的にガソリンの消費も
抑えることができますし、節約に繋がります。
もちろん、車通勤をやめて電車通勤にしよう！とか、
そういうことでは、
電車賃がかかり、結局あまり意味がないですから
そこまでする必要はありませんが、
「車に乗らなくても大丈夫」かつ「乗らないことによって無駄に
お金が掛かったりするわけでもない」のであれば
そういった車に乗る機会は、ガソリン価格が高騰している間だけでも
削っていく、ということが大切になります。
車の乗り方にも配慮する
車の乗り方に配慮することで、
ガソリンの消費を減らすことも可能です。
”乗らなくても良いタイミング”には乗らないようにすることも
大切ですが、乗る場合にしても、
・重い荷物をなるべく載せないようにする
・エンジンをかけたままにしない
・エアコンの使用は必要のない場合は控える
・エンジンオイルを適切に交換する
・適切なタイヤを利用する
・スピードを出しすぎない
・道に迷ったりしない
などが挙げられます。
これらを意識することで”無駄”なガソリンの消費に関しては
ある程度抑えることも可能です。
お金に余裕があれば車を変えるのも一つの手
普通の人はなかなか「ガソリン高い！車変えるか！」なんて
ことはできませんが、もしもお金に余裕が
あるのであれば、それも一つの方法です。
電気自動車などへの買い替えでも良いですし、
より燃費の良い車を求めるのも一つの選択です。
特に、燃費の悪い車を使っている場合に
関しては車を変えることで、だいぶガソリンにかかる
費用を削減することができるはずです。
ただし、当たり前のことですが、
車はそうそう簡単に買い替えできるものではないので、
自分の経済状況と相談しながら、
判断していきましょう。
まとめ
ガソリン価格の高騰を個人で
どうこうすることは困難ですが、
ある程度工夫をすることで、
ガソリンを購入する際の価格を抑えたり、
ガソリンの消費量などをある程度
削ること自体は決して
不可能なことではありません。
価格は色々な理由で、
常に変動するものですが、
一時的に高騰してしまっているような
場合に関しては
その期間中はしばらく使用する量を
減らしていくなど、うまく工夫しながら
乗り越えていきましょう。
とは言え、もちろん、物事には限度がありますから、
生活を不便にしてまで節約したりせず、
ほどほどに節約していきましょう。
