ネット利用者の閲覧履歴データ提供取りやめの影響を分かりやすく解説!

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ネットを閲覧するためのブラウザ
「クローム」で
利用者の閲覧履歴データを
広告主などが追跡できる機能を
2年以内に取りやめることが
発表されました。

が、専門的な用語が多く
「何か影響あるの?」という人も
多いかと思います。

クッキーってうまいのか?とか
ターゲティング広告ってなに?だとか、
そういう反応が一般的だと思います。

では、一般的にどのような影響が出るのか。
それを分かりやすく解説していきたいと思います。

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基本は気にする必要なし

基本的に、ネットを見る上で
デメリットになることはありません。
そのため、いろいろ騒がれていても
気にする必要はありません。
今まで通り普通にネットを使うことができますし、
特に何かをしなくてはいけない、ということも
ありませんから、
心配する必要は、まったくないのです。

影響があるとすれば、下記のようなことに
なりますが、それもあまり問題はないでしょう。

広告を出している会社(広告主)のほうは
対応が必要になるケースもありますが、
普通にネットを見ているだけの人、
自分でサイトをやっていて、そこに広告を
つけている人などは、あまり気にするような
ことではありません。

むしろ、普通にネットを見る分には、
メリットになる部分もありますね。

ターゲティング広告の減少

まず、ターゲティング広告と呼ばれる
広告が減ることが予想されます。

皆様も「自分がこの前調べていたものの広告が出ている!」と
いうのは経験したことがあるのではないでしょうか?
中には、1回検索しただけで
それに関連する広告がどこのサイトに
行っても出てきてしまう!と、そういうことも
あるかと思います。

それが、無くなる、あるいは少なくなる、と
いうことが予想されます。
広告自体が消えるわけではないので
広告が多くて鬱陶しいサイトはそのままですが、
1回検索しただけで、その関連する広告が
表示されたりして、気持ち悪いなぁ…と感じてた
人にとってはプラスに感じる人もいるかもしれません。

ターゲティング広告が減った場合は
代わりに、訪れたサイトのジャンルに
あった広告が表示される、ということに
なるかと思います。
(例えば、仕事に関するサイトを見ているのであれば
仕事に関係する広告が表示される、みたいな
感じですね)

そもそもいちいち気にしない!という人には
何も関係ありませんが、
ターゲティング広告が気になっていた人にとっては、
自分が追跡されているような感じが
消えると思いますからメリットになるかと思います。

ただ、いずれにせよ
ネットを見る、ということに
大きな影響は全くありませんから
心配する必要も、気にする必要もありません。

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ログイン情報とかはどうなるの?

ネットショップやSNSなどのログイン情報の
記録にも「cookie」と呼ばれるものが
使われており、今回のクロームのデータ提供
取りやめに影響するのではないか?と
思う人もいるかもしれませんが、
これは、関係ありません。

「cookie」自体が廃止されるわけではなく
あくまでも広告に関連したデータ提供が
メインになりますので、
今までオートログインできていたものが
できなくなってしまったり、
そういった影響が出ることは
ないものと考えられます。

そのため、ここの部分については
何も心配する必要はないでしょう。
今まで通り、普通に利用することができます。

クローム以外のブラウザには関係なし

今回、出ているお話はあくまでも
クロームのお話であり、
インターネットエクスプローラーやエッジ、
その他のブラウザを使っている人にとっては
何も関係のない話です
(サイト運営者は別ですが⇒これは後述します)

自分が使っているブラウザを確認してみて
クローム以外を使っているのであれば、
何も気にする必要はありません。

サイト運営者はどうなるの?

※この部分は、普通にサイトを見る人には
関係のない部分になります。

ブログに広告をつけたり、
アフィリエイトと呼ばれる商品紹介を
サイトで行ったりしている人もいるかと思います。

これに関しても説明しておくと、
こちらも”あまり気にしなくていい”というのが
事実であるかと思います。

ターゲティング広告が使えなくなる、と
言われていますが、広告は他にもいろいろありますし、
そもそもターゲティング広告は敬遠されたり
している一面もあれば、
自分のサイトとはまったく関係ない広告が
出たりしてしまう可能性もあり、
結局のところ、広告が、自分のサイトの内容に
合わせたもの(ターゲティング広告ではないもの)が
出るようになったところで、
影響は微弱なものになると考えられます。

また、商品紹介などは
分野が違うため、影響は受けないでしょう。

単価が下がる、みたいなお話もありますが
これに関してもあまり気にすることなく、
普通に今まで通りやっていれば、
大きく気にするようなことではありません。
特別、不正なことをしていたり
悪だくみで稼いだりしている人以外は
仮にサイトに広告を貼っている人でも、
必要以上に気にしないことです。

一応、
下記に注意点も書いておきます

⇒広告業界はもう終わりだ!
 これからは〇〇が重要、自分の力で~~(以下略)
↑みたいな、ツイートだとか、そういうものが
見受けられますが、これは不安を煽って
自分のビジネス(商材を売りつけたり)の糧に
したいだけですから、こういうのは無視しても
良いですし、あまり鵜呑みにしないことです。

⇒ネット広告は終わったな…
↑これは、適当に発言しているだけで、
よくわかっていない人がそう言っていたり、
不安を煽る目的だったり、勘違いしていたり
するだけなので、これも、スルーで良いでしょう。
ネットの広告自体は、追跡などしなくても
普通に存在できるものですし、
広告業界も生き残るためにいろいろやってるでしょうから、
あまり鵜呑みにする必要はありません。

上記の2つのようなことは、
気にせず、サイトを運営している人は
いつも通り、運営していればよいだけです。
何か変更があれば、利用しているサービスから
通知が来るでしょうし、
何の発表もない時点から、右往左往するのは
時間の無駄です。

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何もする必要なし!

結論を言えば”何もする必要はありません”

「サイトを見る人」は、
ターゲティング広告が減るかもしれない(あるいはなくなる)
ぐらいで、他に変化はないでしょう。
何もする必要はありませんし、何も気にしなくて大丈夫です。

「サイト運営者」も、
何もする必要はありません。
そもそも、広告がどうなるのか、具体的に
何も分からない状況で、右往左往しようが、心配しようが
意味のないことですし、
いうほどの大きな変化はないでしょう。
もしもどうしても心配なら、広告以外の範囲を
模索してみるのもいいとは思いますが、
データ提供取りやめ前にいろいろやっても、
あまり、意味はないかと思います。

と、いうことで、そんなに騒ぐほどのことではない、
ということです。
普通にネットを見るだけなら
何も気にする必要なし、むしろ変な広告が
減る可能性もあり、プラスになるでしょうし、
サイト運営者も、必要以上に神経質にならず、
ちゃんとサイト運営していれば、問題はありません。

まとめ

必要以上に騒ぐ人もいますが、
気にすることはありません。
特に、ただ見てるだけなら
何も問題ないですし
個人情報が守られる確率が高くなった!ぐらいに
考えておけば良いです。

サイト運営者も
「これからは〇〇の時代だ!」「広告はオワコン」みたいな
呟きに惑わされず、
普通にやってる人は、普通にやってればいいのです。
グレーなことしてる人は、冷や汗かもですが、
普通のサイト運営している人に
大きな影響が出ることは、ないでしょう。

そもそも、ネットのサービスは
随時形が変わっていくものですし、
正式発表前からあれこれ心配するだけ
精神的な負担にもなりますし
時間を無駄するだけです。

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