SNSで炎上した際にアカウントを消すのと、残しておくのどっちがいいの?

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SNSで炎上してしまった…

そうならないように注意するべきですが、
そのようなことになってしまう人も、
残念ながら世の中には存在するのが事実であると思います。

SNSで一度炎上してしまうと、
かなりの数のきついメッセージが届くことになりますし、
場合によっては誹謗中傷のようなものも届くことになるでしょう。
もちろん、あなたが悪いことをして”炎上”した場合は、
自分自身にも当然非がありますので、
自業自得ではありますし、自分自身も反省する必要がありますが、
一方で、法律上、ルール上、何も悪いことをしていないのに
炎上してしまうようなケースもあり、
炎上=炎上した本人が悪い、とは必ずしも言えないのも事実です。

そんな、SNSでの炎上…
炎上した際には”アカウントを消してそのままいなくなる”人もいますし、
”アカウントは残しておく”人もいます。
確かに、炎上した際にアカウントを削除することも一つの方法ではありますが
一方で、自分が悪いことをしている場合などはそれが”逃げ”に見られてしまい
余計にエスカレートする場合もあります。
そのため、自分自身に非がある場合は、アカウントを消すことは無意味ですし、
逃げるべきではありません。

ただ、”自分は悪いことをしていないのに炎上してしまった”というような
ケースでは、逆にアカウントを消してしまった方が
自分自身に余計な負担を与えることなく、早いところ事態を解決できるような
場合もあります。

ですので、”炎上した際のアカ消し”は、
その時の状況によって良い場合と悪い場合があります。

こちらでは、もしもSNSで炎上してしまった場合に
アカウントを消すべきか、消さないべきか、という点を
詳しく解説していきます。

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アカ消しは状況をよく考えて。正解は状況次第で変わる

SNSで炎上した際に
アカウントを削除するか、アカウントを削除せずに残しておくか。
その正解は状況次第によって変わります。

必ずしも残しておいた方が良いわけではありませんし、
必ずしも削除した方が良いわけでもないので、
このあたりの点は”自分が今、どのような状況・立場なのか”という点や、
”どうして自分のSNSが炎上してしまったのか”という点を
総合的に考えた上で、判断していく必要があります。

下記に、考えらえる状況ごとにそれぞれ解説していきますので、
自分自身がどうするべきかの「参考」にしてみてください。

自分に非がない「炎上」の場合はアカ消しもアリ

ネット上での炎上は大きく分けて2通りあり、
”自業自得”のパターンと、”放火された”パターンの2つです。
前者は、自分自身に原因があるタイプですが
後者は、法律やルール上問題なく、
一般的な目線から見ても、炎上するような内容ではないのに、
特定のユーザーが騒ぎ出したり、あなたとは意見が真逆の人が
騒ぎ出したりすることで、”内容自体に悪意がないのに炎上してしまう”
タイプです。

このうちの自分に非がないタイプ(後者)の場合に関しては
炎上してしまった場合”アカウントを削除する”のも一つの対処法です。

と、言うのも自分に非があっても、非がなくても
一度炎上してしまうと、膨大な数のメッセージが飛んでくることになり、
かなりの負担になると思います。
完全にスルーできる性格なら良いですが、そうでない人も多いと思いますし、
特に、自分に非の無い場合は、それで精神的に追い詰められてしまうことも
あるでしょう。

ですので、そうなってしまった場合には、
早めにアカウントごと削除して”関係を断つ”ことが重要です。

非のない発言が炎上した場合、
その発言を削除したり、アカウントごと削除したりしても、
その行為自体が問題になることはありませんし、
騒いでいた人たちも、アカウントごと消えればそれ以上何も
することはできません。

自分自身が何かをやらかしたりしている場合は、
アカウントを削除することで”証拠隠滅を図っている”だとか
そういう風になってしまうこともありますが、
自分自身が悪くないのに炎上してしまったケースの場合は
そういうことになる心配もありませんので、
”戦略的撤退”をすることは、自分を守るためにも重要なことです。

そのアカウントに特に未練が無ければ、
炎上したアカウントごと削除し、後は放っておきましょう。

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自分が「悪い」場合の炎上時はアカウントは残す

一方で、自分自身が何か悪いことをしてしまったような場合に
関しては”アカウントは残す”方が良いです。

アカウントを消せば、確かに一時的に”逃げる”ことは
できるとは思いますが、火に油を注ぐ結果になりますし、
特に”法律に違反しているような内容での炎上”の場合は
絶対にアカウントを消してしまってはいけません。

アカウントを消して逃亡しようとしても、
”記録”は確実に残っているため、
(SNS側にも残っていますし、法律に反するような内容を投稿した場合
確実に誰かしらスクリーンショットなどで保存しているので、
逃げることはできません)
確実に、問題があればその罪に問われることになりますし、
”アカウントを消して逃亡を図った”ということは、
証拠隠滅を図ったと考えられてもおかしくはありません。
当然、後々問題になった際には不利になるだけです。

また、個人間のトラブルなどの場合でも、
あなたに非がある場合、アカウントを消す、と言う行為をすると
相手を余計に起こらせてしまい、
ちゃんと謝っていれば大事に発展しなかったところ、
裁判沙汰に発展するなどということも考えられますので
”自分が何か悪いことをしてしまったような場合”に関しては
アカウントの削除は避けるべきであり、
してはいけない行為です。

このあたりの点は、しっかりと対応していきましょう。

間違った情報が流れている場合

間違った情報が流れて炎上している場合は
いずれの場合でもアカウントを削除せずに、
その間違いに関しては正しい情報を伝えるようにしてください。

炎上の最中は、釈明してもなかなか批判は
止まりませんが、それでも間違った情報が流れている場合は、
釈明は必要です。

炎上原因自体に、自分に非があるのであれば
”その部分については先に謝罪した上で”釈明をするようにしてください。
(謝罪なしで釈明だけだと言い訳だと判断されやすいです)

自分に非はないけど、アカウントを残したい場合は?

自分に非はない炎上の場合、
アカウントを消すのも一つの方法、とは書きましたが、
”アカウントは消したくない”という人もいると思います。

そんな場合は、アカウントの炎上した発言だけを消し、
後はそのまましばらく放置してください。
人間とは単純なモノで、炎上しても1か月もすればほとんどの人は
あなたのことなど忘れています。
そのため、”ある程度の時間を空ける”ということですね。

該当のツイートと、個人情報に繋がるようなツイートだけ削除しておき、
あとはメッセージやコメントなどは無視、
しばらく放置して、様子を見ましょう。

Twitterなどの場合は、鍵付きアカウントにしてしまうのも
一つの方法ですね。

まとめ

SNSで炎上してしまった場合、基本的には

自分自身に非がないタイプの炎上の場合は、
アカウントを消してもOK、
自分自身に非があるタイプの炎上の場合は、
アカウントを消してはならない、ということで
覚えておくと良いと思います。

ただ、企業や有名人の場合は
非がないタイプの炎上でも
なかなかアカウントを消すわけにはいかないと思いますので、
この場合はアカウントは残しておき、炎上している話題には
触れないことで対応していきましょう。
(もちろん、自分に非がある場合は、謝罪が必要です)

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