生涯独身の子供が心配な場合はどうすれば?接し方のポイントは?

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自分の子供が”生涯独身”、という人もいると思います。

もちろん、生きている限り
必ずしも100%そうなるとは限りませんが、
見ていて、”結婚する様子が全くないな”と感じるような子も
いると思いますし、
場合によっては、子供本人から”生涯独身宣言”をされている親も
いるとは思います。

そうなってくると、人によっては
”自分がいなくなった後、この子は大丈夫かな?”と
心配になるような人もいると思います。

では、生涯独身(予定)の子供がいるような場合、
どのように接していけば良いのでしょうか。
接し方のポイントについて、解説していきます。

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自立ができる状態になっていれば問題はない

まず、今の世の中、”生涯独身”の人は
たくさんいますので、生涯独身ということ自体に
関しては、特に心配する必要はありません。

親世代として考えてしまうと
どうしても”今現在よりも生涯独身の人は少なかった”時代に
生きて来たわけですから、心配になってしまう気持ちも
分からないでもないですが、
今の世の中では”当たり前のように生涯独身”の人が
たくさんいるわけなので、この点については
あまり心配はいりませんし、
老後に関しても、本人がちゃんと備えていれば
独身でも十分に”何とかなる”時代になっています。

そのため、生涯独身(予定)であること自体は
問題はありません。

ただ、生涯独身で生きていく上には
「収入」と「生活力」の2つが必要になりますので
この点ができているかどうかを、考えるのが良いと思います。

もし、生涯独身予定の自分の子が
ちゃんとした収入があり、一人でも暮らせる能力が
あるのであれば、特に心配する必要はなく、
仮に実家暮らしであったとしても問題はありません。

”親がいなくなった場合でも生活できる収入があり、
 家事などもできるだけの知識はある”のであれば
大丈夫、ということですね。

一方で、収入がない、家事もできない、となってくると
これはちょっと困ることも出て来るかもしれないので、
心配であれば今のうちに、子供とも話し合い、
それができるようにしておくと良いと思います。

最終的には独身かどうか、と言うよりも
独身で生きる場合は
”最低限、自分一人だけでも生きていくことが出来る収入”と、
”自分一人で生活していくことができるだけの最低限のスキル”が
必要になりますので、この点に関しては身に着けさせておくことが
ベストになります。

本人が望んで独身なら心配はない

生涯独身、ということについては
上でも書いた通り、今の時代では”当たり前のように存在する”状態ですので、
特に心配する必要はありません。
言うならば”普通の人生の選択肢の一つ”です。

そのため、自分の子供本人が
”生涯独身でいい”と自ら望んでいる場合に関しては
これは、特に心配する必要はありません。

一方で、本人が生涯独身を望んでいない
(結婚したいけどできない)というケースの場合は、
そのまま結婚できなかった場合、本人が落ち込んでしまったり、
生きる理由を見失ってしまうようなことも
場合によっては考えられますので、
この場合は、本人が落ち込みすぎないように、という点には
注意が必要です。

もしも親の側から結婚に対するプレッシャーをかけたりしてしまっていると、
”結婚したいけどできない”状態での生涯独身の場合、
余計な負担になってしまっている可能性も
ありますので、そういったプレッシャーはかけないように
注意していきましょう。

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生涯独身を望んでいる場合、結婚を強制しないこと

子供が生涯独身を自ら望んでいるケースの場合、
あるいは生涯独身を望んでいるわけではないけれど
結婚に対して消極的(別にどっちになっても構わないというタイプ)な
場合に関しては、どんなに子供のことが心配でも、
親から結婚を強制しないことは、重要になります。

生涯独身の道を選んだ場合でも、
それは本人が自分の責任において選んでいることですし、
また、今の時代は先ほどから書いている通り
昔とは違い”生涯独身の選択が当たり前のように存在する時代”と
なっていますから、そこまで心配する必要はありません。

本人が自ら進んで生涯独身の道を望んでいる場合に関しては
子供のことが心配、ということであっても、
結婚を強制したり、結婚しなさいと言ったり、
そういう行動は取らないようにしましょう。

仮に、子供のことを心配しての行動であったとしても
こういったことをされてしまうと本人の大きな負担に
なってしまいますから、絶対にしないようにしてください。

生涯独身の備えと自覚を持たせる

…と、言っても親があまり口出ししすぎると
本人が嫌がる可能性もありますので、
本人の様子を見守りつつ、本人が理解できていないようであれば
簡単にアドバイスをしてあげる…ぐらいに留めて、
口うるさく言うべきではありませんが、
子供が生涯独身の道を進むのであれば、
”生涯独身で生きる上での備え”は必要になります。

金銭面、健康面、そして生きるための目標となる趣味…
そういったものはしっかりと考えておかなくてはいけません。

また、老後についても、生涯独身で生きるつもりであれば特に、
少しずつ色々なところを考え始めていく必要はあります。

こういったことを、生涯独身を望んでいる本人が
自分自身で気付くことができていれば、
親としては何も心配する必要はありません。
後は自分で何とかするでしょう。

しかし、金銭面や健康面、趣味の面、老後の備えなどで
本人が自覚できていないような部分がある場合、
あるいはそれが目立つ場合に関しては
親としてアドバイスをしてあげることも時に
重要なことになります。

こういった面ができていないと、
本人も後々苦労するような場面が出て来ると思いますし、
親にとっても、そのような状態の子供を残していく、ということは
心配だと思いますので、
この点は生涯独身を決めた子供がいる場合は、
注意しておくと良いと思います。

ただ、どうしても本人が聞く耳などを持たない場合は
最終的には本人の責任です。
もしも言っても”いや、大丈夫”という場合は、
後は親としてするべきことはありませんので、
きっと大丈夫だと、自分に言い聞かせ、あまり気にしないようにしましょう。

基本的には「普通」に接していれば良い

上記のようなこと(生涯独身は今の時代では普通であることや、
望んで生涯独身であれば問題ないこと、親が結婚への圧力をかけないこと、
将来への備えを本人が自覚していること)が、しっかりとしていれば
後は特に特別なことをする必要は全くなく、
基本的には”普通に”接していれば何も問題ありません。

生涯独身だからどうこう、とかそういうことを
思う必要もありませんので、
この点はあまり意識しすぎないようにする、ということが
大事になりますね。

生涯独身であることを特別視してしまう人は、
特に親世代の人にはまだまだ多い状態ですが
そんなに特別視することではなくなりつつありますので、
↑のようなことがしっかりとしていれば
親として心配する必要もありますし、
何か特別な接し方をする必要はなく
”普通”に接する、というのが一番です。

まとめ

子供が生涯独身だと心配…と、言う人もいると思いますが
今の時代ではそれも”普通の”選択肢の一つなので
過剰に心配したりする必要はありません。

かえって、親が色眼鏡で自分の子供を見たりすることで
逆に子供を追いつめてしまうようなことにも繋がりますので
そのようなことがないように注意することの方が
大切になりますね。

ただ、↑で挙げたポイントに関しては覚えておくと、
より良いのではないかと思います。

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