ホテルや旅館でのバイキングのマナー!注意点を理解する

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ホテルや旅館では、
近年では”バイキング形式”で食事が
提供されるところも増えてきています。

バイキング形式の食事だと、
色々なものから自由に選べますし、
何があるのかを見たり、何を食べようか選んだりするのも
楽しみの一つだと思います。

が、その一方で、バイキング形式の食事の場合は、
”通常の食事”の場合とはまた違うマナーなども
ありますので、その点はしっかりと覚えておきましょう。

多くのホテル・旅館では注意書きなどはしてあったとしても、
食事前にいちいち”こういうことはしないでください”みたいに
一つ一つ説明することはありませんので、
しっかりと、事前にバイキングの最低限のマナーは
覚えておくようにしましょう。

一組ずつ、最初から決まった食事を食べる場合とは色々と訳も
違ってきますので、その点には注意が必要です。

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バイキングは「他の宿泊客」にも関係するので注意

バイキング形式の場合だと
他の宿泊客の人と同じところから、好きな食べ物を選び、
そして自分の席に持っていて食べる…という形になりますので、
一組ずつ、食事が用意されている場合とは異なり、
マナーの悪い利用をすると、他の宿泊客の人から
白い目で見られてしまったり、迷惑がかかってしまう場合があります。

そのため、”自分一人で完結しない”
”自分たちグループだけで済む話ではない”ということは
理解しておきましょう。

個別で食べるタイプの旅館・ホテルの場合、
どんなに汚い食べ方をしていても、
少なくとも「なんだあいつらは…」と思われるぐらいで
(それも当然マナー違反なので避けるべきですが)、
他の宿泊客たちの料理自体を汚くしてしまったりだとか、
そういうことにまで発展することはありません。

が、バイキングの場合はちょっとしたことで、
”他の宿泊客が食べるかもしれないもの”にまで
影響を与えてしまうので、そのあたりの点は、
注意しなくてはならない、ということですね。

では、どのような点に注意をすれば良いのか、
これを見て行きたいと思います。

手で直接触らない

当たり前のことですが、バイキングの食事は、
”自分の取り皿に入れるまで”は、絶対に手で
触らずに、掴むものなど、用意されているものを使って
自分の取り皿に入れるようにして下さい。

自分の取り皿に入れたあとは、
好きにすればいいとは思いますが
最低限、自分の取り皿に入れるまでの間は、
料理に手で直接触るようなことはせず、
必ず用意された道具を使って、取るようにしましょう。

1個1個に分かれているようなもの(例えばお寿司など)でも、
”自分が食べる分しか、手で触ってないからいいでしょ?”ではなく、
ちゃんと用意された取るものを使用して、掴んでください。

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自分の箸を使ってはいけない

バイキングの料理を取る際に、
”自分が食事に使っている箸”は絶対に使ってはいけません。

誰かの口についた箸で、料理を取られてしまうと、
周囲の人からすれば”気持ち悪い”だけですし、
実際、例えばその人が風邪を引いていたりしたら
感染のリスクなども生じます。

バイキングでは必ず、料理を取るための
トングだったり、箸だったり、そういったものが
用意されているので、
面倒でも”自分が食べるのに使っている箸”で料理を
取らないようにしてください。

もちろん、スプーン、フォークその他でもダメです。
ちゃんと用意したものを使いましょう。

一度取ったものは戻さない

例え一瞬でも”自分のお皿”に一度でも乗せたものに
関しては”絶対に”元の場所に戻さないようにしてください。

口を一度もつけていなかったとしても、
それは同じことで、
他人が一度持って行った料理を、戻される…などというのは
他の人から見れば気持ち悪いだけです。

一度はお皿に盛ったけど、やっぱりこれじゃなくて他のものが
食べたくなっただとか、
これだけ食べられる予定だったけど、お腹いっぱいになってしまって
満腹になってしまっただとか
色々な理由はあるかもしれません。

しかし、それでも一度自分のお皿に乗せたものは
絶対に元の場所に戻してはいけないので、
この点は忘れないようにしてください。

かなり非常識な行為ですし、
場合によっては、その戻された料理を全て処分し、
作り直しになるなど、
ホテル・旅館側にも大損害を与えてしまう可能性も
考えられます。
当然、問題なる可能性もあるので、
”一度取ったものは元に戻さない”ということは
徹底してください。

どうしても、食べることができない場合は
”戻す”のではなく、そのまま自分のお皿の上で
残したままにしておいてください。
その方が、周囲の迷惑になりません。

近くでベラベラ喋ったりしない

バイキングの料理は、他の人も同じ場所から
取るものなので、
その料理の前でベラベラと喋ったりしないように、
注意してください。

これも、人によってはかなりイヤに感じることですし、
当然注意される可能性もあります。
また、純粋に料理の前でベラベラと喋っていたりすれば
他のお客さんの迷惑になりますので、
この点も注意が必要です。

加えて、料理の前で咳をしたりしないこと、
くしゃみをしたりしないことなども、
注意してください。
これも、当然周囲の人から白い目で見られる原因の
一つになってしまいます。

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使ったものは元の場所に戻すこと

バイキングでは、トングや箸など、用意されているものを
使って、自分の取り皿に料理を入れていくことになりますが
トングなどを元あった場所に戻さない人が稀にいて、
これにより、”料理の側に、その料理を取るものがない”という
状態になってしまうことがあります。

これは、他の宿泊客からすれば
当然、迷惑極まりない行為なので、
そのようなことをしてしまわないように、注意してください。

また、”他の料理で使っていたトングを別の料理を取るために使う”
というのも、バイキングの形式によってはNGなので、
良く見極めて対応してください。

当然ですが、トングなどを自分の座席に持ち帰ってしまったりするのも
(※一人一人に用意されている場合は別です)
他のお客さんからの迷惑行為になりますので、注意しましょう。

走り回らないこと

バイキングの会場内で走り回ると、
他の人にぶつかったりして大変危険です。

大人であれば流石にそんなことはしないとは思いますが
子連れのご家族は、子供が走り回ったりしないように、
注意深く観察しましょう。
誰かを怪我させてしまう可能性もありますし、
子供自身が怪我をする可能性もありますので、
この点は、子供を連れている親の責任として、
しっかりと監督責任を果たしましょう。

…大人が走り回っている場合はお話になりません。
自分のマナーをしっかりと、見直してください。

マナーを守れない人間にバイキング利用の資格なし

もしも、上記のようなことを守るのが
”難しい”と感じる場合は、
残念ではありますが”バイキングの利用自体”を
やめるようにしてください。

誰にでも、得意・不得意がありますが、
人に迷惑をかけるような食べ方をやめることが
できないようであれば、バイキング以外の方式で食事が
提供されるホテル・旅館を利用することを
強くおすすめします。

まとめ

旅館やホテルでバイキングを利用する際の
マナーについて解説しました。

マナー違反の行為をしていると
特に、バイキングの場合は
周囲に迷惑をかけてしまう可能性がありますし、
”自分のような迷惑行為をしている人間が他にいたら、
自分はどう感じるのか”ということもよく考え、
ちゃんと、他の人に迷惑をかけないような利用を
心がけていくようにしてください。

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