自営業やフリーランスの人が旅行に行くときの注意点は?ポイントを解説!

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自営業やフリーランスとして
働いている人の中にも
”旅行に行きたい”と思う人はいると思います。

自営業・フリーランスは確かに
会社員と比べて”自由”なところもあるのですが、
その一方で”自由であって自由ではない”部分があるのも事実です。

例えば会社であれば自分が休みの際には
”代わりに対応してくれる人間”がいるものですが、
自営業・フリーランスの場合はそうはいかず、
”休みの日でも自分で対応”しなければなりませんし、
”病気の時でも自分で対応”しなければなりません。

そういった点は、自営業・フリーランスの難しい部分の一つです。

そのため、旅行などに行く際にも
会社員と同じように”有給休暇を取ればいい”だとか、
”長い休みがあるならそれを利用すればいい”とか、
そういうことではなく、
色々と注意しなければいけない点があります。

どのような点に注意するべきなのかを
順番に解説していきます。

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自営業やフリーランスが旅行に行く際の注意点

自営業やフリーランスの人が
旅行に行く際の注意点を
順番にご紹介していきます。

注意するべき点を注意しておかないと、
”旅行中に仕事関係のトラブル”が起きたり、
”評判が落ちるようなこと”になったり、
そういった可能性もありますので、
そうならないよう、しっかりと注意していきましょう。

旅行してはいけない、ということではなく
旅行前に、しっかりと注意するべき点は
注意するようにしておきましょう、ということです。

告知が必要なら事前に必ず告知する

旅行のため、と伝える必要はありませんが、
旅行に行く場合、
「この日からこの日は休み」であることを
しっかりと伝えておく必要があります。

例えば、お店をやっているのであれば、
この日からこの日までは休業します、ということを
事前に告知しておかないといけませんし、
それをせずに、いきなり当日から”本日から何日まで休みます”
なんて貼りだせば、”間違えてやってきてしまう人”が増えて
評判の悪化にも繋がります。

旅行の予定が当日いきなり出現する!なんてことは
まずないでしょうから、
事前に必ず告知を行っておくようにしましょう。

また、お店以外の自営業・フリーランスでも、
取引先やお客さんなどがいるのであれば
必ず、そういった相手に分かるように
”事前に告知”をして下さい。

旅行のため、とは言わなくて良いですが、
とにかく「この日からこの日までは休みます」
ということをしっかりと相手に
伝えておく必要があります。

一方で、直接的にお客さんや取引先などが
いないようなタイプの自営業・フリーランスであれば、
特に告知の必要はありませんが、
他の部分に関してはしっかりと注意しておくようにしましょう。

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仕事は全て終わらせておくか、区切りをつけておく

旅行に行く前には、
自分の自営業・フリーランスとしてやっておくべき仕事は
しっかりと済ませておくか、区切りをつけておくことを
おすすめします。

中途半端に一つの仕事を途中にしたままにして
旅行に行くと、自分自身も気になってしまうと思いますし、
何かトラブルが発生するリスクは高まります。

旅行の前日までにしっかりと
やるべきことはやっておいて、
区切りをつけておく、ということも大切です。

どのような仕事内容かは、自営業・フリーランスの場合
人によって大きく異なりますので
一概に言うことはできませんが、
”旅行に行っている間の日の分も先に済ませておける仕事”
なのであれば、旅行中の分も先に終わらせておくなどすると、
より旅行に集中できるかと思います。

いずれにせよ
”仕事が中途半端な状況になってしまわないように”
注意するようにしましょう。

緊急時の連絡は受けられるようにしておく

取引先やお客さん、一緒に働いている仲間などが
いる場合に関しては
旅行中も”連絡はつくように”しておくことを
おすすめします。

確かに、せっかくの旅行中に仕事関係の連絡が来る…!
というのはあまり嬉しいことではないと思いますし、
できれば避けたいことだとは思いますが、
自営業・フリーランスの場合はどうしても
連絡が取れないと、余計にトラブルが悪化してしまったり、
予想以上に大きな出来事になったりしてしまう可能性も
十分にあります。

先程も書いたように、会社員とは違い
”別の人が代わりに対応してくれる”ということが
基本的には少ないのが自営業・フリーランスの世界ですから、
”最低限”緊急連絡先のような形で
連絡を取れる状況にしておかないと思わぬダメージや
トラブルが起きる可能性があります。

旅行中に仕事関係の連絡を受けるのは
面倒だとは思いますが、
自営業やフリーランスはそういうところまで含めて
責任を背負う仕事ですから、
こればっかりは仕方がありませんし、
最低限、連絡は取れるようにしておくことをおすすめします。

仕事関係の状況を確認できるようにしておく

旅行中に”仕事関係のこと”を一切確認できない状況に
してしまうと、旅行の最中に何かトラブルが
起きてしまった場合に、取り返しのつかないことに
なってしまう可能性もあります。

普段、自分が使っているパソコンを持ち歩いたり、
スマホなどから最低限の確認はできるようにしておくなど、
”仕事関係の情報・確認するべきこと”を随時チェックできるように
しておく、ということも大事なポイントの一つとなります。

いざという時、”ここからじゃ何も確認できない…”なんて
ことになってしまうと、大変ですからね。

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防犯関係をしっかりと行っておく

例えば、お店や事務所を構えている場合に
旅行に行くとなれば、
従業員などを雇っている場合を除き、
お店・事務所などはしばらく留守になる、ということになります。

そのため、防犯面の対策は旅行に出発する前に
いつも以上に入念に行っておく必要がありますし、
しっかりと、最後に自分の仕事場となっている建物から外に出る際に、
戸締りを繰り返し確認するようにしてください。

お店などの場合は、必ず事前に売上金なども
銀行に入金しておくなどして、
可能な限りのリスクを減らすようにしておくことが
望ましいです。

収入がその分下がることを視野に入れておく

自営業・フリーランスに有給休暇というものは
存在しません。

休もうと思えば自分の好きなように休むことが
できる世界であるのは確かですが、
その一方で、”どのタイミングであろうと、休めば収入が減る”可能性も
高い世界です。

これは業種によっても異なりますので、
必ずしもそうなると断言することはできませんが、
例えばお店などの場合、
旅行によってお店の休業日が増える場合、
当然、お店を閉めていただけ、その月の売上は
減ることになります。

特に、長期旅行に行くような場合、
収入はいつもより減ることになる可能性が
非常に高いですから
”旅行に行く間に、自分が仕事をできなくても”
生活に影響はないかどうか、など、
金銭的な部分についても
しっかりと考えておく必要があります。

くれぐれも、無計画に旅行を決めて、
”生活するのが厳しくなってしまった…”なんてことに
ならないように注意してください。

まとめ

自営業・フリーランスの人間が
旅行に行くこと自体は別に悪いことではありません。

しかしながら、会社員のように
”周囲が自分の不在の間をカバーしてくれる”ということは
残念ながらありませんので、
「必要な個所にしっかりと連絡」「仕事は一区切りつけておく」
「旅行中も連絡やチェックを取れるようにしておく」
等のポイントを中心に、しっかりと対応は
しておくようにしてください。

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