自粛警察の対処法!行き過ぎた迷惑行為から身を守るためには?

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最近では「自粛警察」という言葉も
見かけるようになりました。

これは、自粛していない人間に対して
過激な行動に出る人たちのことで、
簡単に言ってしまえば”迷惑行為を働く”人たちのことです

度を越しているような行動に出ている人もいるため、
こういった迷惑行為から身を守るための方法を
身に着けておくことも大事になりますね。

もしも万が一トラブルに巻き込まれたら
どうしたらよいのか。
それを覚えておきましょう。

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自粛警察ってなに?

自粛していない人間を攻撃する人たちのことですね。
例えば、自粛要請が出ているのに外出している!だとか
自粛要請が出ているのにこのお店が営業している!だとか
そういった理由で
お店に脅迫まがいの貼り紙を貼ったり、
直接嫌味を言ったり、
また、駐車されている圏外ナンバーの車に
嫌がらせ(貼り紙など)をしたり…
そういった行為をする人たちのことです。

自粛要請が出ている、と言っても
法律上で言えば、自粛していなくてもそれは”犯罪”では
ありません。
自粛する、しないは、さておき、↑のような行為自体は、
それこそ犯罪になる可能性があり、
迷惑行為でしかありません。

こういった”勘違いの正義”でおかしな行動に
出る人たちは、どのように対応すれば良いのかを
見ていきましょう。

本当に不要不急なら自粛を

まず、外出の用事が本当に
不要不急なのであれば、
自粛要請が出ているのであれば
自粛しておいた方が良いでしょう。

ただ、”本当に不要不急な場合”の話です。

不要不急以外の外出というものは
たくさんありますし
周りから見ればそう思われてしまいそうな外出でも、
あなたにとっては重要なものかもしれません。
そういったものまで無理して自粛を
する必要はありませんし、
必要な外出ならしても良いのです。

また、お店や企業活動などもそうで
”今、自粛しても大丈夫”
(経済的な面や働いている人々、休業することによる
影響など色々な部分を考えたうえで)
ならば、自粛したほうが
これは身の安全を守る一番の方法です。
自粛警察のような迷惑な人間たちの行動からも
身を守ることに繋がります。

ただ、これも、色々な事情があるはずです。
経済面、休業することによる影響、
そこで働く人々の都合…
どうしても、自粛できないこともあるでしょう。
無理はものは無理。
世の中にはそういうこともたくさんあります。

そういった場合は、やはり営業するしかないのも
事実ですし、それを事情も知らない外野が
ギャーギャー言うことではありません。

外出・営業どちらでも
”自粛できるのであればした方が確実”では
ありますが、できない事情がある人も多いでしょうから
それを責めることは、本来、誰にもできないことなのです。

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実害のない嫌味程度なら無視

嫌味程度の実害の出ていないものであれば
”無視”が一番です。
変に反応することで、相手もエスカレートする
可能性がありますから
一番確実なのは「反応しない」ということです。

自粛警察と呼ばれるような行為をしている人間の
大半は、ストレスをぶつけているだけだったり、
間違った正義感でおかしな行動をしていたり、
そういう”くだらない理由”ばかりです。
また、こそこそやるような小心者も多いでしょう。

ですから、反応しないのが一番です。
実害が出ていないなら、
自粛警察行為をする人間から何を言われたとしても
気にする必要もありませんし、
放っておけば、それで十分です。
わざわざおかしな人に反応しない、というのは
自粛警察に限らず、基本的な対応方法です。

暴力行為があった場合

これは、容赦なく通報してください。
もしもあなたが自粛警察的な行為をしている
人間から、暴力を振るわれたのであれば、
身を守るために通報してください。

自粛警察は、自分は正義だと思い込んで
しまっているのかもしれませんが
暴力をふるえば、それは犯罪です。
何も正当性はそこにはありません。

”こっちが悪いんだから”と勘違いせずに、
容赦なく通報し、
毅然とした対応をするようにして下さい。
場合によっては自粛警察が本物の警察の
お世話になることでしょう。

これは、とても大事なことで、
平常時でも、お店がクレーマーから
暴力を振るわれてもじっと我慢してしまうような
ケースがありますが、
それはマイナスでしかありません。
実際にそれで命を落とした店員もいます。

理由はどうあれ、暴力は犯罪です。
もしも自粛警察から暴力を振るわれた場合は
我慢することなく、警察に通報することを伝え、
通報しましょう。

ただ”反撃”はしないようにしてください。
相手がケガした場合、こっちも悪者になる
可能性があります。
本当に命の危険を伴うような場合は別ですが
そうでない場合は、通報して、あとは
自分の身の安全を守ることを優先してください。

破壊行為があった場合

これも、犯罪ですね。
例えば、自粛警察があなたのものを
破壊したり、傷つけたりした場合、
お店の場合、お店のものを傷つけたりした場合。
これは、完全に相手の犯罪行為ですので、
ちゃんと通報してください。

放っておくとエスカレートしてしまう可能性があります

人のモノを壊せば、当然それは罪なのです。

そのまま泣き寝入りする必要は全くなく、
むしろそのままにしておく方が問題です。
自粛要請が出ていても、何らかの事情で
お店を営業していたり、何らかの事情で
外出していたりしていたとしても
それは”犯罪”ではありません。
悪いことでもありません。
それは、法律上でもそうです。

ただ、人のモノを破壊した”自粛警察側”は
これは”犯罪”です。
法律上でも、そうです。

なんとなく自粛ムードの中、
お店をやっていたり、
外に出かけていたりすると
罪悪感だとか引け目を感じてしまうことも
あるかもしれませんが、
上でも書いたように、
あなたは何も罪を犯しておらず、
自粛警察側は罪を犯しているので、
毅然とした対応を行うべきです。

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実害が出ている嫌がらせ

暴力や破壊行為がなかったとしても
何らかの”実害がある場合”に関しては
対策を考える必要があります。

例えば、脅迫まがいのようなことを
されている場合、
破壊等がなくても、警察などに
相談してみるのも一つの方法です。

ただ、”証拠”が無ければ
相談もしにくいでしょうから、
証拠は残しておくようにしましょう。

もちろん、このぐらいで、実際のところ
警察が動いてくれるかと言うと
そうでないことも多いですが、
実害が出ているのであれば
暴力や破壊行為がなくても、
何らかの対策や対応をしておくことは
大事になるでしょう。

エスカレートして、破壊行為などに
及ぶ可能性も十分にあります。

貼り紙で”続くようであれば通報します”というような
ことを知らせても良いかもしれません
(相手が逆にエスカレートする危険もありますが
自粛警察行為をしている人も
”自分のほうが逮捕されるかもしれない”となれば
当然、委縮しますし、正常な考えができるレベルの
人であれば、普通は警察の名が出れば、
”やばい、やりすぎている”と思う人もいるはずです。)

悪いのは、行き過ぎた行動をしている側
(法律上も、どっちが罪になるかと言われれば
いやがらせをしてる自粛警察側なのです)ですから
あまり引け目を感じないことです。

生きるための外出
生きるための営業は
必要ですからね。

まとめ

本当に”不要不急”なら、
自粛することは大事なことですし、
今回のような事態においても、大事なことです。

ただし、必要な外出や
生きるための商売、というものは
世の中にいくらでもあります。
それをすることは、犯罪でもなければ
悪いことでもありません。
そうしなければ生きられないわけですからね。

”暴走”した自粛警察の行き過ぎた行為には
毅然とした態度で、対応し、
身の危険を感じた場合は容赦なく通報や相談を
するようにしましょう。

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