自動ペナルティとは?原因と対策・調べる方法まとめ!

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自動ペナルティ。

サイトやブログを運営している人にとっては
恐ろしいことの一つですね。

自動ペナルティとは
グーグルの検索エンジン結果に影響するお話で、
アルゴリズムに基づき、自動で
ガイドラインに反しているサイトの
検索順位を下げる、というものになっています。

手動ペナルティは、人間の手によって
確認した上で課せられているものになりますが
自動ペナルティに関しては完全に機械的に
判断され、行われているものになります。

この原因や対処方法、確認方法などに
ついて、それぞれお話をしていきたいと思います。

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ペナルティについて知る!

自動ペナルティは、その名の通り
自動で課せられるペナルティになっており、
ガイドラインに反するページなどを自動的に識別し、
これに当てはまってしまうことで、
サイトやブログの検索順位が下がってしまいます。

この判断基準であるアルゴリズムは
定期的に更新されており、
例えば今の時点では何の問題もないサイトも
アルゴリズムが変わった後には、問題のあるサイトとして
自動ペナルティの対象になってしまうこともあります。

基準は随時変わっている、ということになりますね。

では、原因から、対処方法まで順番に
なるべく専門用語を使わず、ご説明していきましょう。

原因は何か?

原因としてはグーグルの定めるガイドラインに
反しているサイトだと判断されてしまった、
ということになります。

機械的に判断されるので、
これまでは大丈夫だった場合でも
前述のとおり、急にアルゴリズムが変わり、
ペナルティを受けることもあります。

また、サイトの質が低い、と判断された場合に
関してもこの自動ペナルティを受ける可能性がありますね。

ただ、ガイドラインの通りにしていても、
ペナルティを受ける可能性は0ではなく、
機械的に処理されているので、”誤解されて”
自動ペナルティを喰らう可能性も0ではありません。

具体的に何をしてしまうと自動ペナルティを受けるのか、
と言うことに関しては
機械による判断になりますから
はっきりと告げることはできません。

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確認する方法はあるの?

自動ペナルティのほかに、手動ペナルティというものがあります。
手動ペナルティの方に関して言えば
「サーチコンソール」で確認することができ、
もしもペナルティを受けているのであれば
サイト管理者側でそのことを知ることができます。

ですが、自動ペナルティに関しては
それができません。
自分が自動ペナルティを受けているのか
それとも別の原因でアクセスが落ちているのか
それを知ることはできない、ということですね。

一応、ある程度推測することのできる基準を
ご紹介します。
ただし、これらが当てはまるなどしていても
それはあくまで”推測”でしかありません
確実に自動ペナルティを受けたのかどうかを
確認する方法は、今現在はありません。

・急激にアクセスが減った
他の原因も十分に考えられますが
急激にアクセスが減った場合は
自動ペナルティなどを受けた可能性も一つの
可能性としては考えられます

・ガイドラインに違反している
自分でガイドラインに違反している
心当たりがあり、それでアクセスが急に
落ちたのであれば、ペナルティを受けた可能性は
高いと言えます。
今までは大丈夫でも機械的に判断されて
ペナルティを受ける可能性は充分にあります

・トップページの検索順位
自分のサイトのタイトルで検索をかけてみて
トップページが表示されずに、自分のサイト内の
下位ページ(たとえば個別の記事やページなど)が
上に出てきている場合は自動ペナルティによる
下降である可能性が疑われます

・他の要因が思い当たらない
検索アルゴリズムのアップデートがアクセス減少の
タイミングであった場合や、アクセスが減り始める前に
サイトを大幅リニューアルした、
サイトの話題の旬が過ぎた、などなど
思い当たる部分がある場合は、自動ペナルティではなく
それらが原因の可能性も高いですが
一切原因が思い当たらない場合に関しては
自動のペナルティを受けている可能性も高いと言えます。

こんなところでしょうか。
しかしながら、自動ペナルティを受けているかどうかを
確実に確認する方法は現時点ではありませんので、
憶測で考える必要があります。

解除する方法は?

もしも自動ペナルティを受けてしまったと”推定”される場合は
どのように解除すれば良いのでしょうか。
手動のモノとは異なり、修正したら審査をリクエスト、
などということもできないために、
再クロールを待つか、サーチコンソールで
クロールをリクエスト(これは審査とかではなく普通のクロールです)
するしかありません。

対処方法としては

・ガイドラインの確認
ガイドラインをしっかりと確認し、
違反しているかもしれない、と感じる場所に関しては
修正することです。
もしも見ていて「怪しいな」と思う箇所があれば修正を
していきましょう

・しらばく待つ
修正したらしばらく待ちましょう。
もしもアクセス数が戻ってきたのであれば、
おそらくは修正した箇所が原因となって
自動ペナルティを受けていた、ということの
可能性が高いのではないでしょうか。

・原因不明の場合
ガイドラインを確認しても思い当たる場所が無い場合、
何らかの誤解を受けて自動ペナルティを受けてしまったか
あるいは、別の原因であることが考えられます。
急ぎではない場合は数か月間、通常通りに更新しつつ
アクセス数の推移を見守るのも一つの方法です。
ただし、仮に何らかの原因があって、自動ペナルティを受けている場合は
その原因を排除しない限り、基本的にはペナルティが
解除されることはありません。
ただ、誤解などの場合、再びアルゴリズムが変更されれば
ペナルティが自然と解除される可能性も0ではありません

・ドメインを変える
ドメインを変更して、サイトごと引っ越ししてしまうという
最終手段もあります。
原因不明の自動ペナルティや、修正箇所が多すぎる自動ペナルティなどの場合
この方法を取ることも一つの最終手段ではあるようです。
ただ、あくまでも最終手段ですし、ドメインの変更は、
そう簡単にできることではありませんから、
個人的にはあまり推奨はしません。
あくまでも、最終手段の一つとして
そういったことを考えることもできる、程度に
とどめておいてください。

こんなところでしょうか。
ただし、どのような対策をしても
「自動ペナルティ」だったのかどうかを
確実に知ることはできませんし、
自動ペナルティが解除されたかどうかも
目視して確認することはできません。
あくまでも憶測の範囲内でしか動くことが
できないのが、ある意味では自動ペナルティの
怖い部分になりますね。

ただ、アクセス数の推移などで、
感覚的に「解除されたのだろうな」と判断することは
可能です。
もしもペナルティを受けたかもしれない、と
思う場合は焦らずに上記で紹介したような部分を
確認、必要であれば対処していくようにしましょう。

仮に、本当にペナルティが課せられていたのだとすれば
ペナルティが解除されると共に検索順位や
アクセス数についても、次第に元に戻って行くはずです

正しく運営する

色々と書いてきましたが
最大の対策としては「疑われるようなことはしない
ということです。

どんなにアクセス数を伸ばしたかったとしても、
姑息な手段を使ったりせずに、
正々堂々やっていく、ということが大事なのです。

普通にやっているつもりでも引っかかることはありますが
それでも、普通にやっていた方が
その可能性は圧倒的に下がります。

まとめ

サイトを運営している人にとって
ペナルティは恐ろしいものです。
ガイドラインに反していないかどうかしっかりと確認し
日頃から堂々と運営できるようなサイトを
目指すことが一番大切であるかとは思います。

ただ、しっかりとしたサイト運営をしていても
何がひっかかって自動ペナルティになってしまうか分かりません。
不運にも誤解に近い形でペナルティを受けてしまう可能性もある、
ということは頭の片隅に入れておきましょう。

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