Windows8のサポートはいつまで?終了後は使えないの?

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ウィンドウズには、
どのバージョンにも「サポート期間」というものが存在しており、
古いものから「サポート期間」が終了していきます。

Windows8に関しても、例外なく、
他のOSと同じように、サポートの終了時期が決定しており、
サポート終了後は、サポート(アップデートなど)が
行われなくなります。

では、サポートの終了はいつなのか、
サポート終了後に使うことは出来ないのか、
どうすれば良いのかをそれぞれご紹介していきます。

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サポートはいつ終了するの?

Windows8のサポート自体は
実は既に終了しており、
現在サポートが行われているのは
Windows8.1というバージョンになります。
(基本的に今「8」を使われている方は既に
 無料のアップグレードで8.1を使われている方が
 ほとんどだと思います)

普通の「8」自体は
2016年1月にサポートが終了となっています。

「8.1」の方に関しては
2023年1月10日(日本時間1月11日)で
全てのサポートが終了すると発表されており、
ウィンドウズ8系統は、
2023年1月10日をもって、完全に
サポート終了、ということになります。

サポート終了になるとどうなるの?

サポートが終了になっても、
ウィンドウズ8が起動できなくなってしまう…
と、いうことではありませんが、
マイクロソフトからの定期的なアップデートが
行われなくなります。

機能の追加が行われなくなるだけであれば
良いのですが、
セキュリティ関連のアップデートなども行われなくなってしまうために、
セキュリティ面での不安が、非常に強くなってしまう、
ということになります。

また、サポートが終了したOSは、各サービスでも、
対応OSから弾かれる可能性が高くなり、
色々なものが利用できなくなっていきます。
(例えば、ウイルスセキュリティソフトも、
 サポートが終了したOS向けには対応しなくなっていき、
 徐々に使えるものがなくなっていきます)

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そのまま使うことはできないの?

”使うこと”自体は可能です。
先程も書いたように、ウィンドウズ8のサポートが終わったら、
その日からウィンドウズ8が起動しなくなってしまう!
とか、そういうことではありません。

サポート終了後でもしっかりと起動はしますし、
見ようと思えばネットを見ることもできれば、
他のパソコン内の作業も普通にすることができます。

が、それは”安全性”を完全に無視した場合での
お話になります。

先程書いたように、サポートが終了すると、
セキュリティ面のアップデートなども
終了してしまいますので、
ウイルスを始め、セキュリティ面での脆弱性が懸念されます。

悪意のあるプログラムは日々進化しており、
サポートの期間中は、
ウイルス進化⇒OS進化⇒ウイルス進化⇒OS進化と、
無料アップデートにより、脅威からパソコンを
守ってくれている状態なのですが、
サポートが終了することにより、それが無くなってしまい、
ウイルス進化⇒ウイルス進化⇒ウイルス進化に
なってしまいます。

この状況は非常に”危険”な状況であることは
分かるかと思います。

どうすればいいの?

基本的には、安全面を考えると、
「OSをアップグレードするしかない」というのが
答えになります。

現時点で言うと、
「ウィンドウズ10」がまだサポート期間内なのと、
「ウィンドウズ11」が最新バージョンとして
存在する、という状況になります。(11の発売は記事執筆時点ではまだですが)

ウィンドウズ10でも、2025年まではサポートの継続が
発表されているため、10へのアップグレードでも十分に
利用することはできますし、
11を利用しても構いません。
(ただし、11は10よりも利用条件のスペックが高いので、
利用できない場合は10にしましょう)

以前は10への無料アップグレードが提供されていましたが
現時点では一応、公式的には終了しています。
(…が、何故か公式でひっそりと終了後も無償提供 ※いつ終わるか不明 されています)

方法としては

・ウィンドウズ10にアップグレードする
・ウィンドウズ11にアップグレードする
・10か11を搭載したパソコンに買い替える
・macなど他のパソコンを利用する

などになります。

ウィンドウズ11にアップグレードする場合
10からだと無償で行える(スペックの条件などは満たす必要あり)ので、
一度10にアップグレードしてから11に、ということも可能です。

アップグレードが良く分からない!という場合は
ウィンドウズ10が搭載されたパソコンor中古パソコンを
購入する方向で考えると、一番分かりやすいと思います。
(中古パソコンなら、2万前後で購入できるものもあります)

どうしてもそのまま使いたい場合は?

どうしても、ウィンドウズ8を使いたいんだ!…
と、いう場合に関しては、
使うこと自体は、先ほどから書いている通り、できます。

ですが、安全面に関しては、これも先程から書いている通り
大きな懸念のある状態で使うことになりますので、
下記のような点に注意しながら使うことをおすすめします。

・ウイルスセキュリティソフトの導入
ウィンドウズ8のサポート終了後には、8に対応するものは
なくなっていくと思いますが、対応しているものがあるうちは
それを使うことをおすすめします。
それでも、不安はありますが、ある程度の対策にはなります。

・ネットに接続しない
ネットに接続しなければ、悪さのしようがないので、
「ほぼ100パーセント安全」です。
もしも、ネット以外の用途で使い続けたい、ということであれば、
これは、問題ないかと思います。

・個人情報は入力しない
ネットに接続して使う場合、出来る限り
個人情報が確認できるようなファイルをパソコン上に
保存しないようにすると共に、
ネットショップなどの利用は控えるようにしましょう。
個人情報などを一切入力しない・保存していない状態であれば、
ある程度のリスクは軽減できます。

このような点に注意しつつ、利用していく
形になりますね。

ただし、忘れてはいけない点としては
ここまでやっても”絶対に安全”と言える状況は作り出せず、
(ネットをつながない方法はほぼ安全ですが)
不安は残りますので、
できれば、ウィンドウズ10や11に切り替えていく、
ということをおすすめします。

面倒な気持ちは、分かりますけどね…。

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実際のところはどうなの?

サポートが終了した状態で使い続けていても
「実際のところ、何も起こらなかった」という人は
以前のウィンドウズ7やXPなどでもたくさん存在します。

ですので、サポート終了後に使う=必ず何かが起きる
と、いうことではありません。

ただし、一方で何らかのトラブルに巻き込まれている人が
いるのも事実で、”運次第”というような状態にも
なってしまいます。

なお、サポート終了日にまで間に合わなくても
終了直後であれば、アップデートもまだ最新のものですから、
「1日でも過ぎたらおしまい」ということではないので、
焦らずに、しっかり更新していけばよいかと思います。

今後はどうするべき?

サポート終了までに
ウィンドウズ10や11にアップグレードしておくのが
確実ですが、
一方でアップグレードの際にうまくいかず、故障するリスクもあるので
自信が無ければ、ギリギリまでウィンドウズ8を
使っていても、問題はないと思います。

ただし、直前になったら、やはり、10か11に
アップグレードを行う、というのが
一番ベストな方法ですので、
出来る限り、アップグレードは行いましょう。

まとめ

どうせならずっと使いたいんだけど…
と、いう人も多いと思います。

私は1つ前のウィンドウズ7を使っていましたが
やはり、サポート終了前には
「別に新しいのにしなくてもいいんだけどなぁ…」
などと、思っていました。

とは言え、サポートが終了してしまうものは
仕方がないので、
自分なりに、10にするか、11にするか
考えていかないといけないのも事実です。

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