パソコンやスマホでやり取りされる
メールには
時々、”添付ファイル”がついているようなものもあります。
もちろん、この添付ファイル自体が
悪いものではありませんし、
仕事上の資料や、何かを説明するための資料などを
メールに添付することはあると思います。
しかしながら、
メール、ウイルスなどの悪意を持つプログラムを添付してくる
悪質なウイルスメールが送られてくることもあるのです。
メールにウイルスが添付されてくる、ということは
”よくあること”で、昔からある手口ですが
引っかからないように、注意していきましょう。
添付ファイルはすぐに開かないこと
基本的に、メールに添付されてきたファイルは
思考停止ですぐに開いたりしないようにしてください。
全く知らない人からのメールの場合はもちろんですし、
知り合いや、利用したことのあるサービスの
運営企業などからのメールだったとしても、
添付ファイルがついている場合は
基本的に”警戒”するようにしてください。
何故なら、その添付ファイルに
ウイルスプログラムが仕込まれている可能性が
十分にあるためですね。
そのため、メールに添付ファイルがついている場合は、
すぐに開いたりしてしまわないように、注意が必要です。
確実に大丈夫だと確認が取れてから見る
メールの添付ファイルは
確実に大丈夫だと確認が取れてから
開くようにしてください。
ウイルスメールなどを開いてしまうと、
取り返しのつかない事態になってしまう
可能性もありますので、
細心の注意を払う必要があります。
例え、相手が知り合いであっても
よく文章を読み、アドレスを確認し、
相手が添付ファイルを送ってくるような用事があったかどうか、
これをしっかりと考えて下さい。
私も以前、店長としてお店で働いた時代に
「例の件です」というような件名のメールが届き、
明らかに怪しい添付ファイルがついていたことがあります
（もちろんそのまま削除しました）
これは明らかに分かりやすいメールですが、
実際に取引がある会社名からメールが届いたりだとか、
プライベートでも、実際に自分が利用しているサービスから
メールが届くようなこともありますので、
細心の注意を払うようにしてください。
”メールについている添付ファイルは、まず開かない”ということを
徹底するようにしましょう。
一呼吸おいて（件名や内容などを確認してから）
大丈夫であると判断し、その上で開くようにしましょう。
知ってる相手からのメールでも注意
↑の例のような”明らかに怪しいメール”であれば
引っかかる人はほとんどいないとは思います。
しかしながら、恐ろしいのが、
”知ってる相手”からのメールである場合です。
これに引っかかってしまう人が多いので、
この点は特に注意する必要があります。
例えば、有名企業の名前などを名乗り、
無差別にウイルスメールなどを送る手口は
昔からあることで、
人間は”得体の知れないところからのメール”の場合は
警戒することができるのに、
知ってる企業名などからメールが届くと、
”明らかに怪しい添付ファイル”でも開いてしまう人が
残念ながらいます。
また、最近は”明らかに怪しい文章”ではなく、
ある程度文章がまともになっているケースも
増えてきているので、
”よく確認”する必要があります。
（よく確認すると、必ずおかしな部分はあります）
更に怖いのが、
”知り合い”や”知ってる企業”などが
既にウイルスに感染してしまい、
”その本人のアドレスからウイルスメールが送られてくるケース”です。
この場合、アドレスも”本物”から送られてくるために
よりひっかかりやすいものになります。
もちろん、これもしっかりと確認することができれば
”明らかに本人が送ったメールではない”と見破ることは
出来ますが、
”あの人から来たファイルだから”と、何も考えずに
開いてしまう人も世の中には結構存在します。
知り合いからのメール、
知ってる企業からのメール、
上司からのメール…
こういったものでも”安心できない”ということは
しっかりと覚えて置いてください。
注意深く観察すれば必ずおかしな部分はある
上のように、知っている人からのメールなどであった場合も、
注意深く観察を行えば
”必ず”おかしな部分はあります。
少しでも違和感を感じた場合はもちろん、
そうでない場合も下記のようなポイントはしっかりと
確認してみてください。
もちろん。知らない人だったり、文章が明らかにおかしかったりする場合は
論外なので、確認するまでもなく削除してください。
そして、一見するとそうでない場合も
下記のような点に注意しましょう。
・アドレスがいつもと違わないかどうか
・文章の中に明らかに誤入力ではないおかしな部分がないかどうか
・添付ファイルのタイトルがおかしくないか
・添付ファイルを送って来るような用件はあったかどうか
・前後のメールのやり取りの文章と内容が合っていない
・文章（口調など）がいつもと明らかに違う（※例えば普段親しい人が急に敬語など）
こういった部分に当てはまる部分がある場合は
添付ファイルは開かず、
”本物の可能性がある”のであれば、
相手にメール以外の方法で確認を取るなどしてから
開くようにして下さい。何も考えずに開いてしまうと
最悪の場合、ウイルスに感染することになります。
届いてしまったメールはどうすれば？
怪しい添付ファイルがついているメールが
届いた場合はどうすれば良いのか。
これに関しては
”添付ファイルを開かずに”
メールを削除してください。
万が一間違えて添付ファイルを開いてしまうようなことを
防ぐためにも、メールごと、ゴミ箱のようなフォルダからも
完全に削除しておくことをおすすめします。
”明らかに件名から怪しいメールに関しては開かない”のが
ベストではありますが、
添付ファイルさえ開かなければ
ウイルスに感染することは基本的にはありません。
”メールが届いた時点でアウト”なんてことに
なってしまったら、大変なことですからね。
”ウイルスメールが届くだけ”であれば、
あなたのパソコンやスマホがウイルスに感染することは
基本的にありませんので、
落ち着いて”添付ファイルは絶対に開かないようにし”
ウイルスメールを削除してください。
また、添付ファイル以外にも
”悪質なサイトへのURLを添付”して、
悪質なサイトに誘導するパターンもあります。
そのため、”添付ファイル”を開かない、
そしてURLを開かない、ということを徹底してください。
不安な場合は本人に確認する
もしも、用件などに心当たりがなく、
添付ファイルの正体が不明瞭な場合は
”絶対に”そのまま開かずに、
本人に確認してから開くようにしてください。
本人に確認してみて、その本人に心当たりがなければ
当然のことながら、その添付ファイルは
”怪しい添付ファイル”ですし、本人に心当たりが
あるのであれば、それは、ちゃんとした添付ファイルに
なります。
ただ、本人に連絡を取ることができないような場合も、
相手との関係性によってはあると思いますので、
急用でなさそうな内容である場合は特に
”そのまましばらく放置”（添付ファイルを開かなければ
感染はしません）し、様子を見るのも
一つの方法になります。
まとめ
メールの添付ファイルは
基本的に知り合いからのメールであっても
ワンクッション置いてから開くようにし、
何も考えずにすぐに開いてしまうようなことが
ないよう、注意するようにしてください。
一度、ウイルスの添付ファイルを開いてしまうと
対処が非常に面倒になります。
注意するようにしてください。
