店長宛てのメールをバイトに見せないようにするためにはどうすれば?

この記事は約6分で読めます。

個人経営のお店の場合は別ですが、
企業が運営しているお店の場合は、
本社・本部などから、お店にメールが届いたりすることも
たくさんあると思います。

私も店長時代に、毎日のように本部や、本部の人間、
その他取引先などから、メールが届いていました。

が、メールの内容によっては
”正直、バイトにあまり見せたくない”というような内容の
メールが届くこともあるのではないでしょうか?

では、店長宛てのメールをバイトに見せないようにするためには
どうすれば良いのでしょうか。
この点について、解説していきます。

スポンサーリンク

メールをバイトに見せないようにするためには?

内容的にバイトが見たとしても、
どうでもいいような内容のメールなら
放っておけば良いですが、
例えば、バイトスタッフさんが見たらイヤな思いをしそうな
内容のメール(人件費を削って下さい!とか、利益が足りない叱責とか、
会社内部の嫌なゴタゴタとか)の場合は、
あまり、バイトに見せたくないと思うこともあるでしょう。

また、まだバイトには伏せておきたいような情報だとか
個人情報などが含まれる大事な内容だとか
そういったものがメールで届く可能性もあります。

そのような場合は、やはり、バイトに見せたくない、と
感じるのも、無理はないと思います。
では、そのための方法を見て行きましょう。

バイトがメールを見る必要がないのであれば…

バイトスタッフが仕事上、”メールを見る必要がない”のであれば、
店で利用しているメールにパスワードを設定し、
そのパスワードをバイトに教えないようにしておけば、
バイトはメールを見ることはできなくなります。

メールを開いたままにして放置したり、
そういった店長の不注意さえなければ、
見せたくないメールも、見られても構わないメールも含め、
バイトに勝手にメールを見られることは
なくなるかと思います。

バイトスタッフの仕事内容を頭の中で考えてみて、
”特にメールを確認する必要はない”と判断したのであれば、
お店宛てのメールは、見ることができないようにしておいても、
構わないと思います。

バイトの立場から言えば、
やっぱり”見れる状態になっていると見てしまう”ものですから、
最初から見ることができないようにしておけば、
バイト側もそれ以上は気にしないでしょうし、
店長側も安心できるかと思います。

バイトがメールを見る必要がないのであれば、
そのように対処していきましょう。

ただ、バイトの仕事内容によっては、
バイトもメールを確認する必要があることもあります。
そういった職場の場合、この方法を使うことはできませんので、
別の方法で対応していく必要があります。

スポンサーリンク

すぐに確認して、メールを移動する

バイトもメールを確認する必要がある場合、
当然、店長にとって”バイトに見られたくない内容のメール”で
あったとしても、そのままにしておけば
それを見られてしまいます。

それを防ぐためには、バイトがメールを見る前に、
店長自身がそのメールを確認、
メールを読み終えた後には、どこか別の場所に
保存する、ということが大切になります。

読み終えたメールをそのままにしておけば
当然のことながらそれも見られてしまう可能性はありますので
店長自身が読み終えたら、受信トレイではなく、
別のフォルダに移動するなどして、
メール自体はそこから移動させておく、ということです。

移動先の場所までバイトに知られてしまっている場合は、
これはもうどうすることもできませんが、
そうでなければ、この方法で対応することが
できるはずです。

が、店長自身が休みの日などの場合、
すぐに確認することはできませんので、
店長が出勤の日のみの対応になります。

確認後にメールを削除する

上で書いたのと似たような対処方法ですが
確認したメールの内容が
”特に読み返したり、保存しておく必要のないもの”で
あった場合に関しては、読み終えたら
そのまま削除してしまって構いません。

削除してしまえば、そのメールを
バイトスタッフに読まれてしまう心配は
無くなります。

ただ、利用しているメールソフト・サービスによっては
ただ単に削除しただけでは、
削除済みアイテムのフォルダに入ってしまって
そのままになってしまうようなケースもありますので、
そのようなことになってしまわないように、
注意は必要です。

もしもバイトに読まれたくない場合は、
”削除済みメール”(サービスによって名称は若干異なります)などの
フォルダからも、ちゃんとメールを完全に削除するようにしてください。

バイトに伝えておく

人間、”絶対に見るなよ?”と言われていても、
見ることができる状態になっていると、
ついつい見てしまう人間もいるものですから、
あくまでも気休めの方法にしかなりませんが、
もしも、本部などからのメールをアルバイトたちに
見られたくないのであれば、
”関係のあるメール以外はそのまま開かないでほしい”と、いうことを
予め伝えておくのも一つの方法です。

それだけで、一部の人はメールが届いても、
バイトの仕事上で関係のあるもの以外は開かずに、
そのままにしておいてくれると思いますし、
多少の効果はあるはずです。

ただし、前述した通り「見ないでほしい」と言っていても
メールを平気で見るバイトはいるので、
その点に関しては頭に入れておく必要がありますし、
あくまでも”気休め”の方法になります。

スポンサーリンク

メールソフトを分ける

バイトもメールを見る必要がある場合、
店長宛ての内容や、バイトには関係のない会社内の
話のメールに関しては、別のメールサービスやソフト、アドレスなどに
送ってもらうようにするのも、一つの方法です。
ただ、本社の都合上などでそれが難しい場合に関しては、
この方法は使えないので、”可能な場合は”検討してみる
のも良いとは思います。

休みの日の対処法

職場の社則や、セキュリティ上問題がないのであれば、
休みの日は自宅から、店のメールを確認できるようにして、
内容を確認、バイトにあまり読ませたくないようなメールが
あるのであれば、その内容を確認後に別のフォルダに移動するなり、
削除するなりするのも一つの方法です。

もちろん、休みの日は、ずっと画面の前に張り付いているわけにも
いかないでしょうし、プライベートもあると思いますので
”気にしすぎ”になってしまうことは、おすすめできませんが
時間のある時にでも確認して、バイトにあまり見せたくないような
メールが着ていた場合は、削除する…というのも
対策としては有効的です。

隠していいものと良くないものを区別する

バイトに見せたくないメール…と言っても
”隠してはいけないもの”まで隠してしまうような行為はNGです。

隠してよいのは
”バイトの人が知らなくてもいいこと”かつ、
”バイトが見ればイヤな気持ちになりそうなもの”などに限られます。

例えば、本部がお店の売上を罵倒するようなメールが来た場合、
それをバイトに見せても、バイトはイヤな思いをするだけですし、
会社内のもめごとなどの場合もそうです。

そういったものは店長が受け止めていれば十分であり、
バイトに見せる必要はありません。

一方で、バイトも知るべき情報であれば、
店長本人としては見せたくないものであっても、
それを隠すことは良くないことなので、
こういった判断は、ちゃんと冷静に行う必要があります。

”何でも隠せばいい”ということではないので、
そこは注意ですね。

まとめ

バイトにメールを見られないように
100%隠すことはなかなか難しいですが、
業務上、バイトがメールを見る必要がないのであれば
パスワードを設定することなどで、隠すことはできます。

ただ、バイトにメールを見せない、と言う場合でも
”都合の悪いことを隠蔽”するようになってしまわないように、
ちゃんと伝えるべき情報は伝えるようにしてください。

タイトルとURLをコピーしました