自分は生涯独身でいいと思っていても、
周囲が結婚し始めると焦りを感じる…
みたいな話を聞いたことがある人もいると思います。
しかし、実際のところ、”本当にそんな風に焦りを感じたりするものなの？”と
不思議に思う人もいるのではないでしょうか。
確かに、自分自身が結婚にあまり関心なければ
”そんなことはないんじゃないか？”と思う人も
いますよね。
では、実際のところは”どう”なのか、
この点について解説していきます。
「人による」というのが答え
答えとしては
”人による”というのが一番、的確な答えと言えます。
確かに、自分は生涯独身で良いと思っていても、
周囲が結婚していくことによって、
自分自身も焦りを感じてしまうような人はいるにはいます。
「結婚はいいや」と思っていても、
そういった周囲の環境の変化だったり、自分自身が歳を重ねることによって、
心境の変化が生じる人は、世の中にたくさんいます。
が…だからと言って、全員が全員”そう”なのか、と
言われるとこの答えは「No」で、
仮に、周囲の友人全員が結婚するようなことが
あったとしても、”特に何の焦りも感じたりはしない”という人も
実際にいますから、このあたりは
本当に”人による”というのが答えになります。
よって、周囲の結婚によって
”焦り”のような感情を感じる人もいれば、
”焦り”のようなものを全く感じない人もいる、ということになります。
「みんなそうなるんだ！」みたいなことを言っている人は
偏った考え方をしているだけなので、
この点には注意してください。
もちろん、逆に「絶対にそうはならない！」というのも偏った考えです。
人間はロボットではありませんので、
全員が同じパターンの感情を抱くことはありません。
焦る人もいれば、焦らない人もいる。
それが唯一の答えです。
自分がどうなるかはその時にならないと分からない
若い頃に、生涯独身でいいや、と強く思っていたような人であっても、
周囲が結婚しだしたりすると、自分でも思ってなかったような
焦りの感情を抱く人も実際にいます。
しかし、その逆に生涯独身でいいや、という思いがそのまま、
周囲が結婚し始めても、本当に何も感じない人もいます。
ただ、これに関しては
人間は時と共に考え方が変わっていくものなので、
”自分がどっちになるのか？”ということは
正直、その時になってみないと分からない、というのが現実です。
今の時点では「いや、絶対に焦ることなんてないし」と思っている人も
多いと思いますし、その通り焦らずにそのままの人もたくさんいますが、
考えが変わってしまう人もまた、たくさんいるので
”どっちになるかは正直なところ、今の時点では分からない”というのが
比較的若い方には言えることだと思います。
逆に、既に30代後半、40代、50代となっていて
周囲も結婚している人はいるけれど、
特にそう言う感情が芽生えていない、という人は
今後、心境が変化する可能性は比較的低く、
”周囲の結婚にも焦ることはなかった”と、そう言えるかと思います。
周囲が結婚するとは限らない時代
そもそもの話になりますが、
今の時代は、”周囲も結婚するとは限らない”時代です。
よく「周囲が結婚し始めると焦る」みたいなことを言う人もいますが
それは、少し古い考え方であるのも事実で、
今の時代はそもそも”周囲が結婚するとは限らない”状況です。
と、言うのも、生涯未婚率は年々上昇している状態で、
男性の場合は特に、それが3割にも届こうとしている状態です。
（じきに3割も超えるでしょう）
そのため、周囲で結婚する人がどれぐらい現れるのか？という点も
昔とは大きく異なっており、
もちろん、人によっては”友達のほとんどが結婚した”という状況に
なることもあるとは思いますが、
逆に、”友達も誰も結婚していない”なんて人も中にはいるでしょう。
そうなってくると焦る・焦らない以前に
”周囲も独身だらけ”と言う状況になり、
この場合は焦りのような感情をさらに感じにくい状況になるので、
現代においては、そもそも焦る・焦らない以前に
周囲も結婚しない、という状況になることも十分に
あり得ることです。
そのため、昔より”周囲が結婚したから焦るかもしれない”という
状況自体が起こりにくい時代になっているのは確かです。
この先も未婚率は上昇が見込まれているので
今後、さらにこの傾向は拡大していくことでしょう。
周囲と付き合いがない場合は？
さらに、その前の段階になりますが
”そもそも周囲に人付き合いがない”という人は、
”周囲が結婚したから焦る”という状況が
元々起こらない状態です。
そのため、”友達なんていないよ？”という人に関しては、
”周囲が結婚したから焦り始める”ということが
起きる環境にないので、
そこの部分に関してはあまり心配しなくても大丈夫です。
（個人的な心境の変化などはまた別問題ですが）
ただ、友達がいなくても兄弟などがいる場合は
場合によってはそういうことも起きて来るかもしれません。
焦りを感じるのは普通なの？
これは、最初にも書いた通り”人それぞれ”なので、
周囲が結婚しても、何の焦りも感じないのであれば
それはそれで良いことです。
むしろ、結婚するつもりがない、あるいはするのが難しい人が
焦りを感じてしまうと、辛い日々になってしまうと
思いますので、
焦りを感じていないのであれば、感じていない方が
良いです。
結婚自体、”必ずしないといけないもの”では
ありませんので、別に焦りを感じる必要はなく、
感じないなら感じない方が、変に精神的に負担に
なったりもしませんから、
”焦りを感じない自分はおかしいのかな？”とか
そういったことを気にする必要は、全くありません。
もしも焦りを感じてしまった場合は？
もしも、周囲が結婚し始めて、
自分自身が焦りを感じてしまった場合は
どうすれば良いのでしょうか。
この場合の主な道は2つで、
「結婚する方向で考える」か「焦りをどうにかする方法で考える」か、の
どちらかになるかと思います。
生涯独身宣言をしていたとしても、別に結婚してはいけないという
ルールはありませんから、気が変わったのであれば
できるだけ早く婚活など、具体的な行動を実行に移しましょう。
”今まで通り焦るだけ”では、意味もなく焦るだけなので
何か行動しなくては、結婚することはできません。
一方”焦り”のほうをどうにかする場合については
”趣味の充実”が最も大事かと思います。
自分の今ある趣味を存分に楽しむようにするのも良いですし、
新しい趣味を見つけるために、色々挑戦してみるのも良いでしょう。
もちろん、仕事でも構いません。
”夢中になることができるもの”を見つけて、
それに費やす時間が増えて行けば、
次第に焦りのようなものを打ち消すこともできるはずです。
とにかく、生涯独身で行く場合は”趣味を充実させること”が
何よりも優先になります。
趣味が生きがいになれば、生きる目的も当然、
見つかっていきますからね。
先程から書いている通り
”焦り”を全く感じずに済む人もいますので、
もしも自分が焦りなどを感じずに済めば、
それはそれで良いことですし、
その場合は特に、何か特別な対策をしたりするようなことは
必要ありません。
まとめ
”周囲が結婚し始めると焦る”というのは
最終的には”人による”というのが答えで、
必ずしも焦りを感じたり、ということではありませんので、
この点はしっかりと覚えておきましょう。
完全にこの部分は”人による”ので、
いくら周囲が結婚しようと、別に何にも感じない人も
世の中にはたくさんいるのです。
