Starfield(スターフィールド)の売上予想!どのぐらい売れるの?

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ベセスダソフトワークスの注目の新作ソフト
「Starfield(スターフィールド)」。

家庭用ゲーム機向けにはXBOXのみの発売となっていますが、
(PC版も同時発売)珍しく国内でも
ツイッターのトレンドに上るなど、
その注目度の高さが伺えるタイトルです。

では、実際のところ、このStarfieldはどのぐらい売れるのかどうか、
元ゲーム屋店長経験なども元に、客観的に分析していきたいと思います。

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「世界」では大ヒットすると予想

まず、日本以外の国々も含めた世界での売上のお話をすると、
世界では”大ヒット”を記録すると考えられます。

理由としては、
XBOX自体が国内よりもはるかに普及していること、
ベセスダソフトワークスのタイトルなどが元々海外を中心に人気が高いこと、
などが挙げられます。

元々”洋ゲー”と呼ばれるようなタイトルたちは
国内よりも海外の方が売上自体は圧倒的に高いことも多く、
かつ、XBOX自体も海外の方が圧倒的に普及しているため、
Starfieldの場合も国内よりは海外中心の売上を記録することになるのは
ほぼ確実ですし、
海外では大ヒットを記録すると思います。

「国内」での売上は限定的と予想

売上が全てではないですし、
ユーザーが楽しめることが一番だということは
先に前置きしておきますが、
国内での”売上”を言うのであれば
”限定的な売上”に留まると予想しています。

その理由としては
「XBOXSeries」本体の普及台数が海外と比べると遥かに少ないこと、
元々洋ゲーは海外の方がはるかに売上が高いことなどが、理由として
挙げられます。

Starfieldの場合、XBOXのサブスク「ゲームパス」に対応しているので、
XBOX自体を持っていなくても遊べますし、PCでも遊ぶことができるので、
XBOXユーザーでなくても遊ぶことはできますが、
国内ではイマイチゲームパスは現時点では浸透しきっておらず、
XBOXがないと遊べない、と思っているユーザーもいますし、
PCでゲームを遊ばないユーザーや、ゲームのサブスクに抵抗があるユーザー
(物理ディスクなどが欲しいユーザーもそれなりに多いです)もいるため、
国内での売上は海外に比べるとかなり限定的なものになるのは
事実であると思います。

100万本のヒットを国内で記録!とか、
そういうレベルに達するのは、客観的に見ても不可能だと考えられます。

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それでもXBOXSeriesでは一番のタイトルに

国内での売上は厳しい、とは書きましたが
それでもXBOXSeriesの国内タイトルではトップの売上を
記録するかとは思います。

厳密に言えば、ゲームパスなどもある以上、
”具体的な売上”は分かりませんし、
ゲームパスはそもそも”どのゲーム目当てで加入しているのか”調べる術はなく、
”色々なゲームを遊ぶため”の人も多いですから、
今までのゲーム売上のように単純に数字を出すこともできませんが、
”遊ぶ人数”は、スターフィールドが国内のXBOXSeriesでトップに立つことは
間違いないことだと思います。

PC版もあるとは言え、XBOXにとっては非常に大きなタイトルで
あることは間違いありません。

「出て来る数字」は厳しい結果になる

国内でのゲーム売上の数字は
基本的に「ファミ通」集計の数字と、各メーカーの発表する数字になりますが、
ファミ通の集計はパッケージ版のみの売上数字となるため、
ダウンロード版やゲームパスの数字は含まれません。
(ゲームパスはそもそも単体でゲームを買うものではないので、
売上の集計がDL版込みになったとしても、個別のタイトルの売上には
加算されないとは思いますが)

そのため、Starfieldがファミ通の売上ランキングに登場するのは
かなり厳しい(恐らくDLコード付きの限定パッケージ版のみの数字になる?)と
考えられます。

その集計基準で考えると、1万本を下回る可能性も高く、
世間的には「全然売れていないじゃん」と誤認される可能性は高い気もしますね…。

確かに、同じ基準で何十万、何百万と売っているソフトも国内にはあるので、
それらと比べて売れていない、というイメージを一般的には持たれてしまうのも
無理はないところですし、
通常パッケージ版などが出ていない以上、
この集計基準だと、さらに厳しい数字が出るので、
数字的には”かなり厳しいもの”が出ると思われます。

PS5版を出せば売れたの?

確かに、累計の売上数字を考えれば国内では特に
プレイステーション5版もあれば、多少売上は伸びるとは思います。

ただしあくまでも”多少”であり、
仮にPS5版スターフィールドを出したとしても
国内では爆発的に売上を伸ばすとは考えられにくく、
間違っても50万本突破!とか、
そういうことは難しいと思います。
(海外では、それなりに伸びるとは思いますが)

PS5自体も、現在国内では苦戦している状況で、
6月に発売されたFF16もパッケージ版だけの集計とは言え、33万本(初週)という
非常に厳しい結果となりました。

国内のゲーム市場は現在、ニンテンドースイッチが
圧倒的なシェアを握っている状態で、
例えば2023年も「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」1本の売上だけで、
今年発売のPS5全ソフトの合計を上回る勢いとなっています。(※ファミ通の集計基準でのお話です)

そのPS5に発売しても、
そこまで爆発的に数字が伸びるか?と言われると厳しいところで、
せいぜい10万本程度、後からの移植であればもっと低い数字が出る可能性は
高いと言えます。

これは、スターフィールドが悪い、ということではなく、
海外と国内での需要の違いや、
PS5自体も今はまだ、幅広い層には普及しているとは言えない状況などが原因です。

PS5版の発売予定は現時点で”ない”ですし、可能性も低いですが、
仮に出ていたとしても、ファミ通集計では初週売上は10万本前後、というところに
留まっていた可能性は高いと言えます。
(同じくかなり話題になっていたホグワーツレガシーでも、初週6.7万本だったわけですからね…)

なお、switch版やPS4版も、出せば売れるとは思いますが
ハードのスペック的にスターフィールドを発売することは
困難であると考えられます。

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国内でのXBOXの普及も後押しする存在にはなる

日本国内でのこれまでのXBOXの展開を考えると、
Starfieldが出たからと言って、
いきなりXBOXがスイッチのように週間5万台以上販売!みたいなことには
ならないとは思いますが、
それでも、StarfieldをきっかけにXBOXに触れる人が増えるのは
事実であると思いますし、売上台数も伸ばすでしょう。

それでも、ライトユーザー層などへの浸透は
かなり厳しいとは思いますし、
毎週1万台以上の売り上げを記録する…ということを
継続するのは難しいとは思いますが、
XBOXにとっては貴重な一歩になるとは思います。

既に近年は国内でのXBOXもONE時代よりは、全然良い方向に進んでいて、
前世代機のXBOXONEの売上は既に大幅に更新しています。

ただ、まだ日本で一番売れたXBOX360には及んでいないので、
まずはそこを超えることができると、今後の国内でのXBOXの展開にも
さらに良い兆しがまた見えて来るとは思います。

まとめ

Starfieldは、国内では残念ながら限定的なヒットになるとは思いますが、
XBOXの中ではトップクラスの売上になるはずです。

ただ、PS5版が仮に出ていたとしても、やはり国内では
売上には限界があり、10万行くか行かないか、ぐらいの数字だったと考えられます。
(国内のゲームソフトは、現実的には、任天堂一強状態が続いていますからね…
※ここ数年でパッケージだけでミリオンを超えたのはスイッチソフトしかありませんし、
そのほぼ全てが任天堂タイトルです(モンハンやマインクラフトスイッチ版など、一部例外あり))

一方、海外では大ヒットを記録する可能性が高く、
内容次第では、歴史的な作品になる可能性も十分にあるかと思います。

…今回は”売上”の予想のお話なので
国内では色々厳しいでしょうし、その点を正直に書きましたが
最終的には”自分が楽しいかどうか”が重要なので、
スターフィールドに興味のある方は、手に取ってみましょう!

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