コバエの侵入経路はどこ?どこから入って来るの?徹底解説!

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「コバエ」に頭を悩ませる人も多いと思います。

ハチや蚊のように、直接的な脅威にはなりにくいですし、
ゴキブリなどのように、1匹姿を見ただけで
震えあがってしまうような人は少ないとは思いますが、
それでも、数が増えて来ると面倒だと思いますし、
さすがに気持ち悪いと感じる人も多いと思います。

また、食事中に食品のまわりにやってきて、
食品に付着するようなこともあるので、
厄介ですよね。

場合によっては1日に何匹も見かけるようなこともあるコバエ。

「一体どこから家の中に入ってきているの?」と
気になる人も多いと思いますので、
「コバエの侵入経路」と「侵入経路ごとの対策」を解説していきます。

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コバエの発生の原因は主に「2つ」

コバエが家の中にいる…!という
状況を作り出してしまう原因は、
主に「2つ」です。

「外部から侵入してきている」か
「既に屋内に侵入したコバエが卵を産み、そこから生まれている」か、
そのどちらかですね。

前者は、単純にコバエが玄関など、外部から
家の中に侵入している、ということです。
これは、イメージしやすいと思います。

もう一つ、後者の方は、
あまりイメージが湧かないと思いますが、
コバエも卵を産み、しかも、短期間のうちに結構な数を生んだり、
短期間のうちに、孵化して飛び回り始めます。
そのため、家の中にコバエが侵入してしまった場合、
仮にそのあと、外部から1匹も入って来なかったとしても
コバエが増えてしまう…ということになります。

「外から入ってきているのか」
「卵が孵化して増えているのか」

どちらが原因の可能性が高いのかどうかを
自分なりに把握して、対応していくことも重要です。

当然、”外部から侵入”されなければ
後者の「卵から生まれる」ことによって、コバエが増えてしまう…
ということにはならないので、
コバエの侵入経路を知り、しっかりと対策をしていくことが
大切になります。

何もないところからコバエが出現したり、
何もないところから孵化したりするわけでは
ありませんから、
コバエ自体を家の中に入れなければ、
基本的に、コバエが繁殖してしまうことは、ありません。

では、侵入経路について、それぞれ見ていきましょう!

玄関から侵入するケース

侵入口として代表的なものの一つが
「玄関」からの侵入ですね。

玄関の扉を開け閉めする際に、
人間と一緒に家の中に入り込んでしまう…
というケースです。

普通に飛んで入って来る可能性もありますし、
帰宅した人間の衣類などに付着していて、
そのまま一緒に家に入ってしまうような場合もあります。

とは言え、玄関を開けないわけにもいかないと思いますから
こればっかりは、100パーセント防ぐことは難しいです。

玄関付近に、コバエが好きな観葉植物などを
置かないようにすることや、コバエが嫌うようなものを
設置したり、コバエとり(や、コバエ対策グッズ)などを
玄関付近に設置したりするなどして、
対応していくしかありません。

また、人が出入りするときには、
玄関の扉を開けっぱなしにしてしまったりしないようにし、
なるべく素早く出入りを済ませることや、
家の中に入る前に、服を払う
(服にコバエが付着していた場合、一緒に帰宅してしまわないように
するため)ことなども徹底しておきましょう。

ただし、ここまで対策しても、
コバエ侵入の可能性をある程度防ぐのが限界であり、
100パーセント侵入を防ぐのは、残念ながら困難です。

コバエは薄暗い場所を好む習性もあるため、
昼間に玄関を開閉すると、外よりも玄関の方が
薄暗いことから、喜んでコバエが侵入してきてしまう場合もあるので、
(用事があるときは玄関を開けないわけにはいかないでしょうから)、
昼間は特に注意して、開け閉めをするようにしましょう。

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玄関の隙間から侵入するケース

玄関の扉に隙間がある場合、
それがわずかな隙間であっても、コバエは侵入出来てしまいます。

一番原因となりやすいのが「郵便受け」で、
ポストではなく、玄関の扉自体に郵便受けがあり、
外とつながっている場合、構造によっては、
コバエがその隙間から侵入することが出来てしまいます。

こうなってくると、玄関の扉を仮に、一切開け閉めしなかったとしても、
玄関からコバエが侵入できるようになってしまいます。

対策としては”内側”の隙間をテープなどで塞ぐか、
あるいは、玄関にコバエ対策グッズを配置することで、
出来る限り侵入を防ぐようにするか、しかありません。

外側から郵便受け自体を塞いでしまうと、
当たり前ですが、郵便物が届けられなくなってしまいますから
塞ぐ場合は「内側」の穴にしておきましょう。

窓から侵入するケース

玄関の扉同様に、窓も、コバエが侵入する
侵入口の一つです。
窓を開けていればコバエが入って来ることは当然ですが、
その他にも
「窓がずれるなどして隙間が空いてしまっている場合」は
仮に窓を開けていなかったとしても、
コバエは簡単に侵入することが、できてしまいますし、
「うちは網戸をつけているから大丈夫」という場合も
”網戸”では、モノによってはコバエの侵入を防ぐことは
残念ながらできません。

と、いうのも、実際にコバエを見て頂ければ
分かると思いますが、
”非常に小さい”です。
網戸の種類によっては、普通に網戸の隙間から侵入することが
出来てしまうため、この点も気をつけましょう。

対策としては
・必要のない窓の開け閉めは控える
・窓に隙間などが出来てしまっている場合は塞ぐ
・網戸は、網目がなるべく小さいサイズのものを利用する
・窓周辺にコバエが好きそうなものを置かない
・必要であれば対策グッズも用意する

このあたりになるかと思います。
特に、網戸の部分に関しては
”網戸を閉めているから大丈夫”という誤解を
してしまう人もいるので、
その点は、しっかりと注意しておいた方が、良いですね。

エアコンからの侵入

盲点になりやすいのがエアコンです。
エアコンのドレンホース(室外機側にある、水を外に
排出しているホース)は、室内に繋がっています。

もちろん、人間がドレンホースから室内に侵入することは
出来ませんが、コバエであれば、ドレンホースから
室内に侵入することは、十分に可能です。

また、室内に侵入しないまでも、ドレンホース自体、
コバエの好きな環境でもあるために、
ドレンホースの内部でコバエが繁殖してしまい、その結果
室内に入ってきてしまうようなケースも存在しています。

対策としては、ドレンホース専用のキャップなどが
存在しているので、それらを用意し、
コバエや他の虫の侵入を防ぐ、というのが一番の対策です。

エアコン周りは、コバエに限らず、何かと虫が侵入
しやすいポイントの一つになるので、注意するようにしましょう。

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完全に侵入を防ぐのは難しい

細かな侵入口まで考えれば、コバエの侵入経路は
他にもいくらでもあります。
そのため、どんなに対策をしても
”100パーセント”コバエの侵入を防ぐことは難しいですし、
先程書いたように、内部で繁殖している可能性も
考えられます。

対策としては
・室内の掃除をしっかりと行う
・不衛生なものを放置したままにしない
・コバエ対策グッズなどを使用する
・観葉植物(コバエ発生の原因になる場合も)の扱いには気を付ける

などを行いつつ、
コバエの侵入にも気を配っていく、というのが
現実的な対処方法になります。

まとめ

現実的に「コバエを0に」は、かなり難しいです。

が、見る数を減らすことはできますので、
侵入経路を理解し、それぞれ対策することと、
侵入したコバエの繁殖を出来る限り防ぐための方法として
特に「家の中の衛生状態」は意識して
注意していきましょう!

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