給湯器の修理は可能なの?修理と買い替え、どっちがいいの?

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給湯器が故障してしまった…

そんな場合には買い替えなどを検討することが
多いと思いますが
一方で、給湯器も”修理”を行うことができます。

給湯器が壊れたままになってしまうと、
お風呂に入ることもできなくなってしまいますから
大変ですし、早いうちに対応したいものですよね。

では、修理と買い替え、どっちが良いのか、
修理すればちゃんと直るのか、
費用や保証はどうなのか、
こういった点を詳しく解説していきます。

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給湯器の修理は可能なの?

給湯器自体の修理は可能です。
もちろん、故障内容にもよりますが、
通常使用で壊れてしまった場合に関しては
ほとんどの場合は、修理自体を行うことは
可能になっていますね。

修理をすれば多くの場合、
ひとまずは故障していた箇所は直り、
普通に給湯器をもう一度使用することができます。

しかしながら、あくまでも”交換”ではなく
”修理”になりますので、
その点は勘違いしてはいけませんし、
修理ならではのメリットやデメリットがあるので、
そこはしっかりと把握しておきましょう。

修理はどこに依頼すればいいの?

修理を依頼する際には
給湯器のメーカー(給湯器の説明書などに記載されており、
そこに連絡先も書いてあります)か、
給湯器を購入した販売店、あとは地域の修理業者などに
連絡をすることで、行うことができます。

地域の業者などに依頼する場合、
お得になる場合もありますが
業者を選ばないと悪質な業者に引っかかる可能性も
ありますので、慎重な見極めが大事になります。
(見積なども相談してみると良いですね)

もしもそういった点が分からなければ
お使いの給湯器のメーカーに依頼するのが
一番なので、説明書などを見つつ、給湯器のメーカーの
方に修理を依頼してみてください。

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費用はどのぐらいかかるの?

給湯器の修理にはどのぐらい費用がかかるのか。

これは、故障内容や業者によって
大幅に異なるため、一概に言うことはできません。
業者に見積もりをお願いして、
納得した上で修理を行うことが大切になります。

修理内容により1万円前後から数万円程度
かかる、と考えておいた方が良いです。
(※例えば内部の基盤を交換する場合は4万円前後かかったりします)

実際に故障個所がどこなのか、
どのような修理が必要なのかは業者が来ないと分からない場合が
ほとんどだと思うので、このあたりは難しいところですね。
(ただ、給湯器自体を買い替えとなると、当然
さらに費用が掛かるので、買い替えよりも
その場でかかる費用自体は抑えることができます)

ちゃんと使えるようになるの?

当然、給湯器の修理を行えば
ちゃんと使えるようになりますし、
修理が不可能な場合は、修理の作業に移る前に、
業者に何か説明されるはずです。

私も給湯器の修理をお願いしたことがありますが、
ちゃんと、使えるようになりました。

ただし、気を付けなければいけない点として
”一度直しても、使用年数によってはまたすぐ壊れる可能性がある”
ということは覚えておく必要があります。

例えば、既に10年が経過している給湯器を修理しても、
給湯器の寿命は10年前後とされており、
修理後にまたすぐ”他の場所”が壊れてしまったりする可能性は
十分に考えられます。

極端な話をするのであれば、修理が終わった次の日に
また「別の個所」が故障する可能性も十分にある、
ということです。

なので、使用年数がある程度の年数に達している場合は
修理の方が、またすぐに壊れてしまうなどして
結果的に費用が掛かってしまう可能性もあります。

ただ…もちろん、運が良ければ
10年目に修理して、15年まで持つ、なんて可能性も
当然0ではありません。
明日壊れるかもしれないし、修理で何年も持つかもしれない…
そういう状況になる、ということです。
こればっかりは実際に修理が終わり、
使っているうちに分かってくることで、
先に「こうなります」と言うことは、業者であっても
断言はできません。

修理後の保証はあるの?

これは業者や修理箇所などによって
異なりますので、必ず修理前に”確認”するようにしてください。

基本的にある程度の保証はあると思いますが
半年間など、限定的な期間で、
何年も保証してくれる可能性は低いと思われます。

また、修理の保証は当然のことながら
”修理した故障個所”に関してのみです。

つまり、修理した翌日に故障してしまったとしても、
”翌日に故障したのは、修理した場所とは関係のない場所だった”場合に
関しては保証の対象外となる可能性が非常に高いです。

そのため、場合によっては修理して数万円払った⇒すぐに別の個所が壊れた⇒
また修理で数万円、ということになる可能性も
否定はできません。

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給湯器が使えるようになるまでの時間は早い

給湯器を買い替えするよりも、
給湯器の修理の方が基本的には
”給湯器が使えるようになるまでの時間”としては早く、
場合によっては、即日で修理が完了する場合もあります。

一方、給湯器の買い替えの場合だと、
ある程度時間がかかる(とは言え、1週間前後ぐらいでは
終わると思いますが)ので、
スピードの観点で言うのであれば、
給湯器は修理した方が、手っ取り早く使えるようになるのは
事実です。

ただ、↑のようなこと(修理後にすぐ壊れる可能性など)が
あるので、その点は慎重に考えて下さい。

なお、修理自体の所要時間は修理内容により異なりますが、
場合によっては30分程度で終わるケースもあり、
これも買い替えより素早く完了するケースが
ほとんどになります。

給湯器が品薄の場合の選択肢に

普段であれば、年数がある程度経過している
給湯器は買い替えをしてしまった方が
良いと思いますが、
給湯器が品薄の場合に関しては
話が異なってきます。

給湯器が何らかの事情で品薄になってしまっていると、
お風呂に入れない日が長期間続くことに
なってしまい、困ってしまいますよね。

そんな場合は、やむを得ず修理も選択肢の一つです。

給湯器が品薄でも故障内容によっては
修理によって給湯器が使えるようになる場合もありますので、
業者などに相談してみてください。

買い替えと修理、どっちがいいの?

これは、その時のケースによります。

例えば、給湯器を購入したばかりで保証期間内だったり、
保証期間外でも、まだ2年程度しか使っていなかったり、
そういった場合は修理の方が良いと思いますし、
(保証期間内なら絶対に修理ですね)
上でも書いたように、給湯器自体が品薄で
手に入らないような場合に関しては
修理も選択肢の一つになります。

一方で、給湯器が普通に手に入るタイミングで、
既に10年以上使用している給湯器などが
故障してしまった場合に関しては
修理を行ったとしても、
また故障してしまう可能性も高いですし、
そういった場合に関しては”買い替え”を選択するなど、
その場その場の状況に応じて
変えていくことが大切になるかと思います。

いずれにせよ、買い替えと修理は
どちらにもメリットとデメリットがありますので、
”どちらが正解”とは言えませんし、
運次第の部分があるのも事実です。

その時の状況に応じて、
色々な部分を考えた上で
決断していくしかありません。

まとめ

給湯器の修理自体は、
色々な業者で受付をしているので、
修理も視野に入れる場合は
業者に相談してみましょう。

修理をすれば基本的にひとまず
直りますし、
使用することはできるようになる場合が
ほとんどなので、
給湯器が故障してしまった際には
買い替えと修理、両方を考えた上で
一番良いと思う決断を
下していくことが大切になります。

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