漫画やアニメ、ゲーム、映画など
色々な分野で展開されている「最遊記」シリーズ。
楽しみにされている方も多いと思います。
が、事情を知っているファンの方であればともかく、
そうでない読者の方の中には
「あれ？最遊記ってもう終わったの？」だとか
「次の巻がなかなか出ないみたいだけど…」と
疑問に思う人もいると思います。
また、「最遊記〇〇」という漫画が何種類も
あって「？？？」となってしまう人も
いるのではないでしょうか。
シリーズの流れと完結したのかどうか、
次の巻の発売はいつか、を詳しく解説していきます。
シリーズの流れ
最遊記シリーズは、複数種類存在（リロードとかブラストとか色々あります）
しているので、なかなか分かりにくい！という人もいると思います。
現時点で漫画は「5種類」存在していますが
本筋に絡むのは3種類で、残り2つは外伝系統のものになります。
本編の３つは、
・最遊記 （全9巻 文庫版の場合は全5巻）
・最遊記RELOAD （全10巻）
・最遊記RELOAD BLAST （現在3巻まで）
となっており、
この順番に読んでいけば物語をちゃんとした順番で
楽しむことができます。
RELOAD以降は基本的にそれまでの作品を理解した前提の続きに
なっているので、例えばRELOAD第1巻は「最遊記の第10巻だ」と
いう感じに理解しておけば、分かりやすいと思います。
現在連載中のBLASTが最終章とされていますね。
残り二つですが、
・最遊記 外伝 （全4巻 文庫版の場合は全2巻）
・最遊記 異聞 （現在1巻）
となっており、これらは”外伝”です。
読んでなくても本編自体は理解できると思いますし、
逆にこちらは「外伝」「異聞」だけ読んでも（本編ナシでも）
独立した作品としても楽しめると思います。
「外伝」は主人公たちの前世のお話、
「異聞」は主人公のひとりの師匠の若いころのお話が展開されます。
本編の場合は
無印⇒リロード⇒ブラストの順番に、
残りの2作品は任意で、好きなタイミングに、という感じで
読めば良いと思います。
次の巻はいつ発売されるの？
現在、最遊記シリーズで連載中のものは
RELOAD BLASTと外伝作品の「異聞」の2作品です。
RELOAD BLASTは現在3巻まで、異聞は1巻のみ発売されていますが
いずれも完結はしていません。
次の第4巻（と、異聞の第2巻）の
発売に関してはまだ決まっておらず、
RELOAD BLAST第3巻は2017年、異聞第1巻は2013年に発売されてから
続きが発売されていません。
ただ、これには事情があり、
決して今の時点で「完結」したり「打ち切り」したり
しているわけではありません。
進行が遅いのはどうして？やむを得ない理由あり
事情を知らないと「最遊記」の進行は遅い…と
思ってしまう人もいると思います。
が、これには仕方のない事情があり、
作者の方が、大病に掛かり、闘病生活を送りながら
執筆されているため、というのが答えになります。
現在は、顔の半分を失っている状態であることが
発表されており、ファンの方の間では、周知の事実と
なっています。
そのため、物語の進行に関しては今後も
一般的に見るとスローペース、ということに
なってしまうと思いますが、
気長に、見守るような気持ちで待つ、というのが
ベストであるかと思います。
漫画の作者さんも、それぞれ人間ですので、
まずは体調が第1ですからね。
ちなみに、
RELOAD BLASTで最終章、とされているため、
物語としてはクライマックスに突入している段階であるのは
事実です。
完結はしていないの？完結はいつ？
上でも書いた通り、現在はまだ完結はしていない状態です。
ただし、RELOAD BLASTが最終章となっており、
敵の動きも慌ただしくなってきている状況ですから、
終盤に差し掛かっている状態、ということですね。
「異聞」に関しても現在はまだ完結していません。
外伝作品の「外伝」のみ、全4巻で既に完結済みと
なっているので、
どうしても完結済みの作品を読みたい場合は
まず外伝から読んでみると良いのではないでしょうか。
完結が「いつになるか」ということは
誰にも分かりません。
最終章に突入しているので「その時」は、
近づいていると思いますが
作者様の闘病・体調のこともありますから、
まだまだ長い目で、見守っていく必要があるのも事実ですね。
気長に、のんびり、楽しみに待ちましょう。
今後はどうなるの？
無事に完結できるかどうか、心配…という人も
いると思います。
が、こればっかりは、読者側には分からないことなので、
今後も見守っていくしかありません。
現在も「打ち切り」や「終了」ということは一切
公式から出ていませんので、
作品としては続いています。
「異聞」に関しても、終了になった、という話は今のところはありません。
いつ、どのように続きが描かれていくのかは
まだまだ分からない状態になっているのは確かですが、
長い目で、「またいつか見れる日が来るまで」ぐらいの
気持で、待っているのが一番ではないでしょうか。
まとめ
特殊な事情がある作品なので、
なかなか完結には至っておらず
「あれ？」と思う人もいると思いますので
解説してみました。
現在は「最終章」に突入していますが、
作者様の闘病が続いていることもあり、
いつ、どのように続きが描かれていくかは
不透明です。
現在の部分まででも、十分魅力的な物語は
楽しめる作品になっているので、
興味があれば、手に取ってみるのも
良いかもしれませんね！
