アルバイト募集時の未経験者歓迎とは?本当に歓迎されてるの?

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アルバイトの求人要綱を見ていると、
よく「未経験の方でも歓迎!」みたいなことが
書いてあると思います。

アルバイト探しをしたことがある方であれば
一度ぐらいは見たことがあるのではないでしょうか。

しかし、これ、実際に歓迎されているのかどうかは
分かりませんよね?

今回は、アルバイトを採用する側の経験なども元に
アルバイト募集時の「未経験者歓迎」について書いていきます!

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経験ナシでも歓迎のアルバイト

例えば、スーパーなどでレジ経験がなくても歓迎、みたいなことが
書かれていたとしましょう。
ですが、果たして本当に歓迎されるのかどうか。
これは気になるところですよね。

もちろん、募集しているところの採用担当者によって
その方針は違います。
書いた通りに本当に歓迎していることもあれば、
ただ単になんとなくそう書いておけば、応募してくる人も増えるだろう、
程度の考えである可能性もあります。

今回は、実際に採用側を経験したときの経験などももとに、
実際のところどうなのか?
そして未経験者歓迎のポイントについても書いていきます。

未経験者歓迎と書かれていれば…

まず、アルバイトの募集要項に「未経験者歓迎」と書かれていれば
流石に断られることはないかと思います。
そう書かれているのであれば
少なくとも、未経験者でも募集はしていますよ、
ということではあると思います。

なので、アルバイト未経験だったりする場合は、
とりあえずこの表記があるかどうかを確認してみる、というのも
アリだとは思います。

アルバイト募集の中には経験者しか募集していないケースも
実際にあります。
そういう場合は、未経験の状態で応募しても、
採用される可能性としては非常に低く、最悪の場合は、
電話などの時点で断られる可能性も0ではありません。

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未経験者歓迎の表記が無くても…!

未経験者歓迎、という表記が無かったとしても、
未経験者を採用していない、とは限りません。
「経験者優遇」だとか「未経験の方はお断り」みたいな
ことがハッキリと書かれている場合は、
未経験だと厳しい結果になるかと思いますが、
何も書かれていなければ、普通に未経験でも経験者でも
OKである可能性は高いです。

もしも不安であれば電話などをした際に
確認してみると良いかと思います。

何も書かれていない=未経験者を募集していない、
というわけではないので、その点は覚えておきましょう!

歓迎は採用という意味ではない

これは、書かなくても大丈夫だとは思うのですが、
未経験者歓迎=採用します、という意味ではありません。
あくまでも未経験者でも採用する可能性があります、という意味です。
歓迎されているなら採用されるだろう、なんて思ってしまう人は
居ないかと思いますが、そういう意味ではない、ということは
覚えておきましょう。

あくまでも、未経験者でも採用する場合がありますよ、
程度の意味になるので、その点は覚えておくようにしましょう!

必ずしも、採用されるわけではありません!

経験者も応募してきた場合は…

未経験者歓迎!と書かれていても、
やはり経験者が同じタイミングで応募してきた場合、
採用する側としては、”そこだけ”を見れば
経験者の方を選ぶ可能性は高いです。

実際には、勤務可能な時間だとか、曜日、
人柄などなど、そういう色々な部分も評価に
関わってくるので一概に言うことはできませんが、
経験者と未経験者、その両方が応募してきた場合、
経験者の方が有利になる可能性は高いと言えると思います。

やっぱり採用する側としては戦力になりそうな人材を
選ぶのは当然のことですから、このあたりは仕方のないことです!

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未経験者を欲するところもある

ただし、↑で書いたように経験者の方が有利に
なるところしかないのか?と言われれば必ずしもそうではありません。
そこまで多くはないと思いますが、
あえて未経験者の方を選択する人も居ます。

もちろん、経験者と未経験者が面接に来て
”経験以外”の部分が未経験者の方が優れて居れば
未経験者を選ぶところも多いでしょう。

しかしながら、全く同じ人間が”経験者”
”未経験者”でやってきたとしても、
未経験者の方を選ぶところも、中には存在する、
ということです。

それは何故か。
経験者は経験があるゆえに、扱いにくい人も中にはいるのです。
前のバイト先での”経験”で固定概念が出来上がってしまっており
それ故に、新しく切り替えて考えることができない、ということですね。

この理由から”経験者”の方をむしろ敬遠する人も中には
存在しているのです。
そのため、未経験者が一概に不利、ということではなく、
あくまでも相手次第、というのが正しいところですね。

未経験であることを言う必要は?

アルバイト面接を受ける際に、自分が未経験であることを
言う必要があるのかどうか。

これは、わざわざ言わなくても大丈夫です。
もちろん、言いたければ言っても構いませんが、
聞かれなければ、特に言わなくても問題ありません。
もしも聞かれた場合は、正直に答えましょう。
経験を聞かれて嘘をついても、見抜かれる可能性も
高いですし、余計なマイナスがつく可能性もありますから
絶対に嘘はつかないようにしてください。

もしも聞かれた場合、経験があるならある、
ないならない、と答えるようにしましょう。
変な嘘は逆効果になります。

とりあえず書いてあるだけの場合も…

「未経験者歓迎」ととりあえず書いてあるだけの場合も
あります。特に歓迎するつもりはないけれど、
何となく書いてある、そんな感じですね。

そもそも、採用側が何故「未経験者歓迎」という
文言を募集要項に載せるのか。
それには大きく分けて2つの理由があります。

1つは、本当に未経験者が欲しい場合。
先にも書いたように、何らかの理由で、経験者ではなく
未経験者が欲しい、という職場も、実際にあることには
あります。
そういう職場の場合は「未経験者歓迎」を本当に
その言葉の意味のまま使っているところもあります。

もう一つの理由は「応募者を増やしたい」ケース。
できれば経験者の方が良いのだけれども、
未経験者でもOK、と書くことによって、面接に応募
してくる人数を増やし、色々な人を見て、判断したい!という
ケースですね。

とにかく早く人を集めたい!という場合もこの文言を
使うことはあります。

やっぱり「経験者のみ」と書かれている場合よりも、
嘘でも未経験者優遇、と書いてある方が人は集まりますからね!

経験者優遇と書かれている場合は?

逆に「経験者優遇」と書かれているケースもあると思います。
経験者優遇と書かれている場合は、その書かれている通りです。
経験者が優遇されるので、未経験者と経験者が応募した場合、
経験者の方が採用されやすいのは確実です。

同じ業種で経験がある方が、やはり、モノを教えるにしても
手っ取り早いですし、同業他社の知識を、場合に
よっては、得ることもできます。
そういう意味では経験者を探しているところも、実際に存在します。

あくまでも社交辞令的なものと考える

「未経験者歓迎」の言葉は
あくまでもテンプレート的な
社交辞令のようなものである、と
考えるのが一番良いかと思います。

未経験者歓迎!なんて書かれていると
すぐに採用されるイメージを
持ってしまう人もいるかもしれませんが
そんなことはありません。
経験者を優遇する可能性だってあります。

未経験者でも応募はできるんだな、
ぐらいにとどめておいた方が良いでしょう。

世の中の言葉には「裏」があるものです。

まとめ

アルバイトの募集要項のところに、
「未経験者歓迎」と書かれている場合は、
そのままの意味ではなく「未経験者でもOK」ぐらいに
考えておきましょう。

そう書かれている場合は、少なくとも
未経験者であることを理由に、面接を拒まれたりだとか、
そういうことはないはずです。

ただ、これまでにも書いてきたとおり採用されるかどうかは
別問題です。その点は勘違いをしないようにして、
面接だとか、履歴書だとか、出来る範囲のことは
しっかりと準備をしておくことをおすすめします!

経験アリ・ナシ問わず面接は大事ですからね!

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