欠席を続けても学校は卒業できるの?不登校状態の学校の対応は?

この記事は約5分で読めます。

店員Kです!

学校に全く、もしくはほとんど登校しなかった場合、
その生徒の扱いはどうなるのかどうか。

小学校・中学校・高校問わず、
意図的に投稿しない生徒、もしくは
何らかの事情で登校できない生徒、
いわゆる不登校の状態になってしまう生徒は
一定数存在します。

ですが、もしもその不登校の状態が続いていると
学校の扱いはどうなってしまうのか、気になる方も
いらっしゃるかと思います。

今回は不登校の状態が続いた場合でも、
卒業できるのかどうか、という点について
お話していきます。

スポンサーリンク

登校しなかった場合、どうなるの?

不本意ながら、不登校の状態が続いてしまうことも
あるかと思います。
それはやむを得ないことだと思いますし、仕方のないことだとも
思います。

しかしながら、不登校の状態が続くと、
ご本人様にとっても、保護者の方にとっても
学校の扱いがどうなるのか、心配なことだと思います。

学校ごとに”登校しなかった場合”どうなってしまうのか、
それぞれご説明していきます。

小学校の場合

公立の小学校の場合、
極端な話をするのであれば、小学校1年生から6年生までの間、
一度も出席していなくても”入学”さえしていれば
そのまま卒業となります。
流石に1日も出席しない、ということは無いかと思いますが、
原則的に小学校で、留年だとか退学だとか、そういうものは
存在せず、変な話、義務教育を実質上受けていない状態でも
卒業してしまうことは可能です
(と、いうよりも卒業したくなくても卒業になります)

もちろん、保護者の方と先生の間で、色々な話し合いなどは
行われれるとは思いますが、
小学校は何日欠席したとしても卒業となります。
もちろん、卒業式に出なかったとしても、です。

一応、法律で、特例の法律があるようですが、
これはほぼ100パーセント使われることはないようですから、
基本”卒業”と思っておいて、間違えはありません。

スポンサーリンク

中学校の場合

中学校も小学校と同じ義務教育ですから、
不登校を1年生から3年生のあいだ続けていたとしても、
そのまま「卒業」になります。
入学手続きさえ行っていれば、ほとんど毎日欠席していたとしても、
1年生から2年生に、2年生から3年生に、という感じで進級
していき、最終的には卒業となります。

こちらの場合も、保護者と学校側で色々と話し合いなどが
行われるとは思いますが、最終的に3年間が経過すれば
卒業することができますし、
逆に卒業を拒んだ場合でも、卒業することになるかと思います。

高校の場合

高校で登校せずに、欠席を繰り返していた場合は、
高校によって対応が異なりますが、
小学校や中学校のように、そのまま卒業することは
原則的に出来ないはずです。

高校は卒業するために単位を取得する必要があり、
この単位が足りない場合は、進級することができず、
”留年”となります。
つまりは、1年生を終えたあとに、もう一度1年生をやる、
ということです。

場合によっては学校側からの判断で退学を勧められる
可能性もあり、小学校、中学校のように義務教育では
ないため、その対応方法も大きく異なってきます。

この場合も、保護者と学校側での話し合いになると思います。
今後の進路をどうするかも含めて、本人も交えた
話し合いが大切になるかと思います。

大学の場合

大学で登校を行わず、欠席を繰り返していた場合。
この扱いは高校と基本的には同じになるかと思います。
大学は高校以上に多種多様な文化(?)が学校ごとにありますから
その対応も一概に言うことはできませんが、
やはり多くの場合は、単位が取得できなければ留年になりますし、
留年が続けば、退学になる可能性もあります。

ただ、大学生になっていると親元から離れている大学生も
多くなっていると思います。
そのため、大学側との話し合いは、親を通してではなく、
本人が直接行うことになる場合もあるかと思います。

大学側としっかり話し合って、今後の対応を決めていきましょう。

スポンサーリンク

色々な方法を模索する

基本的に、小学校や中学校は、大げさな話をすれば
9年間欠席を続けたとしても、卒業にはなります。
先ほども書いたように、逆にそれを拒むこともできません。

が、選択肢は色々な選択肢があります。
子供と保護者、学校側を交えてしっかりと話し合いをして
対応を模索していくことが大切です。

不登校の支援もいろいろと充実していますし、
そういった支援の力を借りるのも一つの方法ですし、
場合によっては自宅で勉強を教える方法だって良いのです。

最終的に大事なのは、将来、どのような人生を送るか、
ということですし、子供にとって何が一番最適かを
見極めていくことです。

小学校、中学校であれば、卒業はできます。
裏を返せば、高校以降、一度高校にさえ入ってしまえば、
中学以前に不登校だったかどうかなんて確認する術は
ほとんどありません。

難しい問題ではありますが、後悔しない選択を選べるように
していきましょう!

まとめ

上でも書いた通り、小学校から中学校であれば
理由はいかなる理由だったとしても、欠席を続けていても
進級することもできますし、そのまま年数が経過すれば
卒業することになります。
卒業したい!という場合も、まだここに居たい!という場合も
卒業になります。

ですが、高校以上になれば、それは変わります。
高校や大学の卒業は、学校によって基準も異なるとは思いますが
そのまま卒業することはできません。
欠席が続けば留年や退学という処置も高校と大学では普通に
行われることですから、この点はしっかりと覚えておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました