時間帯指定を利用する際に大切なこと!無責任な利用はダメ!

この記事は約6分で読めます。

店員Kです!

郵便局やヤマト運輸、佐川急便などでは、
「時間帯指定」が利用できますよね。

時間帯指定をした場合でも追加料金はかかりませんし、
大体の届く時間が分かる、ということはとても、便利なものだと思います。

オークションなどで商品を購入する際にも、相手の出品者の方に
時間帯指定の希望を出しておけば、その時間帯指定で送ってくれる
場合もありますし、
(出品者の方針や、配送方法によりますので、各自で確認してください)
アマゾンやそのほかネットショップの購入でも、
時間帯指定が利用できるケースは多いです。

私も、アマゾンなどで商品を購入することは多いですが、
”時間帯指定”を利用することが多いです。

ですが、この時間帯指定を
”軽々しく”利用している人が居るのも事実。

今回は、時間帯指定を利用する際の心構えを書いていこうと思います。

スポンサーリンク

時間帯指定の問題点

時間帯指定は、配送業者にとって、大きな負担になりつつあるようです。
と、いうのも、時間帯指定での配送を希望しておきながら、
その時間帯に不在、というケースがかなり多いためです。

どういうことかと言うと、
14時~16時に時間指定しておきながら、その時間帯に
受け取るはずの人が居ない、ということです。

この時間に来てね!と言っておきながら居ない。
大変無責任な行為です。

配送業者の側に立って考えてみれば分かると思いますが、
14時~16時に時間指定しておきながら
家のインターホンを押したら誰も出てこない。
そうしたら当然「イラッ」とするのではないでしょうか?

「運ぶ側」に時間帯指定するくせに自分は時間を守らない。
なら時間帯指定なんかするなよ!ってなりますよね。

特に、忙しい時期にこれをやられると、相当腹が立つことでしょう。
なにせ、もう一度、持ってこないといけないわけですから…。

再配達は時間と労力と費用の無駄

時間帯指定でも、時間帯指定でない場合でもそうですが、
「再配達」は運送会社各社に、大変大きな負担になっているようです。

それは何故か。
簡単なことです。

再配達の量が増えれば増えるほど、
配送側の負担はどんどん増していくわけです。

再配達は基本的に、今現在「無料」です。
たとえ時間帯指定されていて、その時間に届けて、不在だった場合でも、
時間帯指定をしておきながら、留守にしたペナルティを問われることなく
無料で再配達してもらえるわけです。

便利なシステムになっていますよね。

しかし、これは運ぶ側には大きな問題です。
何せ、再配達しても運送会社側にお金が入るわけでもありません。

時間と労力と費用。その3つを、全て無駄にしてしまうわけです。

再配達する分の時間は当然無駄になりますし、
配達するドライバーさんの負担も当然増えます。
また、金銭的にも、ガソリン代や人件費などなど、細かい話を
すれば、そういう部分もマイナスになっているわけです。

実際に配達員の方が言ってました。
「再配達は本当にきつい」と。
確かにその通りだと思います。

まぁ、時間帯指定してないならともかく、
時間帯指定していて、その場に何故か居なくて
再配達させる!って場合はペナルティも必要かもしれませんね。

スポンサーリンク

時間帯指定するなら責任を持つべき

世の中には「安易に時間帯指定」する人が多すぎます。
「何時に来るのか分からないから不便、とりあえず指定しておこう」とか
「指定しておくけど、受け取れなかったら取れなかったでいいや」だとか
そういう軽々しい気持ちで時間帯指定しているのではないでしょうか。

これは大問題だと思います。
別に、受け取れなくてもいいや、ぐらいの、
まぁ、はっきり言ってしまえば配達員を舐めている人も多いのでしょうね。

別に受け取れなくても電話1本でも入れれば再配達してくれるわけですから、
どうでもいい、と考えている人が多いのでしょう。

私は配達の仕事はやったことはありませんが、
「〇〇しておいて」と要求しているクセに、要求している側がそれを
守らない、というのは大変腹立たしいことだと思います。

私の仕事の場合でいうと、新作商品の「予約」がありました。
「〇〇買いに来るからとっておいてね」というのが予約です。
しかし、10人も予約者が居れば、必ず一人は取りに来ません。
もちろん、連絡もなく無断キャンセルです。

厳しい言い方をすれば
「これは買うからとっておいて!」と言っていたくせに
買いに来ない、ということです。

配送の時間帯指定も同じことです。
「〇〇時~〇〇時なら家に居るからその時間に持ってきて!」と
言っておきながらその時間に居ない。
要求しておいて自分は責任を果たさない。
最低の行為だと私は思います。

私の前の勤務先の「予約」は約束を破られても、
お店で売るだけ(販売機会はロスしますが)なので、
配送業者さんのように再配達することはなく、
手間もさほどかかりません。

しかし、それでも「予約しておいてこないなんて」と
腹が立ったものですから、
配達の方のイライラと言えば、もう私なんかには想像もできないほどでしょう。

〇時~〇時に来て!と言ったのにその時間に居ない。
もしもこれが友人関係だったら、絶縁されても仕方がないレベルの
蛮行だと私は思います

時間帯指定を安易にする人を減らすには?

時間帯指定を安易にする人を減らすためには、やはり時間帯指定を
しておきながら、不在だった場合には何らかのペナルティを課す
ぐらいしかないでしょう。
例えば、時間帯指定をしていたのにも関わらず、不在だった方は
「再配達料」を払わないと配達してもらうことができず、
「再配達料」を払うか、直接取りに行くかを選んでもらう。

こんな感じで、安易に時間帯指定をする人に対して、
何らかのペナルティが必要ではないかと、私は思います。

このままいくと、今後は…?

このまま時間帯指定のマナーが守れない人が多い場合、
運送会社側も何らかの対応をすることになると思います。
私は運送会社系での仕事は経験したことがないですが、
接客業をしていても、
お客様の中には「相手のことを何にも考えていない」悪質な人も多いです。

自分が神様か何かと勘違いしているのか、
お金を払えば何をしても良いと勘違いしているのか、
よく分かりませんが、
とにかく「どんなワガママでも許される」みたいな雰囲気の人が多すぎです。

このまま行けば、時間帯指定の枠が減ったり、
時間帯指定の有料化・廃止に繋がるのではないかと思います。

時間帯指定しておきながら受け取りしないような人がいる以上
仕方がないですよね。
無いと不便だとは思いますが
そういう一部の人のせいで、便利なサービスは消滅していくのです。

スポンサーリンク

忘れないようにする

時間帯指定で注文した場合、忘れないようにしましょう。
色々注文する人の場合、ついつい忘れてしまいがちな人も居ると思いますから
あやふやな場合はカレンダーなどにメモしておくなどしてましょう。

時間帯指定で何かを頼んだ場合
「しっかりと覚えておく」ことも時間帯指定を利用する人の
「責任」です。

まとめ

時間帯指定による配送を希望する場合、
希望する側にも、ちゃんとそれを受け取る、という責任・責務が
発生します。

ちゃんとその時間帯に受け取れるのかどうか、今一度よく考えてから
時間帯指定しましょう。
「あやふや」な場合は時間帯指定はやめるべきですし、
相手のことを考えずに「受け取れればいいや」程度のいい加減な考えの人には
そもそも時間帯指定を利用する資格はありません。

各運送会社の疲弊の原因は、ネット販売などの拡大、とも言われています。
それは事実でしょうけれど、
「時間帯指定しているのに、受け取らない」という悪質な行為も
運送会社各社が苦しむ原因の一つだと思います。

自分が、もしも時間帯指定されていたのにすっぽかされたらどう思うか、
想像してみれば分かると思います。

タイトルとURLをコピーしました