親と一緒に寝るのは何歳までがいいの?ポイントを詳しく解説!

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親と子供が同じ部屋で一緒に寝るのは
「何歳まで」が良いのかどうか。

これは、なかなか難しい部分であると思いますし、
具体的に「何歳!」という答えはありません。

専門家のような方の意見も人によって
食い違っており、
「これが100パーセントの正解!」と呼べるようなものは
存在していない、というのが事実です。

では、親と子供が一緒の部屋に寝るのは
いつ頃までが良いのか、その点について
”目安”として詳しく解説していきたいと思います。

明確な答えは存在しないので、
その点を踏まえつつ、あとは、親と子の間で
決めていくことになります。

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「何歳まで」という正解は存在しない

親と子供が一緒に寝るのは
何歳までが良いのか、という答えは存在していません。
最終的には、家族で話し合って決めることですし、
話し合わなくても、自然と別々の部屋で寝るように
なったのであれば、それはそれで、自然の変化ですし、
悪いことではありません。

法律で「何歳までに別々に寝なくてはいけない」と
決まっているわけでもなければ
「何歳までに別々で寝ないと、子供がおかしくなってしまう」と
具体的に決まっているわけではありません。

親とずっと一緒に(仮に)寝ていたとしても
普通の子はたくさんいますし、
逆に、親と別々で寝ていても、どうしようもない子だって
たくさんいます。

とは言え、ある程度の目安があるのも事実です。
そのあたりを詳しくお話していきますので、
参考にしつつ、あとは、各自で決めていく必要があります。

目安となるタイミングは?

目安となるタイミングは
小学校の中学年前後でしょうか。
そのような意見も多いですし、
だんだんと一人で色々なことが出来るようになってくる
年齢であるのは確かです。

ただ、あくまでも「目安」であり、
絶対にこうしないといけない、ということではありません。

「何歳までに」と断言しているような専門家の意見の
ようなものも見かけますが、それも目安で
事情はそれぞれ異なって来ると思いますから、
必ずこうしなくちゃいけない、ということは
ないわけですね。

小学校の低学年から中学年ぐらい、
状況によっては高学年でも良いと思います。
自分たちの都合、子供の性格や成長度合いなどによって、
無理に急がせることなく、判断していけば十分です。

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子供が自分から一人で寝たいと言いだしたら?

特別な事情がない限り、一度挑戦させてみて
あげてよいと思います。
家が狭くて別の場所で寝るのが厳しかったり、
子供に持病があったりして、別の部屋で寝ると
リスクが生じる場合などなど、
何らかの事情があれば話は別ですが、
そうでない場合は、子供が自分から「一人で寝たい」と
言い始めた場合、せっかくのチャンスですし、
挑戦させてあげてよいと思います。

それで、一人で寝れるようになれば
それはそれで大きな成長ですし、
「やっぱりちょっと…」という場合は、いったん
また一緒に寝るようにして、また機会があれば
チャレンジしてみる、ぐらいの感覚で良いかと思います。

あまり、重く考えすぎてしまう、というのも
考えものですからね。

部屋が欲しい!はチャンス

子供は成長と共に、自分の部屋が欲しい、と
言いだす可能性も高まります。
学校で友達などから、話を聞いているうちに、
自分の部屋が欲しい、と言いだしたりすることは
よくあることです。

もしも、子供がそう言いだした場合、
”一人で寝たい”と言ってこなかったとしても、
これは、別々の部屋で寝る、という方向に
切り替えるチャンスです。

部屋を作ったら、自分の部屋が寝る場所になる、
ということで、自然な形で
別々の部屋に寝始めるきっかけにすることが出来るので、
子供が部屋を欲しい、と言いだした場合は
部屋を与えた上で、一人で寝る、ということに
チャレンジさせるのがベストでしょう。

自分から言いださない場合はどうする?

当然、一人で寝たい!とも、部屋が欲しい!とも
言いださない子供もいます。
この場合に関しては、過度に焦る必要はありませんが
一度、直接話をして聞いてみると良いと思います。

部屋を与えることが出来る広さが、自宅にあるのであれば
「部屋をあげる」ことを口実に、
その部屋で一人で寝るように言い、そこを
別々の部屋で寝ることのスタートにするのが一番
自然な形かつ、ベストな形になるでしょう。

ただ、部屋を与えることが出来ない場合などに関しては
寝る場所を少しずつでも離してみたり、
本人と話し合ったりして決めていく必要があります。

なお「早く一人で寝ろ!」みたいな強引に追い出すのは
違う意味で、子供に悪影響を与える可能性があります。
↑で書いたように、部屋を与えるなど、
うまく”工夫”して、話し合っていきましょう。

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親が拒むのはNG

子供から一人で寝たい、と言われたりしているのに
親側が拒んでしまうのは、これはNGです。
親が子離れできなくなってしまうのはもちろんですし、
子供の成長にも、悪影響が出てしまう可能性があります。

子供が何も言いださない場合で、ずっと一緒に
寝ている場合よりも、このケースの方が
親側の方も子離れできなくなり、悪影響が懸念されます。

病気だとか、家の広さの都合上だとか
事情があるのであれば、それは話は別ですが
何も事情がないのに、ただ単に子供が一人で
寝ようとするのを拒むのはNGです。

これは、やってはいけないことです。

いつまでもずっと一緒ではダメなの?

いつまでもずっと一緒に寝ているのはダメなのかどうか。

これは「ダメ」ということではありません。

子供側が「一人じゃ怖くて寝られない」だとか
そういうまま育ってしまうのであれば、それはちょっと
不安も残りますが、
そうではなく、親側も「子供から離れられない」と
なっているのでなければ、
特段、大きな問題、とまではいかないでしょう。

ただし、子供が一人では怖くて寝られない!となっていたり、
親が子離れできない!になっていたりする場合、
これは双方に悪影響が考えられますから
どこかで区切りをつけて、別々に寝る必要があります。

一方で、ちゃんと”心が成長している状態”で、一緒に寝ていたり
事情があるのであれば構わないと思います。

が、どちらかが”心が成長しないまま”一緒に寝ているのであれば
部屋を作るなどして、なんとか一旦離れるきっかけを
作った方が、成長のためになるのは事実です。

いつまでも子離れできない親、
いつまでも一人で寝れない子供…
…に、なってしまったら将来困ってしまうでしょうからね。

そういうことがない!と断言できるのであれば
それはそれで、良いのではないでしょうか。

人によっては偏見を持つ可能性も

「親と子供が一緒に寝ている」という状況は
人によっては(ちゃんと双方が気持ち的に自立していたとしても)
偏見を持ったり、気持ち悪いと感じたり
するような人もいます。

そのため、中学生~の子供と親が一緒に寝ている場合は
”念のため”あまりべらべらとそのことを
周囲に言いふらしたりしないほうが良いのは事実です。

人間の考え方は人それぞれですから
中には↑のようなことを思う人も確実にいるのです。
言わなくても良いことを言って、
相手からイヤなことを言われてしまったら、
無駄に、イヤな気持ちになるだけですよね。

ですので、言う必要のない相手には
わざわざ言う必要はありません。

まとめ

明確な答えはありません。

「お互いが自立」した上であれば
一緒に寝ていても、特には問題ないと思います。

ただ、「一緒じゃないと寝られない」と、
どちらか片方がなってしまっているのであれば、
そこは、何らかの方法で別々の部屋に寝て
「相手に依存している状況」は断ち切る必要が
あるのも事実ですね。

そうでなければ、別にこれは個人の自由ですから、
家族間で納得しているのであれば
他人が口出しをすることではありません。

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