親孝行できなかった場合の後悔はどうすれば?前を向く方法は?

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親孝行したかったけど、
親孝行をすることができなかった…

親がいなくなってから
そんな後悔をする人も
中にはいるかと思います。

確かに、生まれる順番から考えれば
通常、何事もなければ
親の方が先に、この世を去ることになります。

ですが、その時期は本人にも
子供にも分からないことですし、
場合によっては”まだこれから親孝行しようと思っていたのに”という
タイミングでそういうことが起きてしまうことも
あるでしょう。

もしも、親孝行しようと思っていたのに
出来なかった場合、どうすれば良いのか。

気持ちを整理して、前に進むためのポイントを
解説していきます。

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しっかりと生きることこそが親孝行になる

親がいる間に、親孝行をすることができなかった…
そんな状態になってしまった場合でも
”あなたがしっかりと生きること”
これが、何よりの親孝行になります。

例えば、親がいなくなってしまって
自暴自棄になってしまい、
自ら命を落とすようなことをしたり、
事件を起こしたりしては
親も喜ばないことは分かると思いますし、
いつまでも親孝行できなかったことを
後悔し続けて、辛い毎日を送るようなことも
親は望んではいないでしょう。

”しっかりと生きていくこと”
これこそが、いなくなってしまった親を
安心させることにも繋がりますし、
もしも、人生を終えたあとでも
どこかでこの世界のことが見えたりする…
なんてことがあるのだとすれば、
絶対に、その方が、親にとっても良いことです。

自暴自棄になったり、
問題を起こしたり、
いつまでも悩み続けたり…

そういった子供の姿よりも、
前を向いて、生きていく子供の姿の方が
多くの親は見たいはずです。

自分にもしも子供がいたとして、
自分が先にこの世を去ったあとに、
子供がずっと”親孝行できなかった”なんて
悔み続けているのを見たとしたら…

やっぱり、良い気分にはならない、という人が
ほとんどではないでしょうか。

親本人の反応は、残念ながら見ることはできません。

しかしながら、しっかりと生きていくこと自体が、
残された子供からの何よりの親孝行になりますから、
十分に悲しみ終えたら、あとは無難に、でも良いので
とにかくしっかりと生きていくようにしましょう。

残された子供が道を踏み外すことほど、
親にとって悲しいことはないはずですからね。

悲しむことは悪いことではない

もちろん、親孝行ができないまま
親がいなくなってしまった…という場合でも、
親孝行を十分にできた場合でも、
親がいなくなってしまった時に
悲しむこと自体は、何も悪いことではありません。

親がいなくなっても無表情…でいる必要はないので、
最初は存分に悲しんで良いと思いますし、
自分の気持ちを発散させる場も大切です。

しかし、ある程度時間が経過して気持ちが
落ち着いてきたら前へと進まなくてはいけませんし、
そうすることこそが、上でも書いたように
親孝行の一つになります。

いつまでもずっと悲しみ続けている状態だと、
今度は精神的に不安定になったりするなど、
自分の身体にも悪影響が出かねないので、
最初は悲しむだけ悲しんで、あとは前に進んでいく、
という気持ちの切り替えが大切です。

そう簡単に気持ちを切り替えられるものでも
ないことは分かりますが、
それでも、ある程度の間、悲しんだら
前に進んでいくようにする…ということが、
残された子供からでもできる親孝行の一つです。

辛い部分もあると思いますが
どこかの段階で、自分の中でも気持ちを
切り替えていく必要があります。

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残された子供の色々な親孝行

残された子供として、親孝行が
出来るとすれば、どんなことがあるでしょうか。

”前向きにしっかりと生きる”ということは
先程書いたように基本ですが、
それ以外にも、下記のようなことも、
立派な親孝行と言えると思います。

・健康に長生きする
・仕事などで成果をあげる
・どんな小さなことでも何か人の役に立つことをする
・趣味を楽しむ
・趣味の分野で何か功績を残したりする
・子孫を残す

など、色々ありますね。

もちろん、全部やる必要はありません。
生涯独身でも良いですし、持病があって健康に…は難しい、でも
親孝行は十分にできます。

例えば趣味を堪能して、楽しそうに生きているだけでも
”自分の子が楽しそうにしている”というのは
親にとっては喜ばしいことだと思いますし、
仕事で功績を残したりしても良いと思います。

色々な親孝行の形が、親がいなくなったあとでもあるので、
親が生きている間に親孝行できなかったとしても、
悔やむのではなく、前に進む、ということが大切になります。

親が健在なら早いうちに

↑のように、親がいなくなってしまったあとでも、
親孝行になるようなことはたくさんできます。

しかし、”どうしても親が健在なうちに”と、思うのであれば
”なるべく早く親孝行をしておく”ということも大事になります。

親の年齢は人それぞれ違うと思いますが
高齢であればあるほど、
人間、誰でも”色々なリスク”が高まっていきますから
どんなに小さな親孝行でも”思い立った時に”しておくことが
少しでも後悔を減らすことに繋がるはずです。

まとめ

親孝行は、親がいなくなってしまったあとにも
することはできます。

親にとって、子供がしっかりと前を向いて生きてくれること、は
何よりの親孝行になるからです。

親の反応を見ることはできません。
が、少なくとも、”親孝行することができなかった”と
悔み続ける子供の姿を見て、喜ぶ親は少ないでしょうから、
やはり、辛くてもいずれ気持ちを切り替えて前に進むことが
大事になるのです。

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