小説投稿サイトの中では比較的新しい部類に入る
サービス「ノベルアップ+」。
公式ツイッターによるPRなども積極的に
行われていて、フレンドリーな感じも特徴的な
サービスです。
そんな「ノベルアップ+」で
書籍化することはできるのか、
安全なのかどうか、
登録方法はどうなのか、
二次創作などは投稿できるのか、
などなど、詳しく解説していきます。
そもそもノベルアップ+とは?
ノベルアップ+は2019年に登場したサービスで、
古株の小説家になろうや、ハーメルンなどと
比べると、その歴史は浅く、比較的新しい部類に入る
小説投稿サイトです。
運営は「株式会社ホビージャパン」が行っており、
書籍や雑誌の編集、発行から
玩具・ゲーム開発及び輸入、小売業、
キャラクター開発などなど、
娯楽に関する事業を多数行っている会社です。
その歴史は古く、名前が変わるなど
色々な流れはありますが
1960年代から歴史を持つ会社で、
運営元に関しては信頼感のあるものになっています。
書籍化することはできるの?
小説投稿サイトに投稿する際に気になるのが
「書籍化できるのかどうか」も、一つのポイントに
なると思います。
実際、小説家になろうや、アルファポリスなど
書籍化を目指すことを一つの売りにしているところもあれば、
どちらかと言うと、個人で楽しむ感じの
ハーメルンやpixivなどなど、小説投稿系のサイトでも、
その”目指す部分”は変わってきます。
そして、ノベルアップ+に関してですが、
ノベルアップ+では、全ての投稿された作品に
書籍化の可能性はあり、
運営の自社出版から、他の出版社などから打診があった場合、
その作品の作者に話が持ちかけられる、という形になっています。
(もちろん、書籍化は強制ではなく、任意です)
実際にノベルアップ+から書籍化された作品なども
存在しているので、
ノベルアップ+で書籍化することは、不可能なことでは
ありません。
ただし、当たり前のことですが、
どの小説投稿サイトであろうと
「そう簡単に書籍化できる」わけではありません。
これは、ノベルアップ+でも同じことです。
どんなに完成度の高い作品を書いたとしても
「運」の要素もありますから、
そこは、理解しておく必要がありますね。
登録方法はどんな感じ?
ノベルアップ+の登録は非常に簡単なので
悩むことはないと思います。
必要なものは、メールアドレスぐらいですね!
もちろん、登録の際に料金が発生したりすることはなく、
”無料”で登録することができます。
利用料がかかったりすることもありません。
登録時には
メールアドレスやパスワード、ユーザーIDなど
簡単な事項を入力するだけで
本名を求められたり、住所を求められたりすることは
ありません。
ノベルアップ+の安全性は?
ノベルアップ+は利用者もそこそこ増えてきていますし、
実際に私も少し利用したことがありますが、
「安全」と考えて問題ありません。
運営会社は、上でも紹介した通り
しっかりしている会社ですし、
個人情報が流出したり、乗っ取りが起きたりとか
そういう心配はありません。
そもそも、登録にメールアドレスとパスワードぐらいしか
必要ないわけですから、
万が一何かが起きても”そもそも流出するものが”
ほとんどない、という状態です。
どうしても、不安!という場合に関しては
ノベルアップ+に限った話ではありませんが、
・メールアドレスは普段使っているものとは別の
フリーメールアドレスを使う
・パスワードは他サイトと使いまわししない
・ユーザー名は本名にしない
と、いうことだけ意識しておくとより安心ですし、
万が一の場合でもトラブルを避けることができます。
特徴はどんな部分?
基本的な小説投稿部分は、他サービスと大きく異なる部分は
ありませんが、「ユーザーみんなで応援して作品を育てていける」という
コンセプト通り、応援のシステムが特徴的になっています。
作者側としても、モチベーションアップにつながると思いますし、
上でも書いた通り書籍化などの可能性もあります。
(コンテストなども定期的に行われていますね)
また、ノベラちゃんというイメージキャラクターが
存在しており、積極的にツイッターでPR活動が
行われているのも特徴的です。
個人のアカウントにもリプを返したりすることもあり、
フレンドリーな感じを受けます。
二次創作は?重複投稿は?気になる部分を解説
ノベルアップ+に投稿するにあたって気になる人も
多そうな「二次創作」「重複投稿」ついて解説します。
まず「二次創作」は「限定的」に許可されています。
何でもOK、ということではないので
公式サイトのガイドラインをよく読み、判断してください。
自分の中で、ガイドライン違反に
なっていないかどうか、
あやふやな場合は、二次創作の投稿は控えたほうが良いです。
「重複投稿(他サイトに掲載した自分の作品を載せること)」は
許可されています。
ただ、”他サイト側”がNGでないかどうかはしっかり
確認しておきましょう
(ノベルアップがOKでも、もう一方のサイトがNGの可能性もあります)
まとめ
各種機能が揃っていて
書籍化の可能性もあり、
モチベーションが上がる工夫も存在する…
と、いうことで、利用しやすいサービスであると思います。
まだまだ歴史が浅いこともあり、
最大手に比べると「数」の点では
劣る部分もありますが、
小説を書く環境として、良い環境が提供されている
サイトであるように思います。
二次創作メインの方にはあまりおすすめできませんが
オリジナルで勝負したい、あるいは楽しみたい方には
おすすめの選択肢の一つです。