ネットリンチの的になってしまったら?無駄なことはせずに逃げる!

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ネットリンチとは、
ネット上で行われる陰湿ないじめのことです。

ネットいじめ、と呼ばれることもありますが
ネットリンチとは、それよりもさらに
度を越してしまっているようなものを
示すことも多いです。

基本的な対策としては
「そういう対象にならないようにすること」…
つまり、事前に予防することが一番なのですが、
気を付けていても、何らかのきっかけで
ネットリンチの的になってしまう
可能性も0ではありません。

もしも、そういう的になってしまったら
どうすれば良いのか、
その点を解説していきます。

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綺麗事は通用しない

まず、ネットリンチ対策に「綺麗事」は
通用しない、ということです。

ネットリンチが今後無くなるかどうか、と
言われればザンネンながら無くなることはないでしょうし、
”そういうことをやめよう!”と言っても
無くなることはないでしょう。
人間とは、そういう生き物です。

また、ネットリンチのターゲットになってしまった際に
仮にあなたに何の落ち度がなかったとしても、
反論するだけ”時間の無駄”で、
さらに火に油を注ぐ結果になってしまうことは
目に見えています。

一度ターゲットになってしまった以上、
何をしても、なかなかネットリンチというものは
止まない、というのが現実なのです。

その上で、どう対応していけば良いのか、
と言う点を見ていきましょう。

自分に問題があるのかどうか

まず、ネットリンチの的になってしまった際に
最初に考えておきたいことは
”自分に問題があるのかどうか”ということです。

自分が問題発言をしたり、
問題行動をした結果、炎上するなどして
ネットリンチが始まってしまった場合と、
”特に何も悪いことはしていない”のに
ネットリンチが始まってしまった場合…

この2つでは同じネットリンチ被害でも
意味合いが大きく変わってきてしまいます。

前者の場合は、ネットリンチは決して
してはならないこととは言え、
あなた自身にも落ち度があり、
そういう原因を作った一因を
担っている、というのも事実になります。

”そこ”に関しては反省するべきですし、
今後も同じようなことを繰り返さないように
気を付けるべきです。

ネットリンチは悪いことですが、
自分に原因があった場合、そこは反省しないと
何度も同じことを繰り返してしまいますからね。

悪いことをしていないんだけど?という人と、
ちゃんと自分の悪い部分については反省できた人は
ネットリンチ自体の対応↓について、見ていきましょう!

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反論・反応しない

一度ネットリンチが始まってしまった以上、
もう、無駄です。
反論したり、反応したりしたらキリが
ありませんし、非常にきつい言葉なども
投げかけられるようになってきますから、
”反論・反応はしない”ということを
徹底してください。

反論の発言をしても
大抵の場合、火に油を注ぐ結果になるだけですから、
ネットリンチはさらに悪化します。

一切の反論・反応はしないようにする、
ということが、まずスタートです。

反論・反応を続ける限り
あなたは「ネットリンチのおもちゃ」に
成り続けます。

ですので、絶対に余計な反応をしないようにして下さい。

上で書いたように、自分に悪い部分があった場合、
それについてのお詫びだけ行い、
あとは一切反応をしないようにすることが大事です。

自分に関するあまりにも酷いデマ情報が流れている場合
それを否定するのは構いませんが
これも、個別に否定したりせず、全体に対して
かつ、感情的にならず淡々と行うことが大事になります。

それ以外は一切反応しないことが
ネットリンチを早期に終わらせるためのコツになります

余計なモノは見ない

ネットリンチの対象になってしまった場合
”余計なものは一切見ない”ようにして下さい。
精神的にやられてしまいます。

あなたに対する誹謗中傷や悪口も、
あなたが見なければ届きません。
”見ない”ということこそ、最大の防御になるのです。

SNSでネットリンチを受けてるなら
SNSを見ない、
ネット上で話題になってるなら、それも見ない。

とにかく”見ない”ことです。
見るから、精神的負担になるのであって
見なければ、あなたに対するダメージは皆無です。

遮断できるものは遮断してしまう

次に、ネットリンチを受けるような状況に
なってしまった場合”遮断できるものは遮断”しましょう。

どういう意味かと言うと、
SNSなど、どうしても削除したくないもの以外は
アカウントごと全部削除して、ネット上から一度
”消滅”してしまいましょう。
”本当にどうしても必要”というもの以外、
全て削除し、ネットリンチ自体を”遮断”してしまう、
ということです。

また、SNSを始めたいのであれば
名前を変えるなどして、ほとぼりが冷めたころに
再開すれば、
ネットリンチしていた相手は、既に別のターゲットを
見つめているでしょうから、
良くも悪くも、誰もあなたに見向きはしません。

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リアルに絡んでいる場合

”ネット上だけで完結しているネットリンチ”は
↑の「反応しない」「見ない」「遮断する」だけで
大方対応できるはずです。

しかし、自分の写真や個人情報を普段から
ネットに載せてしまっていたりする場合は
ちょっと厄介です。
リアルにまでネットリンチが波及する可能性があります。

この場合に関しても、上記の基本的対応は徹底するべきですが、
万が一「実害」が出て来るような場合は、迷わず警察に
相談を行うようにして下さい。
現実的に、すぐに警察が動くようなことは
難しいのも事実ですが、とにかく相談を行い、
可能な防犯対策を徹底する、ということしか
方法はありません。

日ごろから、ネット上で、あまりリアルにつながるような
情報は出さないようにする、という”予防”も
大事になります

相手がリアルの知り合いである場合

ネットリンチに加わっている相手に
”リアルの知り合い・友人”がいる場合。
これも厄介なパターンです。

ネット上の関りだけであれば、
正直なところ、上で書いた方法で「遮断」すれば
それだけで絶縁することができますが、
リアルで繋がっている相手がネットリンチの主犯や
加担している人物である場合は、
ネット上の無視だけでは不十分です。

この場合は、絶縁可能なら絶縁してしまった方が良いですが
そうでない場合は、早めに周囲に相談するなど
対策を練った方が良いですし、
もし、実害のあるようなことをしてくることがあれば
警察などへの相談も、視野に入れるべきでしょう。

法的措置はどうなの?するべき?

法的措置はするべきなのかどうか。

これは、現実的なことを言えば
”リアルに危害が及ばないのであれば、
 反応しない・見ない・遮断する”で
片付けたほうが早いです。

綺麗事を言えば、あなたが悪いことを
していないのにネットリンチを受けている場合や、
問題はあったけど、度を越した行為が目に余る場合は
法的に対応するのが良いとは思いますが、
世の中、綺麗事だけでは生きてはいけません。

「お金」も「労力」も「時間」も、
なかなか普通の生活をしている人には
確保は難しいです。

ですので、現実的に、自分に一番被害が
及ばない方法としては
「反応しない・見ない・遮断する」です。

実生活に影響がある場合のみ
警察に相談するなどの対応を考える、
というのが現実的でしょう。

お金や時間に余裕があれば、話は別ですが
多くの人は、そうではないと思いますからね。

まとめ

ネットリンチを受けた場合
とにかく反論・反応せずに、
”余計なものを見ることもやめ”
遮断できるものは全部遮断してください。

あとは、時間の経過と共に
勝手に相手にされなくなります。
”反応がまるでない”ことほど、叩く側にとって
つまらないことはありませんから
無反応・見ない・遮断を徹底するのが
一番の防衛策になります。

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