批判との付き合い方!「無視」するべき批判は相手にしない。

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何かを発言をしたり、何か決めごとをしたり、
何かモノを作ったり、お店などの施設を影響したり…

人間は何事に対しても「批判」を受けるものです。

ネット上でも、ツイッターなどのSNSで発言して
批判を受けるような人もいると思いますし、
サイトなどを運営していれば、
そこでも批判を受けるような人もいるでしょう。

ですが、”批判”とはうまく付き合っていく必要があります。

”相手にする必要のない批判”は無視をし、
”批判の取捨選択”をしていく必要があるのです。

全ての批判にいちいち耳を傾けていたり、
精神的にダメージを受けていたりすれば、
正直なところ、
今の「批判だらけの世の中」では生きていくことはできません。

「何も他人の意見を聞かない」これもNGですが、
「相手にする必要のない批判」まで、相手にする必要はないのです。

どのような批判は無視しても良いのか。
その点についてみていきましょう。

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批判「0」は不可能

何をするにしても、批判「0」は不可能です。
ネット上の発言でもそうですし、
サイトの運営などでもそうですし、
お店をやっていてもそうですし、
影響力の強い芸能人や行政の関係者などの発言などでもそうですが
必ず「批判」は起きるものです。

個人のSNSレベルでも一国の主レベルでも
”何かを世の中に発信する以上”必ず、批判される、ということは
しっかりと覚えておきましょう。

何故なら、人間はロボットではありませんから、
全員が同じ意見になることなど、あり得ないのです。

どんなにあなたが発言に気を付けたとしても
それを不快に思う人が必ずいますし、
それを批判する人もいます。

しかし、その「批判してきた人たち」の言う通りに
発言を修正すれば、今度は「別の人が批判を始める」のです。

選択肢が「A」「B」とあった場合
「A」を選んでも「B」を選んでも批判される、ということです。
その2つがダメなら、じゃあ「C」を考えよう、と思って
「C」で対応すると、
今度はまた別の人から批判される…

つまり「批判」を0にすることは絶対にできないのです。

このことは覚えておかなくてはいけません。
「批判をなくし、全員が納得する振る舞いをしようとしたら
何もできなくなる」のです。

何をしても必ず批判する人はいる…
それが、この世の中なのです。

批判されないようにするためには
「他の人との関りを一切絶つ」「何も世の中に発信しない」
しかありませんが
それはなかなか難しいことですし、
それをしていたら、人生において
”できること”が相当制限されてしまいますので、
ある程度「無視するべき批判は無視する」という対応で
割り切って人生を過ごしていくことが大切になります。

無視するべき批判をそれぞれ見ていきましょう。

具体性のない批判は無視

具体性のない批判は相手にする必要はありません。

例えば、作品に対する批判なら
「つまらない」「見る価値がない」とか、
そういう短文の批判に関しては
”何がつまらなかったのか”が、分かりませんし、
批判されても、対応のしようも、反省のしようもありません。
実際に作品を見た上で批判している可能性もありますし、
実は見てないのにただの悪口で言っている可能性もありますから、
相手にするだけ時間の無駄です。
仮に本気で「つまらない」と言われても、「どういう理由で」を
言ってくれないと、改善しようもないですから、
こういう意見は全く参考になりません。

SNSなどの発言に対して「おかしい」と言われたような
場合でも同じで
「何がおかしいのか」
こういう具体的な部分まで言ってくれないと
批判されても、対応することができないですよね。

自分が明らかにおかしなことを言っている場合であっても、
自分が正しいことを言っている場合であっても
いずれにせよ「具体性のない批判」については
反省のしようもないですし、
相手が本気で言っているのかどうかも判別不能ですから
いちいち相手にするだけ時間の無駄なのです。

具体性のない批判は無視しましょう。

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批判と誹謗中傷は違う。誹謗中傷は無視していい

「批判」と「誹謗中傷」は違います。
批判と誹謗中傷を混同してしまっているような人も
残念ながら多いですが
「誹謗中傷」の場合は、相手が仮に本気で言っているのだとしても
相手にする必要はありません。
相手にするだけ時間の無駄です。

単なる悪口・暴言のような誹謗中傷はもちろん、
「批判と誹謗中傷がセットになっているようなもの」に
対しても相手にする必要はありません。

批判意見の中に暴言や、人格を否定するような攻撃など、
そういう「批判の度を越えたもの」が
含まれる場合、その相手の言うことは
相手にする必要はありません。
相手にするだけ時間の無駄ですし、
いきなり見ず知らずの人にそういうことを言えてしまうような
人間の言うことを聞いても良いことはありません。

誹謗中傷および、批判と誹謗中傷が混ざってしまっているものは
無視するようにしましょう。
悩む必要もありません。
「あ、こういうのはいいや」と、スルーすれば良いだけです。
(日常生活に実害などが生じる場合や度を超している場合などは
法的な対応も検討するのも一つの方法ですが
個人レベルだと時間・費用の点からなかなか難しいので
スルーが一番手っ取り早いです。)

いきなり礼儀のない批判は無視

通常の批判であっても「礼儀知らず」の批判は無視して
構いません。相手にする必要はないです。

仮にあなたに原因があったとしても、
いきなり見ず知らずの相手にため口だったり、
高圧的だったり、呼び捨てだったり、キレ気味の口調だったり
するような人は、人間性に問題があります。

そのような人の相手をしても
疲れるだけでしょうから、
最低限の礼儀すらない人の”批判”は聞く必要がありません。

これは、現実でもそうですし、ネットでもそうです。

礼儀もないような人は、言い方はきついですが
「所詮その程度」です。
そういう人の批判意見を聞いたところで、
良い方向に改善する可能性は少ないですから、
適当に流しておけばよいです。

全て無視ではいけない。己の悪い点は見つめなおす

無視してよい批判について解説していきましたが
勘違いしてはいけないのは
”全ての批判を無視”してはいけない、ということです。

ちゃんとした批判からは気づかされることもありますし、
自分自身が間違っていることも人間である以上、あるのです。

相手の批判意見にしっかり目を通すか、聞くかして、
時に己の悪い部分を見つめなおしていくことも大切です

「誰の意見も聞かない」ようになってしまったら
それはただの「暴君」ですから、
そこのところは間違えないようにしましょう。

最初に書いた通り「批判の取捨選択」です。
聞くべき部分、無視するべき部分、
それをしっかりと見極め、対応していきましょう。

なお「誹謗中傷と批判は違う」というのは
聞く側にも大事なことで
「普通の批判まで誹謗中傷扱い」する人が最近は目立ちます。

これは”間違ってる”ので勘違いしないようにしてください。

”あなたの意見は間違っていると思います”みたいなものまで
誹謗中傷にしてしまうような考えなら
それは改めましょう。

まとめ

批判は全てを聞き入れる必要はありません。

具体性のないもの、単なる悪口になっているもの、
礼儀のないものなどに関しては「無視」で問題ありません。

また、批判を0にすることは不可能なので、
何をしても、何を作っても
批判とはうまく付き合っていく必要がある、
ということは覚えておきましょう。

「批判をまったく聞かない」状態にならないようにしつつ
無視すべき批判は無視していく…
難しいことですが、その”加減”が大事になるのです。

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