元店長が語る!接客業が新型コロナウイルスから身を守る方法!

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最近では、新型肺炎が話題になっていますが、
接客業の人間にとっては特に怖いことですよね。

新型肺炎に限らず、接客業にとって
インフルエンザでも、未知の新型ウイルスでも
非常に怖いことだと思います。

多くの人が出入りしますし
ひどいところだとマスクも禁止
(お客さんから冷たく見えるだとか
そういうどうしようもない理由で…)
なところも多いです。

では、接客業として働く人間が
ウイルスから身を守るためには
どうしたら良いのでしょうか。
その点を店長経験を元に解説していきます

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店員だって身を守りたい!

店員は機械じゃありません。
人間です。
ですから、ウイルスから身を守りたいと
感じるのは当たり前のことですし
お客さんをウイルス扱いしている!なんて
批判は見当はずれです。

店員だって身を守りたい。
当たり前のことです。
仕事を終えれば誰にだって
プライベートはあるわけですからね。

ですが、接客する以上、
通常の人よりも感染のリスクが
高い環境にいることもまた事実。

人一倍、感染には注意を
しなくてはいけない職業であるのも事実ですね。

では、どのように身を守ればいいのか。
解説していきましょう。

手洗い・うがいをする

基本中の基本ですが、
接客業であろうと、手洗いうがいを
徹底することは当たり前のことです。

もしも”手洗い・うがい”ができる環境で
あればうがいだけでも定期的にしておくことが
できれば効果的です。

ただし、職場によっては混雑していたり
店長のOKが出なかったり、
手洗い場がなかったりすることも
あると思います。
その場合は別の対策を使うしかありません

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マスクをする

マスクが可能な職場であれば
マスクをすることは必須です。

安いマスクじゃ意味ない!なんていう人もいますが、
何もしないよりはましですから、
とにかくマスクはしておきましょう。

が、ザンネンなことに
マスクを禁止している職場も
接客業では多いのも事実です。
本来は会社の上層部や店長が
その危険性を正しく認識し、
少なくともインフルエンザの流行期や
新型ウイルスが流行した際などには
マスクを許可するべきなのですが
それができない店長や上層部がいるのも事実です。
一応相談してみて、もしも上の考えが
変わらないようであれば、
とても残念なことですが、↓の方法で
対応していくしかありません

お店に加湿器を設置

お店に加湿器を設置することも
有効的な方法です。
新型のウイルスに効果があるのかどうかは
ウイルス次第ですから何とも言えませんが
それでも、全体的に見れば
感染確率を減らすことは十分に可能で
あると思います。

高価なものではなく、小さなものでも
構いませんから、加湿器の設置が
出来るのであれば設置してしまうのは
有効的です。

マスクがNGの場合でも
加湿器であれば、最悪の場合自分で
用意してしまえば、上も文句は
言わないでしょう。

また、マスクがNGでない場合でも
より予防対策を充実させることによって
安心感も増しますし、新型のウイルスをはじめ
色々なものから身を守ることにつながります。

定期的な水分補給

これは非常に大事なことで、
私もお店で勤務している時代には
定期的に水分補給をしていました。

喉を乾燥させないようにし、
ウイルスへの感染を防ぐ
意味合いがあります。
お茶でも水でも、なんでもよいので、
接客の合間合間に一口飲むなどして、
喉を常に潤しておくことは
私個人としてはとても効果的であると
思いますし、実際に医師から
勧められた方法でもあります。

飲み物すら禁止の職場は
ちょっときついですが、
さすがにそこまでひどい職場は
あまりない(ただし、あるにはありますが)
かとは思います。

が、飲み物すら禁止の場合は、
他で解説した項目を確認するか、
もはや、禁止している人(店長とか)から
隠れて飲むなど、工夫するしかないです

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ウェットティッシュや消毒液を使う

手洗いが出来なかったりする場合は
ウェットティッシュや消毒液を利用
するというのもひとつの方法です。

手洗いができる場合でも、併用することで
よりウイルス対策になるでしょう。

ウェットティッシュは100円ショップなどでも
販売されていますが、
ただ単に濡れているものを使うだけではなく
”除菌”の効果がついている
アルコールウェットティッシュ(除菌タイプ)を
使うようにしましょう。
100円でも除菌タイプのものは
ちゃんと売られてますから
買う時に確認して、購入するようにしましょう
(除菌タイプなら、必ず商品パッケージに
記載があります)

濡れているだけのウェットティッシュも
あるので注意です。
(濡れているだけでは除菌効果が望めません)

消毒液はいろいろな種類があります。
ジェルタイプのすぐに乾くものもありますから
お店への設置をおすすめします。
(手洗いNGの場合でも、消毒液なら
さすがにNGにはならないと思いますし
混雑時でもレジの合間にさっと使えるはずです)

体調を崩したスタッフは休めるようにする

これは、店長クラスだとか
会社側がするべき対応ですが、
体調を崩したスタッフは
すぐに休めるような対策をしっかりとしておくことも
大事なポイントの一つになります。

体調を崩したスタッフが
出勤しないといけないような状況を
作っていると、当たり前のことですが
そのスタッフからさらに感染が
広がっていく可能性が高まります。

新型ウイルスでもインフルエンザでも
これは同じことです。
体調を崩したスタッフが無理して
来てしまわないような
環境づくりがとても大事ですし、
”誰か一人(あるいは複数)体調を崩すかもしれない”
という想定を事前にしておき、
人員確保できるよう、考えておくことも
大事なポイントのひとつです。

間違っても体調不良のスタッフに
「来い!」などという職場であってはいけません。

自分自身が体調を崩した場合も
隠したりせず、素直に申告することが大事です。
(体調不良で休ませてくれない職場の場合も
本当に無理だと感じたら無理をしないでください)

最悪の場合入店拒否も…

入店拒否の是非は問われますが
ウイルス流行が事実であり、
それに基づく入店拒否であれば
正当な理由での入店拒否となりますので
問題はないかと思います。

正当な理由がある場合
お店が特定のお客さんの出入りを禁止することは
法律上も問題ありません。
(出禁、というのを聞いたことがある人は多いと思います)

新型ウイルスなどが流行した場合、
店員が感染すれば当然営業もできなくなりますし
人によっては命に関わるケースもありますから、
それを理由に入店拒否を行うことは
お店の安全を守るために、当然の対応です。

もちろん、入店拒否の方法や
貼り紙に記載する文章
(あまりに攻撃的な文章とか、そういうのは
控えてください)は注意する必要はありますが
例えば「咳混んでいる方で、マスクしていない方は
入店禁止」など、店を守るための対応を
するのは、決して間違いではありません。

店長や会社と相談

マスク禁止や手洗い禁止など、
会社や店長が予防対策に対する
意識を持っていない場合、
相談するのも一つの方法です。

ただ、相手が聞く耳を持たない場合は、
やむを得ないので、ほかの方法を
利用するしかありません。

あまりしつこく迫れば
逆に仕事場での立場を悪くする
可能性がありますから
その点は注意しましょう。

まとめ

こんなところでしょうか。
どうしても接客業をしている場合
新型ウイルスに対する危険は
あります。

ですが、感染してしまう可能性を
少しでも下げることは可能です。
会社に対していろいろ不満を感じる
こともあるかと思いますが
自分のできる範囲で、対応していきましょう。

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