夏場の弁当の注意点!食中毒を防ぐためのポイントを解説!

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真夏にも「弁当」を自宅から
職場や学校に持っていく…!という人はいると思います。

しかしながら、夏場の弁当には注意が必要で、
場合によっては、食べようとしたときに
既に腐っていたり、
腐っていることに気づけないまま、
食中毒などを引き起こしてしまう人が
いるのも事実です。

そうなってしまっては、
自分自身も苦しいと思いますし、
生活にも支障が出てしまいます。

それを防ぐためにも、真夏の弁当の注意点やポイントを
しっかりと理解しておきましょう!

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夏場の弁当はリスクが高まる

「安全性」の面だけに目を向けるのであれば
夏場の弁当は、他の季節よりも
そのリスクが高まります。

弁当自体が腐ってしまって
食べることができないようなことが
起きる可能性も高まりますし、
先程も書いたように、食中毒などを
引き起こしてしまう可能性もあります。

どうしても夏場は、そういう、
”弁当に対するリスクが高まる季節”であるということを、
まず、理解しておかなくてはいけません。

それを理解した上で、下記のようなポイントに
しっかりと注意をしておく、ということが
重要になります。

入れるものに注意する

まず、夏場は「食べ物が腐りやすい季節」で
あることを理解した上で、弁当を作る必要があります。

間違っても、”要冷蔵のもの”だとか
”生もの”
”腐りやすいもの”などを入れないようにして下さい。
冬場や、他の季節は大丈夫であっても、
真夏は他の季節とは全く違う、と考えるようにし、
腐りやすそうな食材に関しては極力入れないようにする、
ということが、まず、最重要ポイントとなります。

基本的には加熱済みのものを原則とし、
その中でも、水分の多いものなどに関しては
避けるなどの工夫も必要になります。

特に”加熱する”ということは非常に大事になりますので
この点、忘れないようにしましょう。

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衛生面に注意する

少しでも、弁当の具材が腐ってしまうことを
防ぐために”衛生面”にも注意する必要があります。

弁当箱自体が汚れたままになっていたり、
湿気まみれになっていたり、そういったことは避け、
必ず、弁当を作る前に、
よく洗ったり、除菌したりしてから
具材を入れるようにして下さい。

不衛生な状態で使えば
当然、弁当の中身がダメージを受けるのを
さらに早める結果になってしまいます。

詰め方なども工夫する

弁当に入れるものと、弁当箱の衛生状態を
気を付けても、まだ不十分です。
「詰め方」も工夫しておくと、より安心ですね。

腐ってしまう可能性を少しでも下げるための方法としては、

・具材同士が接触しないようにする(ちゃんと仕切る)
・冷ましてから入れるようにする
・水分などをなるべく含まないようにする

このあたりが重要になります。
弁当の中身が腐る際には、
”他の具材と接触している部分”が特に腐りやすくなっているので
そうならないように、
バランやアルミホイルなど、なんでも良いので、
異なる具材同士が接触しないようにする、
ということも大切です。

保冷グッズを利用する

弁当の中身に関しての対策は
上の部分で終了になりますが、
真夏の弁当の危険性を少しでも下げるためには、
「弁当作り」以外の部分にも気を配る必要があります。

まず、弁当を持っていく際ですが、
可能であれば、保冷バッグなどを利用することが
望ましいです。
真夏は特に、例えば職場に冷蔵庫があるとしても、
職場に移動するまでの間に、非常に暑くなってしまい、
弁当の食材にダメージを与えてしまう可能性がありますし、
職場や学校などの気温が高い場合に関しては
よりリスクが高まります。

そのため、保冷バッグと、保冷剤を利用することが
望ましいです。
どちらも、それほど高いものではないので、
真夏に弁当を毎日持って行っている!と、いう人は
こういったものも用意しておいた方が良いでしょう。

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保存状況に気を付ける

職場や学校などの環境にもよると思いますが、
できることであれば、高温・多湿・直射日光などなど
食品を保存するには適さない条件で
保存しないようにすることが重要です。

冷蔵庫や、食品の保管に適した場所があれば
そこで保存するのが一番ですが、
もしもそういった場所を確保できないのであれば
最低限、その中でも一番涼しい場所を
選ぶことが重要です。

また、直射日光は絶対に避けるようにして下さい。

保冷剤などを入れていれば、ある程度は持ちますが、
それでも、限界はあります。
保管場所が悪い場合は、どんなに具材などの
部分に注意を払っていても、腐ってしまう可能性は
否定できませんので、注意するようにしましょう。

なるべく早めに食べる

作ってから食べるまでの時間が
長ければ長いほど、当然、腐ってしまうリスクなどは
高まっていきます。
当たり前と言えば、当たり前のことですね。

そのため、弁当を食べる時間を、普段の時間から
わざわざ早めるような必要はありませんが、
”いつもより遅くなってしまう”だとか
”後回しにしよう”だとか、そういったことは
避けた方が良いです。

仕事などの場合、
どうしても今食べられない、という場合も
あるとは思いますが、
「帰宅後に食べよう」だとか「夜に食べよう」だとか、
そういうことになってしまうと、
腐るリスクは高まりますので、
どうしても食べることが出来ない場合などに関しては
勿体ない!という気持ちも分かりますが、
処分することも視野に入れたほうが良いです。

仕事や学校の都合上、
「弁当の保管に適した場所がない」状態だったり
「弁当をいつ食べられるか分からない」状態の場合は、
真夏だけは、自宅から弁当を持ち込むのではなく、
コンビニなどで購入したほうが良い場合もあります。

異常を感じたら食べずに処分すること

真夏の弁当は、上記のようなことを
全て守っていたとしても
”リスクを0”にすることはできません。

そのため”異常”を少しでも感じたら
そのまま無理をして弁当を食べたりせずに、
すぐに”処分”してください。
そのまま食べることは厳禁です。
場合によっては食中毒などを引き起こす可能性があります。

注意するべきポイントとしては

・異臭がする
・食べ物の見た目がおかしい
・味がおかしい

この3点になります。
他にも、何らかの異常を感じた場合は絶対に食べず、
そのまま処分してください。

勿体ない!と思う人もいると思いますが
そういう問題ではないので、
腐ってしまった(可能性が高い)のであれば食べずに処分し、
”次回以降、腐らせないようにどうするべきか”を
考えて、次回に経験を生かすようにしましょう。

対応が難しい場合は、夏場は弁当を控える

職場の都合や学校の都合、
弁当を作る時間の都合などなど、
どうしても、上のような対応が難しい!
という人もいると思います。

その場合に関しては
”真夏は弁当を控える”ことも重要になります。

夏場の暑い時期だけでも、
コンビニなどで弁当を購入するか、
社員食堂、学校の購買など(あれば)を利用していくことも
一つの対策方法です。

「たぶん大丈夫」という曖昧な気持ちで、
無対策の状態が続けば、
いつか食中毒などを引き起こす可能性があります。

”夏場の弁当”は非常にリスク自体は高いことは
紛れもない事実なので、油断しないように、していきましょう。

まとめ

夏場の弁当はリスクを伴います。

しっかりと対策した上で
弁当を持っていくのであれば良いですが
対策を全くしていなかったり、
対策することが難しかったりする場合は、
非常に危険です。

何か起きてからでは遅いので、しっかりと対策を
しておきましょう。

もちろん、他の季節においても
油断していると、腐る可能性は0ではありませんから
注意が必要です。

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