メロンパンにはメロンは入っていないの?その答えは…?

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菓子パンの定番の一つ「メロンパン」

スーパーやコンビニ、パン屋などでも
必ず見かけるほど、有名なパンですよね。

しかし、名前が「メロン」パンなのに、
「メロン入ってなくない?」と疑問に
感じるような人もいると思います。

では、実際のところメロンパンには
メロンは入っていないのでしょうか?
どうして、メロンパンという名前が
ついているのでしょうか。

その点について詳しくお話をしていきます。

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メロンは入っていないものが多い

稀に、メロン果汁や果肉などを
利用したメロンパンもありますが、
基本的に、一般的なメロンパンの場合、
メロンは使われていない、というのが現実です。

「メロンパン」という名前であるものの、
メロンが中に入っているわけでも、
メロンジャムが入っているわけでも、
メロン果汁が使われているわけでもない、というのが
現実になります。

ごく一部のメロンパンには例外のものもありますが、
そもそも、メロンパンが初登場した当初から、
つまりは昔から「メロンパン」はメロンが入っているものでも
メロンが使われているものでもないのです。

名前から、メロンが使われていたり、入っていたりするイメージを
受ける人は多いと思いますが
実際のところは、そうではない、ということになります。

どうしてメロンパンという名前になったの?

どうしてメロンパンという名前になったのか。

今でこそ、メロンを使っているメロンパンは
一部に存在しますが
当初はメロンパン=メロンは使われていない のが
当たり前でしたし、今も大多数のメロンパンはそうです。

そうなってくると
「メロン使ってないのに、なんでメロンパンという名前に
なったんだ?」と疑問に感じるような人も
いると思います。

これに関しては、諸説があり、
具体的には「どうしてメロンパンという名前になったのか」は
ハッキリ記録に残されていないようです。

一番有力と言われているのが
「表面がメロンの形・模様に似ているから」と、言われています。

つまり、味や中身のお話ではなく、
「メロンみたいに見えるパン」だから「メロンパン」と
呼ばれるようになった、ということですね。

他にも、他の呼ばれ方から訛りが生じて名前が
変わっただとか、利用されていた調理器具の名前から
取ってメロンパンになった、だとか、
そういった色々な説も存在していますが
「本当はどの理由だったのか」というところまでは
現時点では分かっていません。
(この先も解明される可能性は低そうですね…)

少なくとも
「メロンを使っているから」
「メロンの味がするから」
…などなど、そういう理由で
メロンパンと名付けられたわけではありません。

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現在ではメロン関係のものが使われている場合も

現在のメロンパンには
一部ではありますが「メロンが使われている」ものも
存在しています。

これは、メロンパンが登場した当初から
そうだったわけではなく、
「後から」そうなった、という感じですね。

メロン果肉が入っているようなものは
その中でもごくわずかですが、
メロン果汁が使われていたり、メロンクリームが
使われていたりするようなメロンパンも
探せば存在しています。

また、メロンは使われていないものの、
中にクリームなどが入っているタイプの
メロンパンも最近では増えていますね。

これらはいずれも「後付け」でメロンが
使われるようになっただけですが、
最近ではある意味、本当の意味での
メロンパンも出現している、ということになります。

チョコなどが使われているものも登場

最近では「チョコチップメロンパン」など、
もはやメロンからかけ離れている味の
メロンパンも登場しています。

元々、メロン味だとか
メロンが使われているとか
そういうことではないので、
こういった、メロンとは全くかけ離れたタイプの
メロンパンも登場しています。

「メロンパン」は「メロンのパン」ではなく
「メロンパンという一つのパン」ぐらいに
考えておくとイメージもしやすいかと思います。

メロンが入ってないのにメロンパンと名乗ってもいいの?

これは、問題ありません。
昔からずっと存在するものであり、
「メロンパン」という一つの食べ物・言葉として
もはや定着している以上、
問題になるようなことはないでしょう。

が、例えば今の時代までもしも
「メロンパン」が全く存在していなかったとすれば、
「メロンパン」という名前でメロンが何も使われていないパンを
発売すれば「誤解を招く」という理由で
不適切な表現・商品とされた可能性はあります。

ただ、現実にはメロンパンは昔から存在しており、
既に「メロン+パン」ではなく「メロンパン」という言葉で
定着している以上は、
この先も問題になることはないでしょう。

メロンパンの中身を「こういうものにしなければいけない」
という法律や、メロンパンの味を「こうしないといけない」という
法律は存在していないので、
度を超したようなことをしない限りは、
メーカー・お店の自由に色々なメロンパンを作ることができます。

まとめ

メロンパンは、当初、
「メロンが入っているパン」でもなければ
「メロンの味がするパン」でもなく、
他の理由からそう名付けられただけのパンでした。

最近では↑にも書いた通り
メロンが使われていたり、
メロン味のものもあったりしますが、
元々はメロンパンとは、
メロンとは特に直接的には関係のないパンとして
展開されていたパンでした。

今でも基本的には「メロンは入っていない」ものが多いので、
「メロンのパン」ではなく「メロンパンという名前のパン」
だと覚えておきましょう。

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