パソコンのメモリ不足とは?原因と対処法を徹底解説!

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パソコンには「メモリ」と呼ばれるものがあります。

メモリの容量が
「パソコンが一度に処理できる能力」を示しており
容量が大きければ大きいほど、
色々なことを一度に実行できる、ということになります。

逆にパソコンのメモリの容量が低いと
例えば、一度に色々なソフトウェアを起動したりしていると
動作が遅くなってしまいます。

では、メモリ不足になるとどうなるのか、
原因は何か、
対処法は何かをそれぞれ解説していきます。

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メモリ不足で何が起こるの?

パソコンでメモリ不足の状態になってしまうと、
パソコンの動作が遅くなります。
メモリが不足している状態でも
パソコンを使用することは基本的にはできますが
その動作が非常に鈍くなるために、
仕事などの作業を行っている場合には
作業に支障をきたすようなことも出てきてしまいますし、
ゲームなど、趣味で利用している場合でも、
色々と不便なことになってしまいます。

状況によっては
”かなりのストレスになる”レベルで
パソコンの動作が遅くなることもあるので、
注意が必要です。

では、そんな「メモリ不足」になってしまうのはなぜか、
そして、どのように対処していけば良いのか、
それを、それぞれ解説していきます。

メモリ不足の原因は?

パソコンがメモリ不足になってしまう理由には
どのような理由があるのでしょうか。
まずは、その原因を見ていきましょう。

・元々のメモリのスペックが低い
パソコンには「メモリ4GB」だとか「メモリ8GB」だとか
必ず搭載されているメモリの記載があるかと思います。
この、元々のメモリの容量が小さい場合に関しては、
パソコンの使い方によっては「メモリ不足になる可能性もある」と
いうことですね。
自分がどのようにパソコンを使うのか、ということを考えて
動画やゲームなど、メモリの使用量が多くなりがちな使い方を
する場合に関しては、メモリについても、ある程度余裕を
見ておいた方が、良いでしょう。

・一度に色々なものを開きすぎている
一度に色々なソフトウェアを開いたり、
色々な作業をすれば、当然、メモリの使用量は増えていきます。
大容量のメモリであればある程度心配はいりませんが、
それほど容量の高くないメモリを使っている場合に関しては、
一度に色々なものを開きすぎると、
メモリ不足が生じて、パソコンの動作が遅くなってしまう
可能性が考えられます。

・容量を使いすぎている
パソコンの容量を使いすぎている場合は
メモリの使用量が増えることがあります。
不要なデータなどを大量にパソコンに保存しているような場合は
注意が必要です。

・周辺機器などの問題
パソコンの周辺機器を大量に接続したりしている場合
メモリの使用容量が増えてしまう場合があります。
たくさんの機器をパソコンにつないだりしている場合は
念のため、注意しておいた方が良いでしょう。

・パソコン自体の調子が悪い
長年使用を続けていると、
パソコンもどんどん劣化していきます。
だんだんと動作が遅くなるような場合は
メモリ云々以前に、パソコン自体がそろそろ悲鳴を
上げている、という可能性も否定はできません。

理由としてはこんなところでしょうか。
メモリ自体の容量が元々少ないケースや、
自分の使っているパソコンのメモリの容量に見合わない
作業量を一度にやっている、
パソコン自体の調子が悪くなってきている…
などなどの原因が考えられます。

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パソコンのメモリの使用量を確認する方法

自分のパソコンが、今、どのぐらいメモリを
使っているのかを確認する方法は、
ウィンドウズの場合は
「Ctrl」+「Alt」+「Del」(キー)の同時押しで、
タスクマネージャーを開くことで確認することができます。

使用%が100に近ければ近いほど、
メモリがいっぱいいっぱいであることを示しています。

普段の使い方で100パーセントに近い状態が
ずっと続いているような場合は
メモリ自体があなたの使い方に対しては「足りていない」
可能性もあります
(対処法は↓で解説します)

メモリはどうやって確認するの?

搭載されているメモリを確認する方法はあるのかどうか。

メモリを確認するためには、
パソコンを購入した際のスペックなどを確認しても良いですが
パソコン自体でも確認できます。

ここでは一例としてウィンドウズ10のメモリ容量の
確認方法を記しておきます。

ウィンドウズ10の場合は
「スタート(左下のウィンドウズマーク)」⇒「設定(歯車のマーク)」⇒
「設定(今度は文字)」⇒システム⇒バージョン情報の順番に
進んでいくと「実装RAM」のところにお使いのパソコンの
メモリが表示されます

メモリ不足の対処方法は?

パソコンのメモリが不足してしまっている場合の
対処方法は下記の通りです。

・不要なものを閉じる(応急処置)
不要なウィンドウなどを閉じてください。
出来る限り一度に複数の作業をしないようにすることで
ひとまず、メモリを確保することができます。

・メモリを増設する
メモリは単体で販売されています。量販店や
ネットなどで購入し、自分の使っているパソコンに
挿入することで、メモリを増やすことができます。
容量が決定的に足りていない場合、一番手っ取り早い
解決方法が「メモリを購入してしまう」ことですね。
やり方が分からない方向けに家電量販店などではサポートを
行っているところもあります。

・PCを買い替える
パソコン自体の調子が悪い場合や、ちょうど買い替えようと
考えていた場合などはPC自体を買い替えてしまうのも
一つの方法です。
調子が悪かった場合は、同じメモリの容量でも
早くなる可能性もありますし、
買い替えの際に、メモリの容量の高いものを選ぶのも
一つの方法です。

・使っていないファイルやプログラムの削除
パソコン内に余分なデータがあればあるほど
メモリに負担がかかる可能性も高まります。
使っていないファイルは削除するか
USBメモリなどの外部記録媒体に移すようにし、
プログラムに関しても
全く使わないものはアンインストールしてしまいましょう。

・デフラグを行う
デフラグと呼ばれる作業を行うことで、
ハーディスク内のデータを最適化し、負担を
抑えることができます。
デフラグのやり方はお使いのOSによって異なります。

・設定を見直す
パソコンの設定を見直す
(演出よりも機能面を優先する設定にする)ことで、
メモリへの負担をわずかではありますが
軽減することができます。

こんなところでしょうか。
ただし、メモリの増設やPCの買い替え以外は
あくまでも「メモリへの負担を少しずつ」減らすだけのものです。

自分のパソコンの用途に
メモリの容量が見合っていない場合は
メモリを増設するか、PCを買い替えるかしか
方法はありません。
根本的に容量が足りていない、という場合は
メモリの増設などを検討してみてください。

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メモリはどのぐらいあればいいの?

勿論、容量が高ければ高いほど
良いことは確かですが
容量が高ければ費用も掛かります。

そのため、基本的には4GBや8GBでも十分だとは
思いますが、オンラインゲームなどをプレイしたり、
メモリに負担がかかるような作業をする場合や、
その他にもメモリの容量をたくさん使いそうな用途で
パソコンを使っていく場合に関しては
16GBなど、高い容量のものも検討していく必要が
あるでしょう。

まとめ

パソコンのメモリが不足している状態だと、
本当に不便な状態を強いられます。

かなり速度が遅くなるので
プライベートの場合はストレスになりますし、
仕事の場合はストレスだけではなく
仕事上にも支障が出て来ることも考えられます。

そうなってしまわないよう、メモリについては
ある程度意識しておいたほうが、良いでしょう。

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