マルハラとは?どのように対応していけばいいの?ポイントを解説!

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”マルハラ”とは何か。

あまり聞きなれない人もいると思いますが、
最近では、多種多様の~~ハラスメントという言葉が
生まれており、マルハラもそのうちの一つです。

この言葉の意味と、
どのように対応していけば良いのか、
この点について、店長経験をもとに解説していきます。

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マルハラの意味は?

マルハラとは、LINEやメールなどでの文章のやり取りを
「。」(句点)で終わらせることにより、
相手に威圧感を与えてしまうようなことを示す言葉です。

主にバイト先の店長⇒バイトなど、
上司から部下に対しての場合に使われることが多く、
文章の最後が「。」であることによって、
相手が怒っているように感じてしまったり、
不安を感じてしまったりすることがある…と、
言われています。

例えば「了解しました。」みたいな文章だと
何となく淡々としたイメージを受けたり、
そういうことを示しているわけですね。

私は何でもハラスメントという言葉を使うことには
あまり良い印象は抱いていませんが、
「。」だと愛想が無いように感じる…という気持ちは
分かるには分かります。

「了解しました。」と
「了解しました!」では、確かに
受け取り側のイメージは違うでしょうからね。

では、こう言ったことに対して、
どう対応していけば良いのか、
”マルハラ”でトラブルを起こさないための
ポイントを解説していきます。

マルハラどうこうよりも、大事なのは普段からの信頼関係

店長経験をもとに言うと、
「。」をつけるかどうかよりも大事なことは
”普段からの部下との信頼関係”が、非常に重要なポイントで、
正直「。」をつけるかどうかは二の次です。

と、言うのも普段から店長とバイト(上司と部下でも良いですが、例えとして
店長とバイトでお話します)の信頼関係がしっかりと出来ていれば
「了解しました。」と仮に送ったとしても、
マルハラだ!なんて言われないでしょうし、思われないでしょうし、
それがプレッシャーで辞められてしまうなんてこともないでしょう。

逆に、普段から信頼関係が築けていなかったり、バイトから
怖がられていたりすれば「。」だけでもバイトに圧力となり、
辞める人が出る…というのも可能性としては0ではありません。

大事なのは「。」がどうこうではなく
”普段からの信頼関係”であり、マルハラを気にするよりも、
まずはそこです。

実際、私はバイト時代に気分屋の店長の元で働いたり、
人の良い気さくな店長の元で働いたりしましたが
前者の店長の時は本当に”ちょっとしたきっかけ”で
音信不通になるバイトが多かったモノです。

店長や上司の立場で
”マルハラと思われたらどうしよう”と悩んでいる人は
まず”そんなことより普段からの信頼関係”を強化するべきだと
いうことを認識して下さい。

普段からの信頼関係がしっかりと作れていれば
仮に「。」をつけてしまっても、それでどうこうなってしまうことは
まずありません。

もちろん、「。」ではなく「!」にするなど、
淡々とした文章ではなく、文章のやり取りをする際には
誤解されないようにすることも大事ですが
(私の店長時代は、マルハラという言葉はありませんでしたが
私は「!」などを使って暗い感じにならないようにしていました)
基本的に一番大事なのは”普段の信頼関係”なので
そこを忘れないようにしてください。

「。」のことだけ考えているような店長は、
失敗します。

また、「。」をつけたらバイトが来なくなった!とか、
そういうことがもしもあったとすれば、
それは「。」が直接的な原因ではなく
”普段の振る舞いに問題がある可能性が高い”ので、
「。」のせいにせず、自分の行動を見直しましょう。

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バイト側はあまり気にしなくていい

バイト側・部下側へのアドバイスとしては
店長や上司から「。」で文章が送られてきても
気にしなくていいかと思います。

文章があまり得意ではない人もいますし、
それだけで怒っているかどうかは分からないので
(大抵の場合「。」=怒っているということではないはずです)
その点は気にしなくても良いでしょう。

普段から店長や上司と接していれば
何となく、雰囲気で分かると思いますので
やはりバイト側から見ても、”普段からの信頼関係”は
大事であるかと思います。

実際、あまり騒がれていない気はする

よく、ニュースなどで話題になる〇〇ハラスメントは
実際、あまり世間的に騒がれていないケースも多いように見えます。

私が店長時代にもそういう(別の)ハラスメントを見たことがありますが
一度も現場でそんな言葉を聞いたことはありませんでしたし、
周囲も、そんな言葉は知りませんでした。

もちろん、実際に騒がれていること、
嫌がっている人がいることは
”昔はこうだったんだ!”ではなく、柔軟に対応していくべきですが、
一方で、ニュースなどで騒がれている〇〇ハラスメントは
社会ではあまり使われていない言葉であることも多いので、
ある程度話半分に聞いておくことも大切です。

まとめ

マルハラについては
「。」がどうこうよりも、
普段からバイトや部下との信頼関係を
作っておくことが大事です。

「。」だけでやめられてしまう、なんてことは
まずなく、それで辞められてしまった場合
”普段の振る舞いから信頼を得られていなかった”ということの方が
遥かに大きいです。

勿論、相手が「。」を嫌がっているのであれば
柔軟に対応が必要ですが
それ以上に大事なのは”普段からの部下との接し方”になりますので
この点は絶対に忘れないようにしてください。

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