クレジットカードの有効期限更新時に注意するべきこと・やるべきこと

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クレジットカードは、
数年ごとに一度(期間はカードや契約により異なります)
有効期限を迎え、新しいカードに更新されます。

基本的に新しいカードは何か手続きをせずとも
自動で届きますが、
届いたあとにいくつか自分自身でやらないといけないこともあります。

この部分を忘れてしまうとトラブルになってしまったり、
最悪の場合、クレジットカードで引き落としをするものの
支払いが上手くできなかったり…というトラブルに
発展する可能性が考えられますので
クレジットカードが有効期限を迎えた場合には
しっかりと対応をしていくようにしましょう。

では、クレジットカードの有効期限の更新時に
注意するべきことや、やるべきことを順番に
ご紹介していきます。

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カード自体は基本的に自動で届く

クレジットカードの有効期限の月を迎えると
基本的に、前月~当月の上旬~中旬ごろに
新しいカードが自動的に自宅に送付されてきます。

例えば有効期限が2024年3月までなのであれば、
遅くとも3月10日前後ぐらいから20日ぐらいまでに
届く場合が多いかと思います。

万が一、カードが届かない場合に関しては、

・住所などが変更されている
・名義などが変更されている
・支払いをちゃんと行っていない
・カード自体をずっと使っていない

など、そういった原因が考えられます。

もちろん配送上のトラブルや向こう側のミスで
ある可能性も考えられますので、
もしもカードが有効期限を迎える月の後半になっても
届かないようであれば各カード会社に問い合わせを
してみると良いと思います。

カードが到着した際には、
下記のような対応や確認を行っていきましょう。

記載情報などを確認する

まずは、自分のカードの名義やカード番号などを
しっかりと確認しましょう。
まずないことですが、万が一、名義などが間違っている場合は
そのまま使用したりせずに、すぐにカード会社に確認を行ってください。
そのまま無理に使用していると、後々トラブルが起きる可能性もあります。
(ちなみに、セキュリティコードは変わりますので
セキュリティコード(カード裏面の数字)が前と違うのは
普通のことなので、特に問題はありません)

カードの表記などが間違っていないことを確認したら、
契約内容や利用規約などに変更がないかどうかを念のため確認し、
それが終わったら、新しいカードを利用するために
色々と準備をしていきましょう。

なお、新しいカードは届いたその日から利用可能ですので、
下記の準備が終わり次第、利用してもらって大丈夫です。

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カードの裏面に署名を行う

クレジットカードの裏面には署名を行う欄があり、
ここは自分自身で名前を記入する必要があります。

新しいカードが届き、問題がないことを確認したら
ここにフルネームで署名をしておきましょう。
署名に関しては、漢字でもひらがなでもローマ字でも
個人の自由ですが(名前はちゃんと自分の名前を書いて下さい)、
お店などでサインを求められた際に書くものと同じように
しておきましょう。

ちなみに、署名欄がないカードも存在するので、
署名が不要なカードの場合は、
署名については気にしなくても大丈夫です。

署名をする際に万が一失敗してしまった場合に関しては
カード会社に連絡して対応を相談してみて下さい。
(名前を間違えて書いた場合や、署名欄を
解読不能なレベルで汚してしまった場合など)

旧カードを処分する

新しいカードが届いたら、古いカードは処分しましょう。

そのまま残しておいても、自分自身が使い間違えたり、
無くしたり絶対にしないのであれば問題はありませんが、
基本的には、旧カードは処分するのが基本ですし、
残しておいても意味はないので、処分してしまいましょう。

旧カードに関しては
ハサミ、あるいはシュレッダーなどで
細かく切断してから処分するようにし、
金色に光る部分(データが保存されています)に関しては
特にしっかりと裁断しておくようにしましょう。
(そのまま捨てると一番リスクの高い部分になります)

ゴミ捨てに関しては
お住いの自治体の区分に従って捨てるようにしてください。

当然ですが、旧カードと新カードを間違えて切断してしまわないように、
旧カードを処分する前には
しっかりと今から切るのが旧カードなのかどうかを確認してから
切断するようにしてください。
(間違えて新しいカードのほうを切ってしまうと大変なことになります)

万が一、間違えて新しいカードのほうを切断してしまった場合に
関しては、すぐにカード会社に連絡して
対応をお願いしてください。
(当たり前ですがそのまま旧カードを使い続けることはできません)

クレカで支払いしているものがある場合

クレジットカードを使って、毎月何かを
支払ったりしている場合に関しては、
支払情報を更新する必要があります。

そのまま放置しておくと、
場合によっては未払いになってしまい、利用していたサービスの
契約を突然打ち切られたりする可能性や、
支払いが出来ていない状態になって、トラブルになる可能性が
考えられますので、
クレジットカードの有効期限が更新された際には
必ず、”更新されたクレジットカードで支払いをしていたもの”を
頭の中で思い浮かべて、そういったものがあるのであれば
それぞれの場所で情報の更新を行ってください。

修正する場所は
”有効期限”と”セキュリティコード”になります。
ネットなどのサービスでの支払いの場合、
支払情報の登録などをしていると思いますので、
そこで、カードの情報の変更を行い、
有効期限とセキュリティコードを入力し直す必要があります。

また、ネット以外で手続きをしているものに関しても
当然変更が必要になりますので、
それぞれカードの情報変更の手続きを行ってください。
(方法が分からない場合、更新されたカードで支払いをしている相手に
 電話で問い合わせをするなどして、方法を確認しましょう)

なお、稀にカード情報が自動で更新されるものも
ありますので、更新しようと思っていたら既に新しいカードの
情報に切り替わっていた場合は何もする必要はありません。
(例えばAmazonのクレジットカードなどは、Amazon上では
自動的に情報が更新されることがあります。
※毎回そうとは限らないので、必ず自分の目でも確認は必要です)

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上記の確認を終えたら利用開始

上記の確認を全て終えたら、
後は今まで通り、新しいクレジットカードを
使ってもらって大丈夫ですので、
財布などに入れている場合は、旧カードと間違えないように
入替を行っておきましょう。

↑のようなことを確認しておかないと
トラブル(特に支払いに利用している場合、セキュリティコードや
有効期限を更新しておかないと、支払いが出来ていない状況になって
しまいます)が起きる可能性がありますので、
必ず、面倒でもしっかりと確認を行っておき、
万全の状態で新しいクレジットカードを利用できるように
しておきましょう。

新しいカード自体は、基本的に届いたその日から
利用可能ですので、旧カード自体は
確認が終わったら処分してしまって大丈夫です。

まとめ

クレジットカード有効期限の更新の際に
特に見落としがちなのが
”支払いに利用している際の支払情報の更新”です。

ここを忘れてしまうと、
重大なトラブルに発展してしまう恐れがありますので
忘れないようにしっかりと確認した上で、
必要なところがあれば、
支払情報の修正を確実に行うようにしてください。

処分や署名などに関してはあまり忘れることは
ないと思いますが、この点は忘れがちな部分なので
注意するようにしましょう。

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